DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(03‐31‐17)

2017年03月31日 00時02分43秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2017年3月31日ごろの意見番です。



*是が非でも、このような表紙をあと2度は見てみたいものです。半月後に販売される次号は「ロマゴン、陥落!」でしょうね。
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田中、KO率100%との防衛戦(WBOライトフライ級)

2017年03月30日 00時08分57秒 | 世界ボクシング
5月20日、名古屋市・武田テバオーシャンアリーナで予定される試合です。
WBOライトフライ戦:
王者田中 恒成(畑中)対 挑戦者アンヘル アコスタ(プエルトリコ)

*プロ僅か8戦で世界2階級制覇を達成している田中と、田中の倍のキャリアを持つ指名挑戦者アコスタの一騎打ち。アコスタはその16戦全てを規定ラウンド内終わらせているKO率100%の怪物です。

ここで今こうして書いているだけでワクワクしてくる非常に楽しみな一戦。早く5月20日の試合開始のリングが鳴りませんかね?好試合になる事は間違いないでしょう!
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ツォイゲ、痛い初防衛(WBAスーパーミドル級)

2017年03月29日 01時58分50秒 | 世界ボクシング
先週末25日・土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級戦:
王者タイロン ツォイゲ(独)負傷判定5回(3対0:49-46、49-47、48-47)挑戦者アイザック イクポ(ナイジェリア)

*ツォイゲにとり昨年11月に2度目の挑戦で獲得した王座の初防衛戦。3回に起きたバッティングで右目上を負傷したドイツ人。最終的にその傷が元で負傷判定に持ち込まれたこの試合。消化不良の形でツォイゲが白星を一つそのキャリアに付け加えることに成功しています。

ヨーロッパ勢がやたらと幅を利かせているこの階級ですが、その中でツォイゲは影の薄い存在に甘んじています。同胞の元世界2階級制覇王のアーサー アブラハムと拳を交えれば、戦況が変わってくると思うのですが。
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ロマゴン、ついに敗れる(WBCスーパーフライ級)

2017年03月28日 23時08分02秒 | 世界ボクシング
今月18日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBCスーパーフライ級戦:
挑戦者シーサケット ルビンサイ(タイ)判定2対0(114-112x2、113-113)王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)

*かなり遅れましたが、軽量級戦線で番狂わせが起きました。しかしこの結果を聞いた時、少々の驚きもありましたが、それと同時に「やはり負けたか」、という印象も受けました。

実際の試合は初回後半、左構えのシーサケットが外側から放った右ボディーでニカラグア人が吹っ飛ぶようにダウン。ロマゴンにとり、プロ47戦目で喫した初のダウンをなりました。中盤戦の6回、タイ人がバッティングにより減点1が科されました。それ以外のラウンドも、シーサケットが体格で劣るロマゴンと堂々と打ち合い試合終了。僅差の判定ながらもタイ人が番狂わせを演じ、2014年5月に失った王座への返り咲きを果たしています。

判定に対しいくつかの批判があったようですが、試合終了10日後にはそれらの抗議も収まりがついているようです。殊勲の王座返り咲きを果たしたシーサケット。ロマゴンとの直再戦や、そのロマゴンに王座を奪われた、これまた議論を呼んだ判定でしたが、カルロス クアドラス(メキシコ/帝拳)との防衛戦の話が持ち上がっています。そもそもシーサケットはそのクアドラスに、ここでもまた負傷判定で敗れています。早い話シーサケット、ロマゴン、クアドラスの実力差は紙一重と言ったところなんでしょうね。

ロマゴンとなるとどうも元統一ミニマム級、IBFライトフライ級王者のリカルド ロペス(メキシコ)と比べてしまうのですが、ロペスが自身のキャリアで唯一勝てなかった試合はプロ48戦目。当時のWBAミニマム級王者ロセンド アルバレス(ニカラグア)との王座統一戦での8回負傷引き分けという試合でした。その試合ではロペスは自身初のダウンを喫しています。ちなみにロペスの終身戦績は51勝(38KO)1引き分け。

47戦目で初の黒星を喫してしまったゴンザレス。だからと言ってその偉大なキャリアに傷がつくものではありません。ロペスが挑みもしなかったフライ級王座、スーパーフライ級王座をも獲得してきたのですから。今後ニカラグア人がどのようなキャリアを歩んでいくのでしょうか?ひょっとしたらバンタム級王座への挑戦(山中 慎介!?)もあるかもしれませんね。
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地域王座(色々:03‐27‐17)

2017年03月27日 02時11分08秒 | 世界ボクシング
最近(2017年3月27日ごろ)のニュースです。

1)少々古い話になりますが(先月だったかな?)、WBAの会長が来日。WBAのアジア地域団体を発足する構想があるため、日本にその一任を担ってほしいような事を発表しています。出来ることなら同地域の老舗団体であるOPBF(東洋太平洋)をWBAはアジア・太平洋地域に認可してほしいと日本は発表してほしかったです。

