TOYOTA GR YARIS

GR YARIS(TOYOTA) 
今年もWRCをやっているトヨタ,競技車両はYARIS,旧日本名Vit'sだ。
「ヴィッツ」を名乗っていたのは日本だけ,ヨーロッパではトヨタのコンパクト車といえば昔から「ヤリス」だ。
日産のマーチが日本以外では「マイクラ」と言っているのと同じ。

トヨタのWRC参加は2017年から,正確には再開だ。
ワークスとして参戦したのは1973年から。セリカツインカムターボでGrB参戦後,1988年からセリカでGrA参戦,サインツやカンクネンなどがチャンピオンになるが,1995年,リストラクター事件で一旦休止。1997年からカローラで参戦したが,1999年に終了。

ST165からST205のGT-Fourは憧れの車だった。美しいクーペがフルタイム4WD,そしてとてつもなく早い。金額的に全く手が届かなかったが。

で,現在のWRCマシンに似せた車を9月4日から販売開始した。「似せた」は語弊があるか? WRCマシンは市販車ベースの規定ではあるが中身は完全に別物。
GR YARISのエンジンは1.6L 3気筒ターボ,YARIS WRCは1.6L 4気筒ターボだ。
エアロパーツの関係もあるが,全長・全幅・全高,更にホイールベースも違う。

GR YARISにはラリー用のRCというグレードもあるが,国内用だ。トヨタは現在,86で全日本ラリーをやっているが,JN1クラスに出せる車がない。
JN1優勝を目指すためにこのグレードを作ったのだろう。

エンジンスペックを見ると,272PS,370N.mと超強力。ガワだけで中身はほぼノーマルYARISというRSグレードもあるが,日常乗りにはこっちでいいかもしれない。
しかし3気筒で272PSって・・・ 1気筒当たり90PSオーバー。軽自動車エンジンより30PS高い。
YARIS WRCは380PSなので,1気筒当たり95PS,意外と近い。
まあ,こちらは1気筒400ccなので,cc当たりの出力はさすがWRCマシンだが。GR YARISは1気筒当たり533cc

GR YARIS最上位グレードの価格は456万円。乗り出しは500万円だ。売れるかな??

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