空を見上げて

事務所猫チャコと家猫ごん太 2ニャンと楽しい日々

記憶

2007-02-12 11:54:45 | つぶやき
2004年、平成16年10月23日、土曜日。
中越地震の起こった日である。

その日、私は夕食の買い物を終えて、車で家へ向かっている途中だった。
6時少し前、もうすぐ家に着こうとした、その時。
一瞬、車がパンクしたのかと思った。
減速して路肩に寄ろうとしたのだが、なんかおかしい。
ずっと前を走っていた車がブレーキをふんだので、私も止まった。
揺れている・・・。
その時初めて地震ということを認識した。

家に着いて「すごい地震だったねぇ~」なんて呑気に話をしていたら、
2回目の地震。
そしてさらに3回目。
家の柱が大きく左右に揺れるのを、初めて見た。

昨日、小千谷に出かけた。
途中に母娘2人が犠牲になり男の子1人が助かった妙見のがけ崩れの現場がある。
大きな岩が崩れているのを見ると、通るたびにあの地震のすごさを改めて感じる。
そして、忘れてはいけない出来事だったのだと思う。

戸がぴったり閉まらない押入れ。
ヒビの入った天井のクロス。
見るたびにあの日の記憶が蘇ってくるが、
今年、雪の降らない新潟でこの先何が起こるのか想像も出来ない。
異常気象を引き起こしているのは、やっぱり人間なのだろうか・・・。
コメント
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