空を見上げて

事務所猫チャコと家猫ごん太 2ニャンと楽しい日々

他界

2010-01-10 13:57:25 | 介護日記
4~5年は覚悟していた介護だったけれど、

その生活に終止符が打たれた。

平成22年1月6日 午前11時20分。

舅は他界した。

家族、子供、孫に看取られて、

静かに息を引き取った。



合掌。
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点滴

2010-01-05 16:27:18 | 介護日記
今日洗濯物を取りに行ったら、
「院長先生からお話が・・・」と言われた。
食べない飲まないという状態なので、今日は点滴をしたらしい。
右手から肘にかけて、少し腫れていた。

MRIの検査をしたらどーも膀胱にガンがあるようだ。
通常の人なら4.0以下の血液の何とかっていう値が、25まで上がっていた。
それで、精密な検査をするようならば他の病院へ行かなければ出来ないらしい。
ただ、舅の場合、食べる飲むという意識はなくなっていても、
痛いという意識は異常に強く、
血圧を測ること、体温計を脇に入れること、脈をとること、
すべてが怖いものとして認識してしまっている。
注射針を刺して検査するなんてもってのほか。
そんな状況の中で、通常の病院で検査が出来るかどうかって話だ。
院長先生もそこのところを心配してくれていた。

家に帰ったら相談だ。
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寝たきり

2009-12-29 16:54:21 | 介護日記
洗濯物の交換に行ってきた。
そしたら、舅は目も開けず眠っている。

看護婦さんの話だと、昨日は車椅子に乗って外を眺めていたらしいが、
今日になって、起きようともせず、ずっと寝ているのだそうだ。

今日は院長先生の診察があったらしいけれど、
この様子を見て、脊髄の液?の検査をしたのだそうだ。
結果は2~3週間後。
その時の院長先生の話では、大分「進んでいる」と。

寝たきりになる日も近い、ということだそうだ。

まったくその通りで、舅の所へ来るたびに、
その進行の早さは目を見張る程。
目に見えて舅の認知症度はあがっている。

あっという間の症状の変化に、戸惑うばかり。
だって、病院に入院した日には、
歩き回ってどうにもならない状態だったんだもの。
言葉もまだ、かろうじてわかる範囲だったし・・・。

わけわかんなくても話ができれば、
笑顔があれば、
そう思っていたんだけれど・・・。
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頑張れ

2009-12-26 15:12:44 | 介護日記
先日洗濯物を取りに行ったら、
舅は車椅子に乗って外を眺めていた。
仕事の都合上、15分くらいしか一緒にいてやれることは出来ないけれど、
時間の余裕があったら、話をしなくても、
一緒に隣にいてやれたらいいんだよなぁ、って思った。

話かけたら、よく聞こえないからだろう、
耳元で話をしてくれ、とばかりに耳を指でさす。
目の前には小さな山。
「山だね。」という言葉に、
「行って来た。」という返事。
そう、この時期は、舅の趣味である門松に使う松を、
仲間と一緒に取りに行く時期なのである。
その記憶が頭にあるのだろう。
そうやって、自分の世界の中で、舅は生きているのだ。

先日夫の同級生夫婦4組で忘年会をやったけれど、
どの家庭も、現在介護状態の親がいた。
施設を利用しながら、親戚に頼りながら、
それぞれのやり方でそれぞれ頑張っていた。

みんな、頑張れ。
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6人部屋

2009-12-18 16:55:09 | 介護日記
今日、舅の所へ行ったら、6人部屋へ移されていた。
舅よりもっと症状の激しい人を入れなければならなくなり、
舅は個室から出されたらしい。

今日はお風呂の日。
3時頃行ったけれど、ちょうどお風呂の時間で、
舅は車椅子に乗せられてお風呂場へ。
それでもまだ、車椅子に乗るという行動ができるだけ、
ヨシなのではないかなぁと思われる。

私が行くと、まだ笑顔を返してくれる。
私が誰だかは全くわかっていないけれど、
表情があるだけいいのかも。

言葉はやっぱり以前より衰えてきたかもしれないな。
なるべく行ってあげて、話し相手になってやれたらいいのかもね。
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個室

2009-12-15 16:07:14 | 介護日記
昨日、舅は入院した。
6人部屋の窓側のベット。
普通の入院ならばいい場所だと喜ぶところだけれど、
そんなこと舅には関係ない。
見慣れない所見慣れない人で緊張したのか不安に思ったのか、
一時もじっとしてなく興奮状態。
看護婦さんたちの言う事も聞かない。
他の患者さんの部屋や事務所に入ったりして、
ここでもやっぱり迷惑がかかってしまう事が予想された。

「個室に入れてもいいですか?」
そう聞かれた。
施設でも職員の人が手を焼いたように、
ここでもそうなるとわかっているだけに断れない。
それも仕方のないこと、そう思い承諾した。

今日、洗濯物もあったので面会に行ってきた。
昨日の興奮状態の時の顔つきとは全然違い、とても穏やかな舅。
床に座り、舅と看護婦さんと私の3人で、15分くらいおしゃべりした。
落ち着いた様子で、正直ホッとした。

入院させたことへの罪悪感というのがやっぱりあって、
「仕方ない」っていう言葉を、何度も何度も繰り返してた。
心無い他人の言葉も気にかかる。
そんな私達家族にとって、舅が穏やかに過ごしているっていうのは、
救いにもなる。

