軽井沢で

　11月28日(土）～29（日）北部春闘共闘会議の2010年度総会が軽井沢で
開かれ北部地域の単産・地域の代表が40名近く参加しました。
　初日は文京区労協遠藤議長の司会で進行、広瀬北部春闘議長(板橋）が主催者挨拶。
東京春闘共闘からは柴田事務局次長が2010年春闘構想にふれながら連帯あいさつ。
　特別報告として出版労連大塚副委員長を招き出版労連の労働争議と支援のあり方に
ついて話を聞きました。
　報告の後、2010年北部春闘の取り組みと役員提案、決算報告と予算案の提案がされ
拍手で確認されました。
　その後、討論に入り、各単産・地区春闘からの報告を中心に、2日目までに
22名が発言しました。（2日目の司会は松澤練馬区労協事務局長）
　佐藤北部春闘事務局長（豊島）が討論のまとめをおこない、北区労連の
松永事務局長が閉会の挨拶で締めました。
　写真は、高田文京区労協副議長が駒込病院PFIの問題と大気汚染をなくす運動
についての取り組みを発言しているところです。

ハゼの木

　礫川公園ではハゼの木がみごとに紅葉しています。
この木は文京区弥生町にあった詩人のサトウハチロウ邸に
植えてあったものを、ここに移植したものだそうです。
　ハチロウ氏は、この木を見て、あの名曲
「小さい秋みつけた」の詩を作ったそうです。
こんなに身近にあることを知りませんでした。


＞誰かさんが　誰かさんが　誰かさんが　みつけた
＞ちいさい秋　ちいさい秋　ちいさい秋　みつけた
＞むかしの　むかしの　風見の鳥の
＞ぼやけたとさかに　はぜの葉ひとつ
＞はぜの葉あかくて　入日色
＞ちいさい秋　ちいさい秋　ちいさい秋　みつけた

紅く染まって

　地下鉄丸の内線後楽園駅に隣接する礫川公園の
木立も紅く染まって来ました。
　この一年は、国内外ともに激変の年であり、
それがまだ継続しています。
　オバマ大統領にとっても、鳩山首相にとっても
今とこの半年ばかりが、一つの大きな山場になるかもしれません。
　今、税金の無駄を見直す「事業仕分け」が注目されていますが
社会的弱者救済・農業振興・科学技術の発展・文化芸術のためには
特別の配慮を期待したいのですが…。

　北部春闘共闘会議では、11月28日（土）～29日（日）、
人里を離れた軽井沢の公共施設で2010年度の総会を開きます。
現在、各単産・地区春闘から40名近い参加者が予定されており
活発な議論が期待されています。

りんご村から

　＞おぼえて　いるかい～　故郷の～村を～♪
　＞便りも～途絶えて～　幾年(いくとせ)過ぎた～♪
　＞都（みやこ）へ～　積み出す～　真赤な～リン～ゴ～♪
　
　りんご村から、区労協事務所に、りんごが届きました。
今年は、りんごも豊作だそうで、りんごの木を1本所有している
公務労働者が送ってくれました。
　小粒ですが、実が引き締まり、みずみずしい味わいです。
今の時期、毎日、1個はりんごを食べますが、
事務所においてありますので、訪問者は食することができますよ。

　「りんご村から」という流行歌が
今から50年前はやったそうですが、最近でも
氷川きよしさんが歌っているそうですね。
　「歌は平和の力」ともいいますから
りんご食べながら歌うのもいいですね。

後楽園駅前で

　11月24日（火）昼休み後楽園駅前で消費税廃止文京各界連絡会の宣伝行動が
行われました。これは毎月、消費税が実施された日を忘れないようにということで
毎月24日に行なっています。東京土建文京支部と文京民主商工会が中心となり
新婦人文京支部や区労協も参加して区内の駅前を巡回しながら10年以上にわたり
続けています。
　出版労連北部地協・文京区労協・文京平和委員会で行なっている核廃絶69行動
とならんで、もっとも定着している宣伝・署名行動ではないでしょうか。
　その他にも、医療・大気・子ども様々な地域宣伝をその都度行なっていますが
法然・親鸞・日蓮さんも同じように辻説法で社会悪を批判し、人間としての
真っ当な生き方を説いていったのかも知れません。
　駅前宣伝行動は、現代の辻説法とでもいえるのではないでしょうか。
　様々な人間模様をみることができ、なかなか得がたい経験になります。
これは政治家だけの専売特許ではなく、誰でも参加することができますので、
一度は経験してみるのもいいですね。

