DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2016年04月30日 00時58分23秒 | 世界ボクシング
2016年4月最終週末の試合予定です。

30日 土曜日
パナマ
WBCバンタム級シルバー王座決定戦:
元WBA王者アンセルモ モレノ(パナマ)対 元WBCスーパーフライ級王者スリヤン ソー ルンビサイ(タイ)

米国・ワシントンDC
WBCスーパーミドル級戦:
王者バドゥ ジャック(スウェーデン)対 挑戦者ルシアン ブテ(カナダ)

IBFスーパーミドル級戦:
王者ジェームス デゲール(英)対 挑戦者ロヘリオ メディナ(メキシコ)

米国・カリフォルニア州
ウェルター級12回戦:
元3団体ウェルター級(統一ではない)王者アンドレ ベルト 対 ビクトル オルティス(共に米)
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内山、まさかの王座転落(WBAスーパーフェザー級)

2016年04月29日 00時12分27秒 | 世界ボクシング
一昨日27日・水曜日、大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦:
暫定王者ジェスレル コラレス(パナマ)KO2回2分59秒 スーパー王者内山 高志(ワタナベ)

*2回1分過ぎに内山が前に出たところにコラレスの右がヒット。内山はもんどりうってダウンを喫してしまいます。このダウンによるダメージは深刻で、試合再開後、内山は連打で再びダウン。


(本来なら逆のシーンになる筈でしたが)

何とかこの回は凌ぎ切れるかと思いましたが、このラウンドの最後の最後にコラレスに捕まってしまいゲームセット。予想外の試合内容、結果で内山が王座から転落。6年以上11度の防衛を重ねてきた王座と決別する結果となってしまいました。

「曲者」とはこのコラレスのような選手のことを言うのでしょう。内山戦前までの戦績は19勝(7KO)1敗。昨年師走に暫定王座を獲得していますが、キャリアのすべてを母国パナマで行ってきた選手です。その戦績からすると、「非力なアウトボクサーかな?」と勝手に想像していましたがどうしてどうして。上体を柔らかくクネクネと振り、滑らかなフットワークを多用。時にはオーソドックスにスイッチする変則的なサウスポー。パンチは思い切り振り、効いたパンチがあれば連打で追い討ちをかける。対戦相手にとって嫌なタイプといっていいでしょうね。

試合の序盤戦に起きるKO/TKO劇というのは交通事故的偶然性を有する場合が多々あります。この試合もそんな事故的試合だったのではないでしょうか。この試合が決定してから内山の「モチベーションの低さ」が懸念されていましたが、前王者がしっかりと肉体、精神的準備をして臨めば、内山の王座奪回もそうは難しくないと思います。ただ今回の試合に関して言うならば、内山云々以上に、コラレスの見事な王座奪取ぶりが褒められるべきでしょうか。


(まさかこんなシーンを目にするとは)

何はともあれ、ここまで驚いた試合結果は久しぶりです。


WBAスーパーフライ級戦:
王者河野 公平(ワタナベ)判定3対0(119-106x3)挑戦者インタノン シスチャムアン(タイ)

*試合前から王者の圧勝が予想されていた一戦。そんな場合、有利が予想されていた選手が無意識のうちに固くなり、思わぬ試合展開、結果になる場合があります。挑戦者が予想外のしぶとさを見せましたが、河野が持ち前の手数とスタミナを十二分に披露。4回、5回、そして7回にそれぞれ1度ダウンを奪った王者が大差の判定勝利を収め、保持する王座の3度目の防衛に成功しています。


(奥方に支えられ、共に戦う河野。うらやましい)


WBAライトフライ級戦:
王者田口 良一(ワタナベ)TKO11回終了 挑戦者ファン ランダエタ(ベネズエラ/トヤマ)

*上記の2試合同様、王者の圧勝防衛が予想されていたこの試合。ランダエタが嫌らしい選手なだけに、田口が戸惑う場面も予想されていました。しかし9回に執拗なボディー攻撃で2度。10回には上へのパンチで1度。11回にはボディー攻撃と勢いでさらに2度のダウンを追加した田口がランダエタを棄権に追い込みTKO勝利。本人は完全ならKO勝利が出来なかったと悔しがっていましたが、非常に内容の濃い勝ち方をしたのではないでしょうか。


(田口のボディ炸裂!)

