Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

うーん、雲海?

2015-08-05 20:29:14 | ツーリング


からの






Zapperと眺める福岡市街

2015-07-28 14:20:11 | ツーリング



阿蘇の雲海 ただ今シーズン中!

2015-05-20 19:45:27 | 再編



WebMasterの“96”が阿蘇の雲海の魅力を紹介します。


15.05.20 最新情報





素晴らしい雲海が出ました!
青空といい、雲海の深さといい、涅槃像のシルエットといい最高の状態だったようです。
雲海は8時30分頃には消えてしまいましたので、やはり早起きは必要ですね。
今回は我がツーリングクラブのタルタルの報告でした。
梅雨前のこの時期ですがまだまだチャンスはあるかもしれませんよ。

尚、中岳は噴火活動が活発中なので注意が必要です。



15.05.08 情報



前日雨が降ったので狙ってみると見事に雲海が出てましたが、少し到着が遅かった様です。
8時20分頃到着しましたが、20分後には完全に消えてしまいました。
やはり7時位には到着したいですね。





ここからが本文になります…。
尚、本文は'14.09の記事の内容です。




大観望から遠くかすかに阿蘇五岳を望む



一躍有名になった通称ラピュタの道から阿蘇へ

'14に阿蘇は世界的に貴重な地形や地質が残る自然公園“世界ジオパーク"に認定され
その阿蘇と言ったら広大なカルデラの中に横たわる涅槃像でしょう。
お釈迦様が仰向けに空を眺めている横顔はだれでも一度は見たことがあると思います。
そしてその姿が雲の上に浮かんで見える阿蘇の風物詩“雲海”。
条件が揃えば一年中見る事は可能らしいですが
条件が揃いやすい秋から初冬はベストシーズンとなのです。

今回のおすすめはこの雲海についてお話しようと思います。
でもやはり自然が相手なのでなかなかお目にする事は難しいです。
実際私も何度となくトライしましたがこれが最高!って場面にはなかなか遭遇できません。
そこでどうしたら雲海を見るチャンスが増えるか少しアドバイスしたいと思います。

まずはなぜ雲海が発生するのか仕組みを少し調べてみましょう。
雲海が発生する仕組みについて

つまり雲海が発生するときの基本条件は3つあり、全てが揃うことが必要となります。
1.朝晩と日中の急激な温度変化
2.適度な水分があること
3.風のないおだやかな気候

なので気温の変化が出やすい四季の変わり目の、前日雨の降った晴天の日の早朝が狙い目なのです。
そしてその条件にはまる確立が高いシーズンが“秋”という事なのです。
以前の日記より阿蘇の雲海の記事があったのでアップしてみます。

WebMasterの日記より 2007-11-28

今期初のオーバーパンツと寒冷用グローブを身につけた。
我が愛車はグリップヒーターが付いているのでこれで冬季のツーリングの寒さ対策は完璧だ。
じゃないとこの時期に朝5時に出発なんて計画は立てはしない。

まだ真っ暗でかなり気温も低かったが
少し離れた車庫まで歩いて行くと、少し汗も出てくるこの防寒対策。
そこまでして見に行きたかったもの、それが阿蘇の雲海だ。

我がホームグラウンドの阿蘇は春の野焼きに始まり
夏の鮮やかな緑の草原、秋の風になびくススキの穂
そして南国熊本と言えども一面銀世界に変える積雪と
1年を通じてバイクと共に楽しめるのだが
秋から初冬に現れやすい雲海だけはなかなか体験するのは難しい。

上空と盆地の空気の温度差が大きい時に現れる雲海は
阿蘇のカルデラの盆地状に雲が溜まっている中にお釈迦様が横になった姿を浮かべる。
静寂な雰囲気、凛とした空気それはまさに自然の偉大さを感じさせる風景なのだ。

しかしそれを見ることが出来るのは朝早い太陽が昇り始めた気温が安定している時が一番良い。
だから今回は5時出発。
家族の者もまだ布団の中だし国道も長距離を走る大型トッラクばかりだった。