2)同じ時期になりますがWBCはユーラシア・太平洋王座を今後はサポートしない、との声明を発表しています。WBCは過去3年間、WBCユーラシア・太平洋王座として発展していくよう協力していましたが、同地域以外の選手の出場が多く、また王座戦としてのレベルがあまりにも低いために今回の撤退の意向に踏み切ったようです。世界王座に加え、地域王座もどんどん増加している世界ボクシング界。今回の件は良いニュースと見ていいでしょうね。

3)その実力はいまだにピカ一なんですが、存在がすっかり薄くなってしまったWBCライトヘビー級王者のアドニス ステベンソン(カナダ)。来月29日にショーン モナハン(露)を相手に、保持する王座の8度目の防衛戦を行います。

4)かつてその王座を保持し、同級ナンバー1の地位を築いていたチャド ドーソン(米)。上記のステベンソンに秒刹され、WBC王座から転落したのは2013年6月まで遡ることになります。そのドーソンが今月4日、アンドレイ フォンファラ(ポーランド)と敗者復活戦を行いましたが、残念ながら10回KO負けを喫してしまいました。

5)来月8日に行われる英国のリーアム対決、ウィリアムス対スミスは、WBOスーパーウェルター級の暫定王座決定戦に格上げとなりました。同王座の正規王座に君臨するのはサウル アルバレス(メキシコ)。昨年9月にスミスから同王座を奪取しています。しかしアルバレスは5月に、スーパーウェルター級はおろか、ミドル級のリミット以上の164ポンドのウェートでフリオ セサール チャベス(メキシコ)と対戦。その試合後もスーパーウェルター級には戻らず、上の階級を主戦場にしていくようです。それならとっとと王座を剥奪すればいいと思うのですが。

6)元IBFフライ級、3団体統一スーパーフライ級王者のビック ダルチニアン(豪)が今月10日、本拠地で6回戦のリングに登場。ノラシン パタナカーンジム(タイ)に初回2分59秒のKO勝利を収めることに成功。ダルチニアンは昨年7月、米国のリングでセルジオ フリアス(メキシコ)という格下の選手にまさかのKO負けを喫していましたが、今回の試合がその敗戦からの再起戦となりました。まだまだ戦闘意欲の衰えないダルチニアン。まずは一安心と言ったところでしょう。
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同級生対決は船井に凱歌(日本スーパーフライ級)

2017年03月26日 01時40分12秒 | 日本ボクシング
先週22日・水曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーフライ級戦:
挑戦者船井 龍一(ワタナベ)TKO7回2分59秒 王者中川 健太(レイスポーツ)

*高校時代にボクシング部を一緒に作った間柄の両者。その後もお互いに励ましあいここまできました。

やや挑戦者有利で終えた前半戦。後半戦に入り船井が圧力を強めていき、7回に一気に試合を終わらせます。その回、右で中川にダメージを与えていき、最後もそのパンチで戦友をキャンバスに送ることに成功。最終的には王者陣営からタオルが投入されたため、その時点で試合はストップされています。

通算3度目の王座挑戦で念願のタイトルを獲得した船井。試合後はさらなる飛躍を誓ったいます。昨年10月に、当時空位だった同王座を獲得している中川。今回がその初防衛戦でした。
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今週末の試合予定

2017年03月25日 00時10分47秒 | 世界ボクシング
2017年3月最終週末の試合予定です。

25日 土曜日
ドイツ
WBAスーパーミドル級戦:
王者タイロン ツォイゲ(独)対 挑戦者アイザック イクポ(ナイジェリア)

英国
WBAライト級戦:
王者ホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)対 挑戦者アンソニー クロラ(英)
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村田、ケンシロウ等など(色々:03‐24‐17)

2017年03月24日 02時36分25秒 | 世界ボクシング
最近(2017年3月24日ごろ)のニュースです。

1)先週末にダニエル ジェイコブス(米)を破り、WBA内のミドル級王座の統一に成功したゲネディー ゴロフキン(カザフスタン)。WBAミドル級王者が一人減ったとはいえ、まだもう一人「余計な」王者が存在するのが同級同団体戦線。その余計な王座である暫定王者に就いているのがハッサン ヌジカム(カメルーン/仏)になります。Fightnewsによれば、そのヌジカムと村田 諒太(帝拳)によるレギュラー王者への昇格試合への交渉が始まったとの事です。もしその試合が実現し村田が勝利しても、村田はあくまでWBAの第2の世界王者、ということになります。

2)昨年9月にゴロフキンノ強打の餌食となったIBFウェルター級王者ケル ブルック(英)。指名挑戦者エロール スペンス(米)との防衛戦を5月27日に行うことを正式に発表しています。

3)IBFウェルター級戦が行われる一週間前の20日、英国で別の英国人対米国人によるIBF世界戦が行われます。その試合は同団体のスーパーフェザー級王者ジェルボンテ デービス(米)とリーアン ウォルシュ(英)。