保持する王座の3度目の防衛に成功した田口には、日本国内の強豪選手が挑戦を目論んでいます。WBOミニマム級王座を返上したばかりの田中 恒成(畑中)。元WBAミニマム級王者の宮崎 亮(井岡)。一戦ごとに評価を上げている日本王者の拳 四朗(BMB)。安易な日本人同士による世界戦には反対ですが、この3選手との防衛戦は実現すれば面白い試合になるでしょうね。それらの試合が実現する場合、出来れば挑戦者の地元(名古屋、大阪、京都)での開催を望みます。


(試合毎に力を増している田口。次の刺客はだれに?)


ヘビー級8回戦:
日本王者藤本 京太郎(角海老宝石)判定3-0(80-73x2、80-72)ネイサン マッケイ(豪)

*日本国内に対戦相手がいない藤本ですが、豪州の大柄な選手にワンサイドの判定勝利。日本国内戦の防衛戦実現は難しいでしょうが、定期的に試合を行っていって貰いたいですね。
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岡田、麻生を返り討ち(日本スーパーライト級)

2016年04月28日 00時01分54秒 | 日本ボクシング
先週19日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーライト級戦:
王者岡田 博喜(角海老宝石)TKO7回2分15秒 挑戦者麻生 興一(三迫)

*2014年7月に対戦した両者。その時は僅差の判定で岡田が勝利。その年のチャンピオン・カーニバルで獲得した同王座の初防衛に成功しています。その後両者揃って2戦を行い、共に2KO(TKO)勝利を収めて今回の再戦となりました。

この試合、前に出てプレッシャーをかけ続けたのは挑戦者。王者はその攻撃をフットワークとコンビネーションで対抗していきます。前進するも不利の展開を覆せない麻生。結局は試合前半で負った負傷のためにTKO負けを喫してしまいました。

前回の対戦より明白な実力差を見せ付けた勝利を収めた岡田。保持する王座の4度目の防衛に成功しています。
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ラッセル、1年ぶりの試合で圧勝(WBCフェザー級他)

2016年04月27日 00時12分44秒 | 世界ボクシング
今月16日、米国・コネチカット州で行われた試合結果です。
WBCフェザー級戦:
王者ゲリー ラッセル(米)TKO2回1分33秒 挑戦者パトリック ヘイランド(アイルランド)

*昨年3月、日本でもお馴染みのジョニー ゴンザレス(メキシコ)に快勝し現在の王座についたラッセル。その後試合延期や、自身の怪我などで今回の初防衛戦までに1年以上のブランクを作ってしまいました。

試合の方はブランクの鬱憤を晴らした、とでも言うのでしょうか。2回に3度のダウンを一挙に奪いそのまま勝利。圧勝で初防衛に成功しています。ラッセルがリングを離れている間に、同王座には暫定王者が誕生(と言っても誕生したのは先月ですが)。その王座にはスーパーバンタム級のWBA暫定王座を獲得した経験を持つオスカル エスカンドン(コロンビア)が就任しています。


IBFスーパーフェザー級戦:
王者ホセ ペドラサ(プエルトリコ)判定3対0(116-111x2、117-110) 挑戦者スティーブン スミス(英)

*内山 高志(ワタナベ)の対抗王者であるペドラサ。9回にダウンを奪い無難な判定勝利。昨年6月に獲得している同王座の初防衛に成功しています。
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ゴロフキン、予想通りの圧勝(3団体ミドル級戦他)

2016年04月26日 02時39分55秒 | 世界ボクシング
先週末23日・土曜日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
3団体統一ミドル級戦:
王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)KO2回2分37秒 挑戦者ドミニク ウェイド(米)

*戦前から王者の圧勝が予想されていた今回の一戦。しかし両者の力量差は予想以上に感じられました。初回終了間際に右でウィイドからダウンを奪ったゴロフキン。2回に2度、同じパンチでダウンを奪った王者はそのままKO勝利を収めています。この試合、決め手となった右はもちろん、随所に見せた左のボディーも効果的なパンチだったように思います。

この勝利により、もっとも長く保持しているWBA王座の16連続防衛(全KO/TKO)に成功したゴロフキン。元WBCジュニア・フェザー級(現スーパーバンタム)王者ウィルフレド ゴメス(プエルトリコ)の築き上げた世界王座17連続防衛記録にあと一つに迫った事に。

