アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

キャラの立った発表会

2017年12月05日 | ピアノ
「内藤晃と仲間たち」コンサートに出るとき、曲を決めるのがちょっとだいぶ出遅れて、
・モーツァルト=リスト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も
・ブラームス「3つの間奏曲」より第1曲op117-1も
ふさがってた(o_o)

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そんなに被る曲か? これ

結局、グリーグは誰とも被らず無事だったけど、私がほかに検討した曲で
・チャイコフスキー「四季」より12月
・ドビュッシー「月の光」
も、それからややこしすぎるからやめとこうとは思ったけど今年弾いた
・ラフマニノフ前奏曲Op32-2
も弾いてる人がいたという…なんでそんなに

要するに、内藤晃先生ラブで集まってる人たちはそれなりに嗜好の似たところがあるのかもしれない、と思ったり…


「発表会」と呼ぶにせよ、「コンサート」と呼ぶにせよ、大勢が代わる代わる出てきて演奏する会って、私がよくいくミクシーのピアノサークルなどの場合、出る人というのは何か統一された方向性というのはなくてバラバラ。強いて共通点を挙げれば、主催者や場の雰囲気との人間的な相性が「悪くはない」というこの一点に尽きるといってもいいくらい(^^;;

技量も好みもこだわりポイントもばらばら。
まぁそれがおもしろいんだけれどね。

一方、いわゆる〇〇門下の発表会であれば、なにがしかのカラーというものがあるわけ。

生徒ひとりひとりの演奏の出来不出来…もちろん個人の資質とか経験年数とかいうのはもうそれぞれとしかいいようがないけど、全体を通してみればその先生がどう教えているのかというのが透けて見えますよね。

だから内藤先生の会だってその程度のカラーがあるのは当然なのかもしれないけど、でも、いろいろなバックグラウンドを持った大人なので、内藤先生に習う前のことってのがそれぞれけっこうな長さの歴史を持ってたりします。それに、音高生、音大生であれば別のメインの先生というものがあるし、私も別の先生に習っているんですから。

なのに、いわゆる子どもの「〇〇門下発表会」というよりさらに感じられる統一された方向性。これは選曲というよりは演奏というか、まぁカミカミの演奏して何いってんだよという感じですがそれでも無理やり私まで含めて、何かしら「こうしたいの」というところが揃っているのがおもしろいんです。

つまり、子どもと違って、何かしら内藤先生の演奏や目指すところに引かれて集まっているわけで、これが単に「内藤先生にレッスンしてもらった」だけではない統一感を作っているのでしょうね。

「場違いなところに来てしまった」ってビビって緊張しまくってしまいましたが、全部聞き終わって気が付きました。ここは別に達者に弾くとか技量がどうとかを問うてマイナス点をつけていこうとしてる場じゃないんです(そもそも比べる意味もない)。そりゃ音大生とかむちゃくちゃうまいし彼らは技量もないと困るんだろうけど、いくら達者でも「音楽する心」の方向性が内藤先生と合わなければこの場にいないわけだし、逆にこちらがトーシロであっても、その中から「音楽する心」をこめて弾いていくことを応援してくれているのね。

もうちょっとのびのびと弾けたらよかったなぁ~

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