アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

譜読みは早いうちが吉

2020年06月08日 | ピアノ
いやもちろん、何歳になってもそこから進歩はありうると思うんですよ。素敵なピアノを弾く、ということについては。

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たとえばだけど、私が弾くドビュッシー「月の光」が、今より10年後のほうが素敵になる、ってことはまぁそこそこ可能性あると思うんです。

でもそのとき(ピアノの実力としてはある意味上がったとき)にたとえば、それまでの人生で一度も譜読みしたことないラヴェル「水の戯れ」を譜読みできるかっていうとどうよ?

目が衰えてる…
気力体力が衰えてる…

臨時記号たくさん、目ぇチカチカ(と、今でも思っちゃうような)楽譜がイチから読めますか?

* * *
なんでその話が出てきたか、脈絡は覚えてないんだけれども(雑談ってそういうもの)、
おゆき先生レッスンのあと、そういう話になった。

おゆき先生はこれまで、次から次へ新しい曲(しかも実力オーバー曲)に手をつける私に呆れて、
もうちょっとじっくり曲に取り組むように(そうして初めて得られるものがあり、それはピアノの実力として蓄積されて別の曲にも生きるのだから)と諫めることが多かったと思うんだけど、

今回は何か…コロナがあったりとかして、ふと、人間いつ死ぬかわからないんだし、これ弾かなきゃ死ねないと思う曲もそれぞれいろいろあるわけだからと、そういう心境になったということらしい。

譜読みだけは早いうちが吉。
あとからではできるかどうかわからない。

宗旨替えというほどのことではなく、たとえば今やってるベトソナとかはじっくり丁寧に長期間取り組むとして、
それと併行して、ちょこちょこ時間を見つけて、二小節ずつでもいいから読むだけ読んでおくといい(人前で弾けるようなレベルにならなくてもとりあえずいい)、ということですね。

それくらいでもやっておけば、実際今度はちゃんと弾こうとしたときに、ちょっと目とか気力とかがしょぼしょぼしてても、ハードルを越えやすくなるであろう。

それで、レッスン翌日の日曜日、今抱えている曲たちを一通り練習したあとも時間があったので、
「今がそのときでしょう」
と、「水の戯れ」を引っ張り出してきたんですよ。

この曲、娘がセンター試験二日目を受けていたときに(一年半前ということだ)、どうにも落ち着かないので逃避行動として(笑)
丸一日がかりでちょこちょこ音を並べてみたんですが、
どうにもピンとこなくて挫折したのでした。

でもそのときに、楽譜に「カナふって」おいたので…つまり、臨時記号が出てきたときに、その小節の後半でその臨時記号のことをついつい忘れてたりするものですから(^^;; またいちいちここはシャープ…とかそういうのを書き足しておいたんです。

それもあってか、今回弾いてみようとしたらわりとスムーズに譜読みできる状態で、ちょこっとやってたら1ページは音が並んだ。

つまり、一度無理やりにでも「最後までページめくって」あればずいぶん違うということですよ。

これから、今生のうちに弾きたい曲で、譜読みめんどくさそうな曲をメモしておいて、週末ごとにちょびっとずつめくってみよう(練習する曲とは別)


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コメント (2)
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