現在3つの王座を保持しているゴロフキン。WBCはいまだに暫定が付く王座のままで、その2文字が付かない王座についているのがサウル アルバレス(メキシコ)。2週間後にアミア カーン(英)を迎え、一つ下のスーパーウェルター級の体重リミット+1ポンドの契約ウェートで、その王座の初防衛戦を行います。またWBAは、ゴロフキンから見て格下王者であるダニエル ジェイコブス(米)との王座統一戦を催促される動きが出てきているようです。

ちなみに今回のウェイド戦は、ゴロフキンの3つ目の王座であるIBFの指名防衛戦をして行われています。


WBCフライ級戦:
王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)判定3対0(120-108、119-109x2)挑戦者マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ)

*この試合も、上記の一戦同様王者の圧勝が予想されていました。そして試合内容も同様のもの。挑戦者は2014年の9月にタイで世界初挑戦を行い、その時は1対2の判定負けとかなり粘っていました。しかし今回は如何せん、相手が悪かったようです。

全勝記録を45(38KO)に伸ばしたロマゴン。KO率は84%と軽量級では相変わらず異常な高さを維持しています。
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石田、僅差の判定でV5(日本スーパーフライ級他)

2016年04月25日 00時09分47秒 | 日本ボクシング
先週17日・日曜日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
日本スーパーフライ級戦:
王者石田 匠(井岡)判定2対0(96-94、96-96、95-95)挑戦者船井 龍一(ワタナベ)

*終始ペースを譲れなかった両選手。僅差の判定ながらも王者が勝利。保持する王座の5連続防衛に成功。世界4団体の内、2つの王座が日本に君臨しているスーパーフライ級戦線。石田にもそろそろ世界の声がかかるのではないでしょうか。


日本スーパーウェルター級戦:
王者野中 悠樹(井岡弘樹)判定3対0(97-93、98-93、99-92)挑戦者清水 優人(木更津グリーンベイ)

*少々地味な存在ながらも、常に国内の実力者たちを対戦している野中。中盤以降に挑戦者との実力者を見せつけて快勝。2度の日本王座の4連続防衛に成功しました。


OPBF(東洋太平洋)ライト級戦:
王者中谷 正義(井岡)TKO初回1分19秒 挑戦者闘将青木誠(グリーンツダ)

*好選手が目白押しの現在の井岡ジム。勢いという点ではこの中谷が現在一番かもしれません。ここ数戦、比国で実績を積んでいた青木を一蹴。僅か79秒で5連続防衛に成功しています。
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ドネア、圧勝で返り咲きV1(WBOスーパーバンタム級)

2016年04月24日 01時35分31秒 | 世界ボクシング
現地時間の数時間前(23日・土曜日)、比国で行われた試合結果です。
WBOスーパーバンタム級戦:
王者ノニト ドネア(比)TKO3回2分44秒 挑戦者ゾルト べダック(ハンガリー)

*13ヶ月前に同級に再降格してきたドネア。昨年はその再降格試合を含め3戦を消化し全勝(2KO)。師走には現王座に返り咲くことに成功しています。

体はダブついているも、シャープな動きは健在なドネア。それなりのレベルの選手であるべダックをまったく寄せ付けずに快勝。ドネアは2回にダウンを奪い、最後はレフェリーストップに持ち込んでいます。好調を維持しながら、返り咲いた王座の初防衛に成功しています。

いまだに実力は十分ある事を証明したドネア。最近の同級戦線は英国勢に話題を奪われがちですが、今後同級で再びどんな活躍を見せていくか楽しみですね。
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今週末の試合予定

2016年04月23日 00時46分26秒 | 世界ボクシング
2016年4月第4週末の試合予定です。

23日 土曜日
比国
WBOスーパーバンタム級戦:
王者ノニト ドネア(比)対 挑戦者ゾルト べダック(ハンガリー)

メキシコ
WBCスーパーフライ級戦:
王者カルロス クアドラス(メキシコ/帝拳)対 挑戦者リッチー メプラヌン(比)

米国・カリフォルニア州
3団体統一ミドル級戦:
王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)対 挑戦者ドミニク ウェイド(米)

WBCフライ級戦:
王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)対 挑戦者マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ)


27日 水曜日
大田区総合体育館
WBAスーパーフェザー級戦:
スーパー王者内山 高志(ワタナベ)対 暫定王者ジェスレル コラレス(パナマ)

WBAスーパーフライ級戦:
王者河野 公平(ワタナベ)対 挑戦者インタノン シスチャムアン(タイ)

WBAライトフライ級戦:
王者田口 良一(ワタナベ)対 挑戦者ファン ランダエタ(ベネズエラ/トヤマ)