今は個室で一人ぼっちだけれど、
穏やかに落ち着いて過ごしてほしいなって思います。
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入院

2009-12-11 10:52:21 | 介護日記
舅の奇行が目立つようになり、
正直のところ、夫は今週にも入院させるつもりだった。
しかし、そこを私がもう少し・・・と引き伸ばして、
今週はショートステイで施設に泊まっていた。
しかし、どーも、夜、寝ないで動いているらしい。
それにより、他の入所者の方が眠れないとか、
ちょっとしたトラブルが発生してしまった。

入院申し込みの期限が今週末だったので、夫は即、決断した。
舅は来週月曜日から、入院だ。

私的にはもう少しって思ったけれど、
最初は入院に消極的だった施設の人も正しい決断だと言ってくれたので、
なんか肩の荷が下りた感じ。

今後は直接的に介護することはないだろうけれど、
間接的に関わることになる。

実の所、舅が認知症を患った2月、
私は何となく今年中に決着する予感があった。
どんなふうに決着するのか、そこんところは不安だったけれど、
入院という形で、私達家族にとっては負担が随分軽くなったことは確か。
だから、夫が入院させると言ったことに反対したとき、
今年中の決着はなかったなぁと漠然と思ったけれど、
やっぱりこうなってしまったことに驚いている。

入院させると言ったときにベットに空きがあったこと、
その話が出てから舅の症状が重くなったこと、
すべて先へ先へとうまく事が進んでいるように思える。
そう思うしかないかな。
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入院?入所?

2009-11-25 09:59:20 | 介護日記
舅の姉も舅と同じところに入所していて、
徘徊に近い状態になってることから、ずっと入所されている。
その孫が会いにいったとき、
舅の姉の方が入所が早かったにもかかわらず、
舅の方が状態が悪いのではないだろうかと、家族に話したそうだ。

舅はデイケアとショートステイを繰り返しているけれど、
施設で自由気ままに行動していても、
家に帰ってくると制約が多く、私達家族に制止されることが多々ある。
そのことが舅にとってのストレスとなっていて、
精神状態が不安定になっているとしたら、
家に帰ってくることよりも、ずっと施設で入所していた方が、
精神的には安定するのではないだろうか・・・。

家中のモノというモノをすべて片付けて、
どこに行っても、何を触ってもいいという状態にできるならば、
家にいて見ていることもできるだろう。
しかし、生活をしていく上で、
そんなことできるはずもなく、舅を制止するしかなくなってくる。

認知症の患者の行動言動を否定するなと言われても、
そうせざるをえない状況が、家庭の中には存在する。
認知症の状況をわかっているつもりでも、
そこは本人に諭さなければならないことがある。

以前は言って解らせることもできた舅ではあったが、
認知症の進行に伴い、私達が発する言葉の理解力もなくなってきていて、
それもストレスのひとつになっているのだろうと思う。

夫もこの間の舅の行動に、少なからずショックを受けているようで、
見るに忍びないっていう感じだ。
自分の親の行動に、認知症とはいえ、理解せよと言うほうが、
酷なのかもしれない。
「入院させるか・・・」
そうつぶやいた。

ケアマネージャーが近いうちに家に来られるので、
相談しようと思っている。
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暴力的に

2009-11-24 09:52:11 | 介護日記
昨日デイケァで、施設の車で家まで送ってもらったときに、
何がどうなったのか降りるのをイヤがり、
どんなに説得しても降りようとしなかった舅。
「こんなヤツらと一緒になっていられない」
「たたき殺してやる」
「オレをだましてる」
暴言を吐くだけ吐いて、しまいには、職員の人に唾をかけてしまった。

先週あたりからイライラが募ってるようで、
施設でも険しい顔つきをしているようだ。
声をかけても怒鳴ったり
検温、血圧測定も、身体に触ると怒ってしまうようなのだ。

家にいても落ち着きがなく、
夜中に靴を履いて外にで出ようとしたり、
朝起きてすぐに、まだ暗いのに外へ出ようとしたり・・・。
それを止めると暴言を吐く。

家庭でのものだけならいいけれど、
職員の人にも同じような態度では、施設利用も考えないといけなくなる。
今までは家と施設の区別があったので、
家の者の言う事を聞かなくても、施設の人の言う事は聞いていた。
それがなくなってきているってことだろうか。

姑に対しては手が出る舅だけれど、
それが他の人にも及ぶことが心配になってきた。
さて、今後どうするべきなのか。
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お金

2009-11-12 17:08:37 | 介護日記
施設から電話。
いつものことながら、ドキッとする。

「○○さん(舅の名前)が五百円を持っていたので、帰る時に渡します。」

以前にもお金を持ってたことがあったけれど、
どこからそのお金をだしたのかさっぱりわからず、
どこかにあるのだろうと舅の寝室を探してみたけれど、
お金も財布もカバンも、全く見当たらなかった。
姑は自分の財布から抜き出して持っていってるんじゃないかと言うが、
姑の部屋でゴソゴソやってればわかりそうなものだ。
いや、それとも、朝車を待ってる時間、
好き勝手にさせていて、舅のことを見ていないのかもしれない。

とにかく不思議で、あんたは打ち出の小槌かい!って突っ込みたくなるよ。(笑)

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