そうして赤山家+河村亮は、焼肉屋へと移動した。
看板には豚カルビ専門店と書いてある。
一行は店員に案内され席に就き、亮もその後に続いて座ろうとした。
すると雪が、隣の座布団をポンポンと叩いて亮を呼ぶ。
「ここどうぞ、河村氏」
「左側の方が楽でしょう?」
亮は雪の提案に目を丸くする。
「え?」
不思議そうな顔でそう聞き返した亮だが、結局彼女の指示に従って雪の隣に座った。
赤山家の中に亮が混じっていることを、彼等はまるで違和感なく受け入れている。
やがて注文した肉や野菜が到着し、皆会話をしながら舌鼓を打った。
蓮はいつもの調子で会話をし、父と母は少しきまり悪そうな体で黙々と食事する。
雪は明るい笑い声を上げ、亮もそれに混じっていた。
そしていつしか彼等の話題は、亮のバイト遍歴や過去の武勇伝になっていった。
亮が得意げに思い出を語り、蓮がそれに大きくリアクションする。
「‥そんで結局その仕事は辞めて、港町へと移ったワケよ」
「亮さんの性格でソレどーやって堪えたの?!だって亮さん俺くらい怒りっぽいじゃん!」
「そういうのはなぁ、全部時と場合によんだよ。とにかく客なんだから我慢する時は我慢しねーとな!」
教え諭すようにそう口にする亮だが、雪は以前、合コンの席で又斗内と揉めた亮を知っていたため、
恐喝とか脅迫はするけどネ‥と思いながら、何も言わずにただそこに座って話を聞いていた。
すると母親が、蓮の背中を強く叩いて息子を叱る。
「ったくアンタは!堪えなきゃどうするつもりなの?!少しは亮君を見習いなさい!」
背中を押さえて痛がる蓮と、笑いながら「あと10発は叩かなきゃ」と言って笑う雪。
そんな親子のやり取りを見ていると、ふと頭の中に昔の光景が思い浮かぶ。
幼い頃、祖父と暮らしていた頃の思い出だった。年子の姉弟は毎日のように喧嘩し、二人はいつも傷だらけだった。
けれど家の中には笑いが絶えず、常に祖父の家は騒がしかった。
次に思い浮かんだのは、青田家で会長を囲んで談笑する自分達の姿だった。
中学生になっても高校生になっても、亮と静香は度々青田家を訪れ、淳と共に食卓を囲んだ。
赤山家の賑やかな空気の中で、亮は記憶の中にある家庭の面影を思い出していた。
けれど思い浮かぶのは、そのたった二つの場面だけだ。団欒の思い出は、その二つしか思い出せない‥。
心の隙間に、冷たい風が入り込んでくるような気持ちがした。
亮は賑やかな彼等をぼんやりと眺めながら、一人その場で口を噤む。
雪はどこか寂しそうな表情をした亮を見つめながら、何か心に感じるものがあった。
けれどそれが何に対してのものなのかは、まだよく分からない‥。
「骨なしカルビ追加、お待たせしました」
店員が追加オーダーの肉を持って来て、テーブルは沸いた。
けれど今日は雪の奢りだということを蓮は思い出し、「結構な出費だけど大丈夫?」と雪に聞く。
雪は厳しい表情でそれに答えた。
「もうお金は入って来ないよ。残りの学期間はバイトしないつもりだから」
母は頷き、「そうね、勉強だけに集中なさい」と口にする。父は黙ったまま娘の言葉を聞いていた。
「あーオレ話しててほとんど食ってなかったわ」
亮はそう言って箸を持った右手を伸ばしかけたが、ふと違和感を感じてその手を見た。
そしてなんとなく、箸を左手に持ち替えてみる。
二三度、箸を持った左手を動かしてみた。以前より強く握れているような気がする。
「あ、やっぱり」
するとそんな亮を見て、雪が話し掛けて来た。
「食事の時、結構左手使ってますよね。やっぱり左側に座った方が楽でしょう?」
さらりとそう言った雪に、亮は目を丸くしてもう一度左手を見た。
実は亮は、自分では気づいていなかったのだ。食事の時に故障しているはずの左手を使っているということを。
左手は、今箸をしっかり握っている。
地道に通ったリハビリの成果が、着実に出ている。
ほんの数ヶ月前まで、箸を持とうとしても力も入らなかったのに‥。
亮は、隣で食事する雪をチラリと見た。
自分でも気が付かなかった左手の変化に、彼女は気づいていたのだ‥。
暫し雪のことをじっと見ていると、彼女は父親と不意に目を合わせて気まずくなっていた。
父親の方も、決まり悪そうに娘から目を逸らす。
やがて肉を頬張っていた雪は咽せ、何度も咳をした。
亮はそんな雪の様子から、未だ和解しきれていない父と娘の関係を知る。
すると亮はニカッと笑い、雪の父と母に向かって彼等の娘の話題を切り出した。
「あ!ところでダメー‥じゃねーや、お嬢さんってば、めっちゃ頭良いみたいっすね!