28日 木曜日
後楽園ホール
日本ウェルター級戦:
王者新藤 寛之(宮田)対 挑戦者有川 稔男(川島)
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7戦目で2階級制覇なるか?(色々:04‐22‐16)

2016年04月22日 00時07分50秒 | 世界ボクシング
最近(2016年4月22日ごろ)のニュースです。

1)中々次の試合が決まらなかったWBOフェザー級王者ワシル ロマチャンコ(ウクライナ)。1階級上のWBO王者ローマン マルティネス(プエルトリコ)に挑戦することが決まりました。この試合が行われるのは6月11日、場所は米国・ニューヨーク州。ロマチェンコにとり、この試合が初の米国東海岸での試合となります。そしてここでスーパーフェザー級王座奪取となれば、史上最短7戦目で世界2階級制覇となります。

2)日本でもお馴染のジョニー ゴンザレス(メキシコ)が今月2日、ジャスティン サビ(ベニン)と対戦。2回TKO勝利を収め、保持するWBCインターナショナル・シルバー王座スーパーフェザー級王座の初防衛に成功しています。ジョニゴンにとってこの勝利が通算60度目の白星。KO勝利はちょうど50で敗戦も10と数字が揃いました。

3)すでにWBAライトフライ級の暫定王座を放棄しているランディ ペタルコリン(比)が先週15日、豪州のリングに登場。格下と思われていたオマリ キムウェリ(タンザニア)にまさかの1対2の判定負けを喫し、WBCライトフライ級のシルバー王座獲得に失敗しています。

4)2月にWBAスーパーミドル級王座を獲得し、念願の2階級制覇達成に成功したフェリックス シュトルム(独)。試合後の血液検査に問題があるような情報が飛び交っています。そのニュースに関し当の本人は「試合経過から2ヶ月も過ぎてどうしてそういう事になるんだ!」とカンカン。シュトルムは法的に訴える準備をしているようです。血液検査に関し私はまったくの知識がありません。しかしその問題に引っかかるのはWBAとロシアが絡み合った時に多いようです。最近では同団体のヘビー級王座を奪取したルーカス ブラウン(豪)の件もありますよね。老舗団体と世界最大の面積を誇る国、何となく疑ってしまいます。

5)先週16日、元日本、OPBF(東洋太平洋)フェザー級王者天笠 尚(山上)が英国のリングに登場。WBCフェザー級インターナショナル王者ジョシュ ウォーリントン(英)を苦しめるも大差判定負け(107-120、111-118、111-117)を喫しています。しかし同地のマスコミからは「出された点数以上に試合内容は競っていた」、との声が聞かれているようです。

6)その前日の15日、元日本スーパーライト級、OPBFウェルター級王者亀海 喜寛(帝拳)が米国・カリフォルニア州のリングに登場。暫定ながらも世界挑戦の経験もあるしぶといヘスス ソト カラス(メキシコ)と10回戦で対戦。1対1(97-93、95-95、94-96)の痛み分けという結果に泣いています。しかし上記の天笠同様、試合後の反響はよかったようです。
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荒川、敵地で王座返り咲きに成功(日本ライト級)

2016年04月21日 00時05分58秒 | 日本ボクシング
先週末16日・土曜日、島津アリーナ京都で行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
挑戦者荒川 仁人(ワタナベ)判定3対0(96-94、95-93、96-92)王者徳永 幸大(ウォズ)

*この試合結果には複雑な気持ちになります。2012年にOPBF(東洋太平洋)王座を返上して以来、日本国内外で常に強豪たちと拳を交えてきた荒川。OPBF王座返上後からこの試合前までの戦績は3勝(1KO)5敗(KO負けはゼロ)。正直、この試合が最後のチャンスだったと言って過言ではないでしょう。

対する徳永は昨年のチャンピオン・カーニバルで空位だったこの王座を獲得し、これまでに2度の防衛に成功。ボクシング界では地方である京都にベルトをもたらした功績は大変大きいものがあります。両者の勝利を願っていたのが正直な気持ちです。

試合の方は初回と5回にダウンを奪った荒川が、しぶとい徳永の反撃をしのぎ判定勝利。2011年以来の同王座返り咲きに成功しています。

この試合のレベルが世界戦とは格差があったかもしれません。しかし日本国内レベルの戦いでも、この試合のように白熱した打ち合いが繰り広げられていけば、国内ボクシングの底辺拡大に繋がって行くのではないでしょうか。
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