三小児病院の存続を

　11月21日(土）の午後、地下鉄麹町駅そばにあるエディカス東京で
「都立三小児病院の存続と全都立病院の都直営・充実めざす都民のつどい」が
開かれ164名が参加。
　子どもの命と健康を守る集会だけあって会場は熱気につつまれ、
清瀬・梅ヶ丘・八王子小児病院のそれぞれの守る会の代表から
「小児病院をなくさないで欲しい」との発言が相次ぎました。
　オリンピック誘致には湯水のような税金を使っても、子どもたちの病気には
地域に根付いた病院は廃止し、府中あたりに一つ総合病院を建てれば
間に合うというのが東京都の考えのようです。
　石原都知事は、さらに次のオリンピックをめざすような発言を
されているので都民の税金は、そちらにまわされそうですね。
　命というものは、オリンピックよりも軽いのかもしれませんね。
　「都立駒込病院守る会」からも高田会長（区労協副議長）が
「17日、尾林弁護士を迎えPFIについて学習会を行なった。企業が病院建設に
関わることは利益を得ることが目的であることがわかった。三小児病院を
存続させる運動とともに全ての都立病院を守っていこう」と発言しました。

柿

　11月18日の北部共同集会では、争議団・争議組合の
闘争支援物品販売コーナーが設けられました。
　国鉄闘争団の羊羹、出版争議団のカステラなどのほか、
自宅の庭で採れた柿も並んでいました。
争議経験者として各争議団から買い物することにしていますが、
この柿は無料でいただきました。
事務所に持ち帰り、翌日食べてみました。
なかなか素朴で淡い味でした。
　でもその気持ちが嬉しいですね。

赤坂

　赤坂・六本木と言うとふだん縁遠い私にとっては夜の街のイメージが強いのですが
11月19日（木）の午前中、地下鉄千代田線の赤坂駅をでると目の前に
ＴＢＳの本社ビルがそびえていました。その近くの高層ビルの中にある
ユニバーサル・ジャパンに用事がありました。
13階まではオフィスでそれ以上の高層階は居住スペースになっているようです。
その一画にＵＩＰ映画日本支社を閉鎖した親会社ユニバーサル・ジャパンがあり、
そこにUIP映画争議の解決要求書を提出してきました。
　会社代表とは直接、会うことはできませんでしたが、話し合いをしない限り
解決することができませんので、いつまでも労働争議が続くことになりかねません。
この日は、対策会議としての申し入れMICの議長さん、全洋労の役員さん、
外資共闘・中央区労協・文京区労協などから8名が参加しました。
　最近、外資系企業での労使紛争が増えてきているようです。
目先の利益だけを追求する外資系企業の横暴を許さず、日本人従業員の
生活と権利を守るために文京区労協としても、かかわっていきます。

日活

　この一年、区労協事務所には、日活の石原裕次郎カレンダーが
貴賓室（御手洗）入口に飾ってあります。
たまには「夜霧よ、今夜もありがとう」を口ずさんだりします。
　18日（水）の昼休み、本郷にある日活本社前で集会が開かれました。
映演労連の秋季年末闘争の統一行動の取り組みとして開かれたものです。
　新作「大洗に星はふるなり」の興行成績があまりよくないと
聞いていたのでリストラ攻撃が出されたかと思い込み、
区労協ののぼり旗を持ってかけつけました。
　近くの出版労連の組合からも、心配して参加してくれました。
　19日の区労協常任幹事会には日活労組の委員長さんにきていただき
状況報告を聞きました。
　いずれにしても、中小企業やマスコミ産業では
労働者を犠牲にした会社再建というものは、先行き不安が募るばかり。
今は、まさに労使一丸となって会社を立て直していかなければならないのでは
と思いますが。
　日活は映画の名門でもあり、単なる企業ではなく、ひとつの文化そのもの
ではないでしょうか。
　文京区労協は区内の労働者と中小零細企業と文化を守るためには、
どこにでも、のぼり旗をもってかけつけます。
　

つなげよう！

　11月18日(水）夜、“つなげよう！政治の変化を労働と生活に！北部共同集会”が
文京区民センターで開かれ200名が集まりました。
　北部春闘の佐藤事務局長の司会で進められ北部春闘の広瀬議長と
北部労協の小泉議長が、それぞれ主催者挨拶を行いました。
　小島延夫弁護士（東京駿河台法律事務所）が「地球温暖化・公共事業・派遣村を語る」
と題して講演を行ないました。
　講演の後、非正規労働者サポートセンター、駒込病院分会、鉄建公団訴訟原告団から発言。
　文化行事として、「社会派腹話術のしろたにまもる＆ゴローちゃん」のトークで
会場を湧かせました。
　最後に争議団紹介の後、北部労協の石原事務局長が閉会挨拶と団結ガンバローで締めました。