習い事

小学生の時にそろばんを習ったのが始まりだろう。
級が上がるだびにそろばん塾に行く時間が遅くなっていくのだが、
私は暗い道を歩いた記憶がないので、そこそこで終わったのだと思う。

中学生の頃、英語塾が近所にあったので習いに行った。
確かに学校の勉強を予習する形だったので学校の成績は上がったが、
会話の方は、まったくであった。
今のように諸外国の先生なら良かったのだろうけれど、
日本人のおじさん先生では、発音も何もない。

花嫁修業と称して、生け花教室に通った。
流派の生け方を習ったのだが、どうにもセンスがない。
流派を受け継ぐどころか、なんとなく自己流＋αだった。

生け花の先生が編み物教室も開いていたので、機械編みも習った。
半年くらい通っただろうか。
でも、習う期間が短かったため、モノになっていない。
その機械は今、押入れで眠っている。

以前に書いたように、私は字が綺麗ではないので、
通信教育でボールペン字を習ってみた。
しかし夕食時の晩酌とテレビドラマの誘惑には勝てず、
３ケ月くらいで止めてしまったのではなかっただろうか。

そういえば通信教育でペン習字も習った。
ただ何回かやっているうちに「雅号を取得しましょう」みたいな話になったのだが、
まだまだヘタなのに雅号の取得！？
○万円！？
それってお金で雅号を買えってこと！？
なんて生意気にも思ってしまい、ジ・エンドとなった。

なんて根気の続かない私なんだろう。
我ながら呆れてしまう。

そんな私でも習いに行かなかったけど手編みは出来る。
母から教えてもらい、好きな時間に気ままに出来るというのが良かった。
料理もそこそこ出来る。
いなだやいかの刺身も作れるし、魚も捌くことは出来る。
自分が食べたいという、その気持ちなんだと思う。

私は今までの習い事で才能を開花させる事はできなかったが、
まだ眠っている才能はあるのだろうか。

今度は何を習おうかなぁ～。（笑）