気温の低さとしばらく乗っていなかったせいで電圧が低いのか
我が愛車は特有のABSの警告灯が赤く点滅していた。
予定どおり5時出発。
菊池ICで降りる頃にはもう空が白んできた。
生憎、空は薄曇りのようだが目指す方向にはオレンジの光が見えていた。

ちょうど紅葉の菊池渓谷だが先を急ぐので、横目でチラリと覗く程度。
雲海のチャンスは日が昇り始めた一瞬なので
早く行かないと絶好のチャンスを見逃すかもしれない。
そんな気持ちが先へ先へと急がすのだ。

菊池スカイラインは昇りつめてもしばらくは阿蘇は見る事ができない。
しかし左手のオートポリスの方角には低く垂れ込めた雲があったし
前方に見えてくる久住連山の足元にも薄い雲海が見れる。
“今日はきっと雲海に遭遇できるに違いない”そう確信した。

完璧とは言いがたいが内牧の町は薄い雲の中にあった。
モコモコといった感じではないが平たい羽毛でスゥーと掃いた感じだ。
空も初冬を感じさせる寒々とした感じでその隙間から朝陽が差し込み
そして涅槃像がくっきりと現れた。

ちょっと感動。

大観峰でしばし鑑賞する。
急に変化が現れる訳ではないがそれは静かに、静かに変化していく。
だんだんボケていく感じだ。
次第に明るくなって稜線が確認できなくなる。
早く着いてよかったと思った。

まだ朝早かったので、あの売店は開いていなかったが
大型バスが到着する頃には、お店の中いっぱいになっていた。
「すごいねぇ」と言って写真を撮るオジサン・オバサン。
多少訛りがあるからどこかのツアーの人なんでしょうが
「ホントはもう少し早くくれば、まだすごかったんだよ」っと
いらぬお節介をしたくなりそうになったのでここを後にする事にした。

しばらく右手に雲海を見ながらミルクロードを走り
やまなみを三愛レストランの方に向かいながらこの先何処に行こうか考えていた。





っと、言う訳でいくら今からBestシーズンとはいえ
自然相手なのでこちらの思惑通りには事は運びません。
まして日の出から2時間位が勝負となると阿蘇近辺の方は出現を確認してから行動してもOKでしょうが
北九州在住の私などは朝5時出発、しかもこの時期はまだ夜が明けてなく真っ暗で尚且つ寒い!
りっぱな社会人はちょうど休日に合わせて雲海がでるとは限らないし…。
そこで遭遇率を上げる為に情報をチェックしておきます!(^^)v

まずはここをチェックしましょう。
阿蘇どまんな放送局
ここはほぼ毎日阿蘇の情報を更新してます。もちろん雲海情報もです。
(注 残念ながら現在は毎日の更新は終了してます。是非復活を願いたいものです)
秋は気候が落ち着いているので前日に出現していれば翌日も出現する可能性が高いです。
出撃1週間前くらいからチェックしておきましょう。

そしてここのライブは必ず前日の夜にチェックしましょう。
WEBTV-ASO夜見ると画面右下辺りに白い点があると思います。
それは内牧市街地の明かりです。
もし霧や雲が発生していたらみる事ができません。
明日の天候が晴れの予想なのに街の明かりが見えないという事はすでに雲海が発生しているチャンス大なのです。
早めに睡眠をとり朝もう一度チェックしてみましょう!
日の出に間に合う様に出撃すればおそらく雲海を見れることでしょう。

さあ、今シーズンあなたはあの神秘的な雲海を見る事ができるでしょうか?
うまくいけばこんなすごいものが見れるかもしれませんよ。

っで、朝早くから冷えてしまった体を暖めるのに缶コーヒーはもちろんですが
そまま下って内牧温泉に行きましょう!
内牧温泉は阿蘇カルデラの中に広がるアルカリ単純泉を中心とした温泉ですが
嬉しい事に朝早くから営業している所がたくさんあります。
なかでも民宿大阿蘇さんは7時30分からの営業で入浴料もたったの100円!
いつもここで入浴してそのあと2~3件はしごしてます。
冷えた体ももちろんぽっかぽか。
雲海の後の楽しみです。