勉強教える時もテキパキしてるし、先生にだってなれんじゃないすか~?」
雪は突然持ち出されたその話題に驚いていたが、亮は雪の両親に向かって尚も続けた。
「その頭脳は父親と母親どっちから来てんすか?」と質問すると、それに母親が答える。
「それはお父さんでしょうね。この人は大学と会社は本当に良い所入ったから‥」
母の発言に対して父は「なんだそんな話をして」と幾分決まり悪そうにしていたが、
それに乗っかって蓮が話を続ける。
「そうだそうだ!そんで会社の近所の母さんのお祖父さんがやってた宴麺屋で、
二人は出会ったんだよね~!」「そうそう!」「マジで?!」「マジマジ」
姉弟は両親の馴れ初めで盛り上がり、それを聞いた亮はこう言った。
「いや~マジで宴麺が繋いだ家なんだな!そーじゃないすか?!」
そう言って亮は笑顔を浮かべた。少しとがった空気の角を、その明るさで削り、丸くする。
彼等の会話を、父親は無言のまま聞いていた。
宴麺屋で出会った二人が宴麺屋を開店することになるなんて、と運命の因果を話す母に、
そんな二人の間に生まれた俺には宴麺の血が流れていると言って笑う蓮。
亮も笑ってそれを聞いていた。
雪はそんな亮の横顔を見ながら、陰ながら助け舟を出してくれたのかと彼の行動の裏を読む。
彼抜きでは動かなかった空気が、家族の関係性が、亮によってなめらかに進んで行く。
雪はそんなことを考えながらそこに座っていた。
ざわざわと賑やかな店内に、彼等の会話が溶けて行く‥。
食事を終えた後、雪はレジにて会計をしようと財布を出した。
しかし雪がお金を支払う前に、父親が店員にクレジットカードを差し出す。
雪は驚いて、父に声を掛けた。
「あ‥今日は私が‥」 「いいから。学生が幾らも持ってないだろう」
父はそう言って会計を済ませてしまった。
先ほど雪が口にしていた言葉を、父は覚えていたのだ‥。
「もうお金は入って来ないよ。残りの学期間はバイトしないつもりだから」
雪は父の背中を眺めながら、父が考えていることに思いを馳せて立ち止まっていた。
そして両親の後に続いて、雪は蓮と亮と共に店を出た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<家族再構築計画(3)ー家庭の面影ー>でした。
少し気まずそうな雪ちゃんと父親の仲をもう少し良くしようと、雪ageの話題を振る亮さんの気配りが温かいですねぇ。
食事の時に左手をちょいちょい使ってることに気づかせてくれたお礼でそうしたのかな‥。
亮の両親は一体亮が何歳くらいの時に亡くなったんですかね。両親との団欒の記憶が全く無いところが、悲しいなと思いました。。
さ、次回で家族再構築計画シリーズは終わりです。
<家族再構築計画(4)ー言葉の狭間ー>です。
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看板には豚カルビ専門店と書いてある。
一行は店員に案内され席に就き、亮もその後に続いて座ろうとした。
すると雪が、隣の座布団をポンポンと叩いて亮を呼ぶ。
「ここどうぞ、河村氏」
「左側の方が楽でしょう?」
亮は雪の提案に目を丸くする。
「え?」
