DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(12‐31‐09)

2009年12月31日 23時12分04秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2009年12月31日ごろの意見番です。

*2,009年の簡単なまとめ。

ヘビー級:
兄ビタリが上位ランカーに圧倒的な勝利を収め、弟ウラジミールも1試合ながら事実上の3団体王座統一に成功。クリチコ兄弟を追走する形で、デビット ヘイ(英)最重量級のベルトを戴冠。2010年もこの3強が最重量級を牽引していくでしょう。

スーパーシックス:
スーパーミドル級でミッケル ケスラー(デンマーク)、アーサー アブラハム(独)、カール フロッチ(英)、アンドレ ディレール(米)、アンドレ ワード(米)、ジャーメーン テーラー(米)によるトーナメント戦が開催。第2ランドが4月に予定されています。

マニー パッキャオ:
今年はリッキー ハットン(英)、ミゲル コット(プエルトリコ)を撃退。アジア人初の5階級制覇を達成。3月にはフロイド メイウェザー(米)との頂上決戦が予定されています。

暫定王座:
いったい何人の暫定王座が誕生したのでしょうか。WBAの場合、団体内での王座統一戦も行わず、それぞれの王者が別個に防衛戦を行う不始末。老舗団体の権威が地に落ちた1年でした。

オスカー デラホーヤ:
引退。

そして日本は:
長谷川 穂積(真正)の10連続防衛、西岡 利晃(帝拳)の海外KO防衛、亀田 興毅(亀田)の世界2階級制覇等など。内容の濃い1年でした。課題は世間一般へのアピール度。

もちろん他にもたくさんありますが、パッと思いつく大きな出来事を欄列してみました。
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近藤が接戦を制す

2009年12月30日 05時02分00秒 | 日本ボクシング
12月19日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
王者近藤 明広(日東)判定2ー1(96-94、96-93、94-95)挑戦者加藤 善孝(角海老宝石)

*去る8月、45秒で日本王座を獲得した近藤。初防衛戦に指名挑戦者を迎え、僅差の判定で王座を死守しています。王座初挑戦の加藤も肉薄しますが、3回に近藤が左フックで奪ったダウンがものをいい王座の初防衛に成功しています。
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ライトフライ級暫定戦x2

2009年12月29日 05時24分27秒 | 世界ボクシング
12月18日、アルゼンチンで行われた試合結果です。
WBA暫定ライトフライ級戦:
王者ファン カルロス レベコ(亜)KO3回 挑戦者ロナルド バレラ(コロンビア)

12月19日、ニカラグアで行われた試合結果です。
WBOライトフライ級暫定王座決定戦:
ジョンレイル カシメロ(比)TKO11回1分40秒 セサール カンチラ(コロンビア)


*WBA戦は王者の圧勝。挑戦者も頑張ったのですが、レベコの左ボディーを常に交えた重圧なコンビネーションの前にあえなく沈没。レベコが4度目の世界挑戦となるバレラをボディーでKOしています。

第3国で行われたWBO戦。カシメロが3回、6回、9回にそれぞれ1度、そして最終回となった11回に2度のダウンを奪いTKO勝利。イバン カルデロン(亜)の対抗王者に昇格しています。
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バレロが初防衛に成功

2009年12月28日 06時36分28秒 | 世界ボクシング
12月19日、ベネズエラで行われた試合結果です。
WBCライト級戦:
王者エドウィン バレロ(ベネズエラ)TKO6回終了 挑戦者ヘクター ベラスケス(メキシコ)

*レフェリーによる度重なる注意+リングドクターによるチェックのため妙に長かった第1ラウンド。5分ぐらいあったのではないでしょうか。その回にバッティングにより鼻頭と左目上をマイナー・カットしたバレロ。しかしそれ以外はバレロのワンサイドマッチ。ダウンを拒み続けた挑戦者も、6回でギブアップ。とんでもない大歓声の前で王座の初防衛に成功したバレロは、2月6日にメキシコで暫定王者アントニオ デマルコ(メキシコ)との王座統一戦に臨みます。
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芹江、小野寺、中広

2009年12月27日 00時03分45秒 | 日本ボクシング
今月14日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーバンタム級戦:
挑戦者芹江 匡晋(伴流)判定2ー1(97-95、98-95、95-96)王者木村 章司(花形)

日本スーパーライト級戦:
王者小野寺 洋介山(オサム)TKO6回1分36秒 挑戦者西尾 彰人(姫路木下)


先週18日、広島県立総合体育館小アリーナで行われた試合結果です。
日本スーパーフライ級戦:
王者中広 大悟(広島三栄)引き分け(1ー0:96-94、95-95、96-96) 挑戦者赤穂 亮(横浜光)

*スーパーバンタム級戦は木村の欠点、スタミナ不足が顕になった一戦。後半芹江が抜け出し、僅差の判定で新王者の座についています。

スーパーライト級戦は王者が挑戦者を飲み込む形でTKO。小野寺が2連続防衛に成功。

世界戦が行われた同日、広島で開催されたスーパーフライ級戦は大熱戦の末ドロー。中広が王座の3度目の防衛に成功しています。
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今週末の試合予定

2009年12月26日 05時33分23秒 | 世界ボクシング
2009年12月最終週末の試合予定です。

29日 火曜日
大阪府立体育会館
ライトフライ級10回戦:
井岡 一翔(井岡)対 國重 隆(大阪帝拳)