是非みなさんも阿蘇の雲海を見に来てくださいね。

'14 雲海ツアー



後記


おかげさまでこの記事がブログ内検索トップ記事になりました。
以前記事で申し訳ありませんが今後も雲海を狙ってツーリングするつもりで
随時更新していきますのでよろしくお願い致します。

皐月 雲海

2015-05-08 19:29:32 | ツーリング


雨が降った翌日
ひょっとして雲海がでるのではないかなと思い、久しぶりに阿蘇を目指す事にした。

朝6時、ちょっと遅めの出発
寒くはないが小石原では霧雨に濡れ、小国では視界は効くが低く垂れた雲が広がり空は濃いグレー。
今日はダメだなと思い引き返そうかなと思ったが、阿蘇町に入ると急に青空が広がった。
これはひょっとしてと先を急ぐと外輪山から浅い雲海だったが涅槃像が浮かんでるではないか!

まずはあの‟ラピュタの道‟に行ってみる。

平日にもかかわらず多くのアマチュアカメラマンの中にTVクルーのスタッフまでおり
後日どこかのTVで今日の雲海の様子が流れるのでしょう。
8時半頃到着したのだが雲海は20分程であっという間に消えてしまった。
さすがに自然相手は難しいと再認識。
だからいいのかも知れないかもしれませんね。





黄色いタンポポは白い綿毛になっていて、阿蘇は春から夏へ向かっていました。

本日の走行距離 414㎞なり

4月の空に

2015-04-24 19:31:28 | ツーリング






本日の走行距離 296㎞

宗像大島再び

2015-02-11 17:52:36 | ツーリング



2015 謹賀新年

2015-01-01 00:43:49 | ツーリング

今年もよろしくお願いします

阿蘇を望む

2014-11-21 12:18:05 | ツーリングシーン

天孫降臨の地 霧島神宮

2014-11-05 10:36:58 | 古事記
熊本・鹿児島・宮崎に跨る様に広がる霧島は標高1700mもある韓国岳を中心に
活火山の新燃岳が噴火して大災害を出したのも記憶に新しい。
そんなに高い山では無い様な気がしたが、阿蘇の最高峰よりも更に100mも高いらしい。
九州自動車道で人吉から長いトンネルを抜けると黄金色の田畑を従えるように
正面に見える霧島連山は天候は良いにもかかわらず山頂は雲を従えていた。
天気予報ではここ数日は秋晴れに恵まれると言っていたがさすがに標高がある山で
その隙間から差し込む夕陽は自らここがあの場所だと言っている様であった。
明日の高千穂の峰までの登山を考え、その日は山頂近くの新燃荘に宿を予約し
ゆっくり白濁の温泉に漬かりながら秋の夜長の月の天体ショーを堪能する事ができた。

翌朝目を覚ますと雲はかなりのスピードで流れ、風は強く霧雨が降り続いていた。
天気予報を疑う事無くいたので雨具は用意して無かっただけでなく
折角高千穂の峰に登っても視界が開けなければ意味が無い。
早めに出発するつもりだったが
朝食後も必要以上に温泉に漬かり天候の回復を待つが思いは通じなく
ニニギノミコトはまだ来るのは早いとでも言っているのかなと思う程だった。
幸い雨具は持ってなかったが新しく購入したジャッケトは防水加工だったので
霧雨の中しかたなく出発するがGパンはビショビショで登山口に到着する事になった。
やはり雨は止む気配無く登山者の気配もないので今回はここで高千穂の峰への登山を諦めた。

