アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

おおきくなったらピアニストになる!?

2017年08月25日 | ピアノ
子どもたちが行ってた保育園で、卒園式の定番は、卒園証書をもらったところでくるりと保護者席のほうに向き直って
「おおきくなったら、○○○になりたいです」
っていうのだったんだけど、

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まぁ、幼児の考えることだから、サッカー選手、野球選手、お花屋さん、バレリーナあたり…そのときに言っていたものに実際なる子は非常に少ないだろう。でもそんなことはともかく、「夢」「憧れ」があるのはいいことだよね。(うちの子たちなんて「大きくなったらメタルグレイモンになりたいです(またろう)」「大きくなったらポケットムームーになりたいです(こじろう)」っていったんだよ!! なんだよそれアホすぎる)

大人だからって、夢を持っちゃいけないってことはないよね?

* * *

今朝、Mixi方面で一部話題になってたのが「キラキラ起業女子」。なんでも「スッキリ」とかいう番組で特集されていたそうなんだけど(それは見てない)、起業セミナーに何十万とか百万とか注ぎ込んでいるけど「収益が月に1万円以上の人は約2割」とかなんとかで儲かってるのはセミナーやった人だけ。

まさに、番組中にコメンテーターがいってたという「ゴールドラッシュの時に一番儲かったのが金を掘る人にツルハシを貸してた人」って状況。

まぁでも…その人たちが次々セミナーに出て楽しく過ごしてるんだったらさ、別に傍からとやかくいうことはなかろう。趣味だったら。

趣味に100万注ぎ込むとか別にフツーだしさ…(ぎくっ。。めるちゃんはもっと高い)

起業セミナーに100万注ぎ込むのと、
ピアノに100万注ぎ込むのと、
なんか違う? 違うような気も、違わないような気もするんだけど。

強いて自己弁護をするならば、
・ピアノが趣味の人は別に「ピアニストになる」とかいう夢を追いかけているのではなくて、日々ピアノを弾く(あるいは聞く)ことが楽しいのである。
・キラキラ女子たちは、起業をして稼ぐことが目標(夢)であって、企業セミナーに出ることそのものが楽しい(趣味)ではない。その行為に意味があるかは実現可能性にかかっているのであり、その点につき大いなる誤解で成り立っていることが痛い。
ということになるだろうか。つまり「夢」があってそれを食い物にされているところがミソ。

「夢」がある、というとふつうプラスイメージだろうけど、おおきくなってからの「夢」はなかなかやっかいなところもあるのねぇ。

「夢」があること自体はいいと思うんだけどね。いくつになっても。

そういえば自分の「夢」があるかなと考えてみると、昔からあんまりそういう考え方はしなかったような気がするけど、ピアノが好きになってからは「リビングにグランドピアノ」が夢になっていたかな。としたらもう夢はかなったんだよね。

今は、その、かなった夢をじっくり味わうためにもっと時間がほしい。ということで現在の「夢」は「定年」かな。

これはあと10年で確実にかなうんだ。まぁ現実問題からいえば、その後にさらに稼がなきゃいけない経済的事情だったりしないことが重要なわけだけど。

さらにその先はといえば、そりゃなってみないとわからないけど、こんどはできるだけ長くピアノを弾いていられるということを考えると…

たとえば、ピアノサークルで、「あらあの人、100歳にしちゃピアノうまいわね」みたいな(笑) 難曲は弾かないにしても小品をちょっといいカンジに弾くおばあさん。

これを「夢」とすれば、ピアノの練習も大事だけどむしろ健康寿命が大事。ピアノの練習を増やすよりピラティスやヨガでインナーマッスルを鍛えるほうが効きそう…

「夢」の種類として、食い物にされやすいものと、単に本人の目標というか、方向性を定める役に立つものがあると思うんだ。そこを分けるものは何か??

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