WBA暫定スーパーウェルター級戦:
王者石田 順裕(金沢)対 挑戦者オーネイ バルデス(コロンビア)
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色々(12‐25‐09)

2009年12月25日 04時11分22秒 | 世界ボクシング
最近(2009年12月25日ごろ)のニュースです。

1)WBAフェザー級王者クリス ジョン(インドネシア)はスーパーフェザー級に転向せず、しばらくはフェザー級王座の防衛に専念するようです。

2)WBAフライ級の再戦、デンカオセーン(タイ)対亀田 大毅(亀田)戦が2月7日、神戸ワールド記念ホールで予定されています。

3)当初、先週末19日に試合を予定していたサーシャ バクティン(露)。どうやら2月6日にロシアのモスクワで10回戦のリングに登場のようです。

4)世界挑戦を目前に控えているOPBF(東洋太平洋)ミニマム級王者黒木 健孝(ヤマグチ土浦)。2月1日に後楽園ホールで須田 拓弥(沼田)と無冠戦8回戦で対戦します。

5)12月12日に行われたNABOスーパーライト級の再戦は、ポール マリナッジが3ー0(116-111x3)の判定でファン ディアス(共に米)判定勝利。雪辱/王座獲得に成功しています。

6)WBAスーパーミドル級王座を2度獲得し、ミドル級に降格して2階級制覇を目論んでいるアンソニー マンディン(豪)。来月11日に同国人ロバート メドレイと空位のIBOスーパーウェルター級王座を賭け対戦します。

7)松田 直樹(帝拳)が日本フェザー級王座を、大場 浩平(大一スペースK)が日本バンタム級王座をそれぞれ返上しています。

8)WBAはバンタム級正規王者アンセルモ モレノ(パナマ)と暫定王者ネオマル セルメニョに王座統一戦を行うよう指令を出しています。

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意見番(12‐24‐09)

2009年12月24日 04時34分28秒 | ボクシングネタ、その他雑談
12月24日ごろの意見番です。

*西岡 利晃(帝拳)対 長谷川 穂積(真正)。2009年の年間最優秀選手はどちらになるでしょうか。

WBCスーパーバンタム級王者西岡は長谷川がKO出来なかったヘナロ ガルシアに最終回TKO勝利。敵地で強豪中の強豪ジョニー ゴンザレスに逆転KO勝利し、2階級下とはいえ元世界王者イバン エルナンデス(3選手揃ってメキシコ)をもTKOで軍門に下しています。

WBCバンタム級王者長谷川は指名挑戦者のブシ マリンガ(南ア)、技巧派ネストール ロチャ(米)を連続で初回KO。そして先日、ニカラグアの新鋭アルバロ ペレスに4回TKO勝利を収めています。

共に年間3連続KO防衛に成功。10連続防衛対敵地での衝撃KO勝利。長谷川の方が手っ取り早く挑戦者を料理していますが、挑戦者の質では西岡。
個人的には西岡を支持します。
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長谷川がV10

2009年12月23日 03時08分17秒 | 日本ボクシング
神戸ワールド記念ホールで行われた試合結果です。
WBCバンタム級戦:
王者長谷川 穂積(真正)TKO4回2分38秒 挑戦者アルバロ ペレス(ニカラグア)

フェザー級10回戦:
粟生 隆寛(帝拳)判定3ー0(100-90、98-93、97-93)フィデル ビロリア(コロンビア)

*日本ボクシング史上2人目の二桁防衛を目論んだ長谷川。サウスポー同士の一戦はとてもクリーンな試合展開でした。
挑戦者は長谷川に臆することなく左のロング・パンチで対抗。長谷川だからあのように見事にKOできたのではないでしょうか。最後は小さなワン・ツーのダブルで挑戦者をKO。長谷川が10度目の防衛に成功しています。
上の階級に転向か、それとも防衛記録の更新か。新年早々に答えが出るのではないでしょうか。

スーパーフェザー級で2階級制覇を目指す粟生。内容が伴った大差判定で再起戦を飾っています。
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意見番(12‐22‐09)

2009年12月22日 04時08分32秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2009年12月22日ごろの意見番です。

*ここ一ヶ月ほどの間に、暫定王座がいくつか消滅しています。

まずはWBCから。
ミニマム級:
正規王者オレイドン(タイ)が暫定王者ジャン パラシオス(ニカラグア)を僅差の判定で退け、王座統一に成功。

スーパーフライ級:
正規王者でWBA王座も保持するビック ダルチニアン(豪)が、暫定王者トーマス ロハス(メキシコ)を僅か2回でKO。こちらも王座統一に成功。


次はWBO。
スーパーライト級:
正規王者ティモシー ブラッドリーが暫定王者レーモント ピーターソン(共に米)に大差判定勝利を収め王座統一。

ライトヘビー級:
正規王者ゾルト エルデイ(ハンガリー)がクルーザー級に転向したために王座を返上。暫定王者だったユルゲン ブルーマー(独)が正規王者に昇格。

クルーザー級:
正規王者マルコ フック(独)と暫定王者オラ アフォラビ(英)戦は正規王者に軍配。


暫定王者を多数抱えるWBAに動きなし。IBFには現在のところ暫定王者は存在しません。
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