4)先日、来月に日本ライトフライ級王座の防衛戦を予定していた拳 四朗(BMB)が突如王座を返上しています。

5)今回の王座返上の件ですが、現在世界主要団体の4つの内、3つの世界ベルトが日本にあります。多分、3王者の内の一人への挑戦が決定間近なのではないでしょうか。WBO王者田中 恒成(畑中)の次戦は指名挑戦者アンヘル アコスタ(プエルトリコ)になるでしょう。IBF王者の八重樫 東(大橋)は同暫定王者ミラン メリンド(比)が控えているため、八重樫対ケンシロウ戦は現時点ではナシ。ということで、WBA王者田口 良一(ワタナベ)への挑戦が非常に現実的だと思います。WBC王者ガニガン ロペス(メキシコ)対同団体1位のペドロ ゲバラ(メキシコ)戦も、そろそろ行われるでしょうし。

6)ケンシロウ(拳 四朗)への挑戦が無くなった久田 哲也(ハラダ)。ケンシロウに日本王座を譲っている堀川 謙一(SFマキ)との王座決定戦が4月21日、大阪で行われることが早くも発表されています。
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意外な苦戦?ゴロフキンが競り勝つ(3団体統一ミドル級)

2017年03月23日 01時48分40秒 | 世界ボクシング
先週末18日・土曜日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
3団体ミドル級戦:
WBA(スーパー)/WBC/IBF王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)判定3対0(115-112x2、114-113)WBA(レギュラー)王者ダニエル ジェイコブス(米)

*ひょっとしたらこれが妥当な結果だったのかもしれませんね。私(Corleone)の試合前の予想は、強打者ゴロフキン対打たれ脆いジェイコブスの対戦、という構図が頭に強くあったため、「まあ、中盤戦ぐらいでゴロフキンがKO/TKO勝利を収めるだろう」、というものでした。しかし実際は、ジェイコブスがダウンを奪われるも大健闘。米国人サイドから見れば、大善戦及ばず僅差の判定負け、というものでした。

この判定に対する批判はあまり聞かれません。ゴロフキンもジェイコブスのボクシング能力に対し、大いに畏敬を払っていました。しかしやはり残念な気がしますね、連続KO/TKO記録が途切れてしまうというのは。

37戦中、最も苦戦した試合内容で勝利を収めたゴロフキン。3つのミドル級の王座を保持しているゴロフキンですが、この勝利によりもっとも長く保持しているWBA王座内の統一に成功しています。そのWBA王座の防衛記録は17に伸ばし、WBC王座は暫定王座時代から数えると6度目。IBF王座は3度目の防衛に成功したことになります。ちなみにゴロフキンはマイナー団体のIBO王座も保持しており、その王座の防衛記録は15。

戦績を37戦全勝(33KO/TKO)に伸ばしたゴロフキン。カザフスタン人が最後にKO/TKO出来なかった試合は2008年6月、まだ8回戦を戦っていた時代まで遡ります。ゴロフキンが持つ記録でまだ破られていないものがあります。彼はこれまでにダウンの経験はありません。

今後のゴロフキンの対戦者候補に挙がっているのは、WBO同級王者のビリー ジョー ソーンダース(英)と同団体のスーパーウェルター級保持者のサウル アルバレス(メキシコ)。ソーンダースとは6月に、ゴロフキンの母国であるカザフスタンで4団体ミドル級王座統一戦を行うという話があるようです。そして9月に以前から実現が望まれていたアルバレス戦実現、というのが構想のようです。

実際にソーンダースとの一戦が行われれば、勝敗は抜きにして、ゴロフキンはかなり苦戦するでしょうね。アルバレスはゴロフキン戦実現以前に、同国のライバルであるフリオ セサール チャベス(メキシコ)との一騎打ちが5月に迫っています。アルバレスにとって未知の体重で行われるチャベス戦。カネロが勝利するという確証はどこにもありません。
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大竹、僅差の判定で2つ目の王座獲得(OPBFスーパーバンタム級)

2017年03月22日 01時39分54秒 | 世界ボクシング
先週17日・金曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級王座決定戦:
大竹 秀典(金子)判定3対0(115-112x2、116-112)ジェルバート ゴメラ(比)

*2014年11月に敵地英国に乗り込み、WBA同級王座に挑戦した経験を持つ大竹。大差判定で敗れた世界初挑後、すべての試合を8回戦で行っていますが、5連勝(3KO)を記録。今回のOPBF王座決定戦に駒を進めています。

大竹が対戦したのは、そのキャリアが約3分の1の比国人ゴメラ。3回にダウンを奪うなど終始大竹が主導権を握っていきます。しかしゴメラもボディー攻撃を中心に大竹に対抗。最終的には明白ながらも僅差の判定で大竹が勝利を収めることに成功。

戦前の予想に反して苦戦を強いられた大竹。この王座が以前保持していた日本王座に続いて2つ目のベルトとなります。現在同級のIBF王座には小國 以載(角海老宝石)が君臨し、岩佐 亮佑(セレス)がその王座への指名挑戦権を保持。前OPBF王者である久保 隼(真正)は来月にWBAレギュラー王者への挑戦が決まっています。頑張り屋の大竹がどこまでこれらの選手に迫っていけるか。今年の新OPBF王者の焦点はそこに尽きるでしょうね。
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