オオクニヌシからの国譲りでサルタヒコやアメノウズメなどを従え
ニニギノミコトが高天原から葦立国へやって来る時
目指す場所を示したとか今後争いが無い世界を示す為に鉾を立てたと言われる天の逆鉾
その逆鉾を新婚旅行で抜いた坂本龍馬とおりょう
折れてしまった逆鉾の行方・・・
すべて確認できず。

すでにずぶ濡れではあったが少し下った霧島神宮だけは寄る事にする。
視界が悪いのとスリップしない様にゆっくり下ると次第に雨は小降りになり
霧島神宮に到着する頃は陽射しさえ差す様になっていた。
さすがは太陽神アマテラスオオミカミの孫である。



ニニギノミコトを主催とする霧島神宮は
朱色の社殿はカラフルは装飾で飾られており
木目を生かした純和風の伊勢や出雲とは一線を画している。
以前は登山口近くに社があったらしいが度重なる火山の噴火で現在の位置に再建したらしい。
平日にもかかわらずかなりの数の参拝者で
御朱印を頂く時に外国人が面白そうに覗き込んでいたので見せてあげる。
何を言っているのか解からないが通訳の方が説明するとうんうんと頷いていた。



今回は天孫降臨の地と天の逆鉾は確認できなかったのでまた次回という事で
古事記の旅はまだまだ続く…。


エストレアな女の子

2014-10-16 07:05:48 | ツーリング
小林から霧島へ向かうえびのスカイラインは今が盛りのコスモスが揺れている。
横目でちらっちらっ見ながら流しているとバックミラーにヘッドライトの光跡が写った。
一つ目なので恐らくバイクであるのはすぐに解かった。
後ろに張り付かれるのはイヤなので少しスピードを上げるとついてくる。
明らかにバイク用のジャケットではないオレンジ色のジャケットで
きっとそれは今風の小ジャレタ野郎だろう。
正統派のバイク乗りとしては舐められる訳にはいかないと更にアクセルを開く。

えびのスカイラインは小さなコーナーが連続しながら高度を上げていくが
旧式の愛車でもちょうどいい感じで走れる道が続く。
後続のバイクを離して行くがすぐに先を行く車に塞がれ追いつかれる。
適当な所で車を追い抜き差をつけるがまたすぐに先を塞がれ
それを繰り返しながら賽の河原までやってきた。

がれ場から噴出す大地の息吹は誰もが地獄をイメージするだろう。
何度も訪れた場所ではあるがやはり一息付く事にし停車すると
そのオレンジ色のライダーは左手を上げて追い越していった。
“おっ、やるじゃん”
つづら折れの下りなのでしばらく小ジャレタ野郎を目で追っていく事ができた。
バイクは非力なエストレア
そんなに力む事はないバイクであり、そんなバイク相手に大人気無い私であった…。
いやはやなんともお恥ずかしい。

しばらく愛車の撮影をしていると
なんと先程の小ジャレタ野郎が戻ってきて私の前で停車した。
少し身構えると「シャッター押しましょうか?」と
微笑む先にはオレンジのジャケットを着た女の子がいた。



「下まで下ったけどたぶん写真撮っているじゃないかと思って」
なんとその子は私の事を思って戻ってきてくれたのだ。
女の子にびっくりしたがこの子相手に大の大人がちっちゃい見栄で恥ずかしかった。
が、でもニコニコ接してくるので甘えてシャッターをお願いするした。



気恥ずかしさでヘルメットを脱いで話す事が出来ずそのまま撮影。
お返しに彼女のアイフォンでシャッターを押してあげた。
「では気をつけて」
お互いの無事を祈ってここで分かれた。
ちょっと惜しいチャンスだったがおじさんとがっかりさせるといけないから
終始最後までヘルメットは脱がず紳士的対応で終えた。

霧島の近くが自宅らしい。
今日もオレンジ色のジャッケトでセパハン キャプトンマフラーのエストレアは
バイク好きってわかる改造できっと元気で霧島を走っている事でしょう。




年齢性別格好、まったく違ったがなぜか同じ匂いがした。
そしてバイクに乗っていればまたどこかできっと再会できる事を願って。