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ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

都知事にひとこと

2009年02月18日 10時06分35秒 | レポート
今朝、道端を歩いていたら沈丁花の花芽が目にとまりました。
もうすぐ春ですね。このまま暖かくなっていくと花が咲いていきますね。
これで、しばらくは通勤途中の楽しみが、また一つふえました。

事務所に着いて、メールを受信すると先週の「駒込病院を存続・充実させ、
地域医療を守る会」での都知事室要請行動のメモ(要旨)が届いていたので
お知らせします。

実施日:2009年2月10日、10時~10時半、都庁第一庁舎7階 知事室
参加者、手交署名数:13名、8940筆  知事室対応:知事秘書 副参事
大利事務局長から要請主旨説明の後、高田会長から要請署名を手交
参加者からの発言(概略)

●9年前に食道がんで駒込病院に入院し手術を受けた。職員の入れ替わりが激しい。
 働いている人が保障されないと患者は不安で安心して治療が受けられない。
● 82歳で一人暮らし。40年前の乳がん手術の影響で気管支拡張症の喀血既往があり。
 バス1本で駒込病院に通院できるのはありがたい。病院を変革するのが不安。
● 北区区議会議員 人口10万人の滝野川地域は救急指定病院がゼロである。
 東十条病院が閉鎖されたまま。駒込病院は引き続き救急患者を受け入れてほしい。
 PFIだと利益確保が最優先されるので心配だ。
●北区労連を代表して要請する。駒込病院は安定した形で運営してほしい。
 北社会保険病院運営存続の方向性が出されたが、印刷局東京病院も先行き不安。
 何が大事といっても人間の命が何よりも大切である。
●北千住駅前宣伝はすごい反響だ。足立は貧乏人が多く高い差額ベッド代は払えない。
 駒込病院は都立だから信頼している。PFIが良いとは思わない。
 多くの都民に知らされていない。足立区内の医師や看護師も不足している。
 地域の実態を理解してほしい。
● 医療事業者の立場からも駒込病院PFIに不安・不信を抱いている。
 高知医療センターのPFIが破綻した。都民にきちんと説明されないと不安が高まる。  PFI破綻は民営化が問題だ。知事の都立病院民営化方針は問題だ。
● 病院前で署名を呼びかけるといろいろな所から来ているのが良くわかる。
 都立だから、駒込病院だからと署名される。3万筆の請願は不採択になったが
 この声を受け止めてほしい。駒病の現業職員のゼロ査定は職員の声を無視したもの。
 食に関わる職員を切り捨てるのは許せない。都立でなければ派遣村に象徴される
 人たちはどこで治療が受けられるのか。
●荒川には公立病院がない。高齢化が進んでいるが都バスを利用して通院できる
 駒込病院は荒川区民にとって身近な公立病院だ。
 低所得者は高い差額ベッド代は払えない。
 株式会社はもうけるところだ。食の安全には栄養士と調理師の直結が大事。
●荒川区内で新婦人活動をしている。駒込病院の署名では署名をする人が
 並んですがるような思いでやってくれる。都立病院は安心で安い。
 都がしている事は時代に逆行している。老人いじめをやめ、
 もうけ主義でない、あたたかい都政をして下さい。
●病院で職員リストラがあるのは都民にとっても不安だ。
 今、社会の大問題になっている派遣切りと同じではないか。
 駒込病院をPFIで大企業にもうけさせ、職員リストラはやめてほしいと
 石原都知事にきちんと伝えてほしい。
●都知事に要請内容をしっかり伝えて、知事のコメントを報告していただきたい。


都民の切実な声を石原慎太郎都知事がきちんと受け止めてくれればいいんですが…