不思議そうな顔でそう聞き返した亮だが、結局彼女の指示に従って雪の隣に座った。
赤山家の中に亮が混じっていることを、彼等はまるで違和感なく受け入れている。
やがて注文した肉や野菜が到着し、皆会話をしながら舌鼓を打った。
蓮はいつもの調子で会話をし、父と母は少しきまり悪そうな体で黙々と食事する。
雪は明るい笑い声を上げ、亮もそれに混じっていた。
そしていつしか彼等の話題は、亮のバイト遍歴や過去の武勇伝になっていった。
亮が得意げに思い出を語り、蓮がそれに大きくリアクションする。
「‥そんで結局その仕事は辞めて、港町へと移ったワケよ」
「亮さんの性格でソレどーやって堪えたの?!だって亮さん俺くらい怒りっぽいじゃん!」
「そういうのはなぁ、全部時と場合によんだよ。とにかく客なんだから我慢する時は我慢しねーとな!」
教え諭すようにそう口にする亮だが、雪は以前、合コンの席で又斗内と揉めた亮を知っていたため、
恐喝とか脅迫はするけどネ‥と思いながら、何も言わずにただそこに座って話を聞いていた。
すると母親が、蓮の背中を強く叩いて息子を叱る。
「ったくアンタは!堪えなきゃどうするつもりなの?!少しは亮君を見習いなさい!」
背中を押さえて痛がる蓮と、笑いながら「あと10発は叩かなきゃ」と言って笑う雪。
そんな親子のやり取りを見ていると、ふと頭の中に昔の光景が思い浮かぶ。
幼い頃、祖父と暮らしていた頃の思い出だった。年子の姉弟は毎日のように喧嘩し、二人はいつも傷だらけだった。
けれど家の中には笑いが絶えず、常に祖父の家は騒がしかった。
次に思い浮かんだのは、青田家で会長を囲んで談笑する自分達の姿だった。
中学生になっても高校生になっても、亮と静香は度々青田家を訪れ、淳と共に食卓を囲んだ。
赤山家の賑やかな空気の中で、亮は記憶の中にある家庭の面影を思い出していた。
けれど思い浮かぶのは、そのたった二つの場面だけだ。団欒の思い出は、その二つしか思い出せない‥。
心の隙間に、冷たい風が入り込んでくるような気持ちがした。
亮は賑やかな彼等をぼんやりと眺めながら、一人その場で口を噤む。
雪はどこか寂しそうな表情をした亮を見つめながら、何か心に感じるものがあった。
けれどそれが何に対してのものなのかは、まだよく分からない‥。
「骨なしカルビ追加、お待たせしました」
店員が追加オーダーの肉を持って来て、テーブルは沸いた。
けれど今日は雪の奢りだということを蓮は思い出し、「結構な出費だけど大丈夫?」と雪に聞く。
雪は厳しい表情でそれに答えた。
「もうお金は入って来ないよ。残りの学期間はバイトしないつもりだから」
母は頷き、「そうね、勉強だけに集中なさい」と口にする。父は黙ったまま娘の言葉を聞いていた。
「あーオレ話しててほとんど食ってなかったわ」
亮はそう言って箸を持った右手を伸ばしかけたが、ふと違和感を感じてその手を見た。
そしてなんとなく、箸を左手に持ち替えてみる。
二三度、箸を持った左手を動かしてみた。以前より強く握れているような気がする。
「あ、やっぱり」
するとそんな亮を見て、雪が話し掛けて来た。
「食事の時、結構左手使ってますよね。やっぱり左側に座った方が楽でしょう?」
さらりとそう言った雪に、亮は目を丸くしてもう一度左手を見た。
実は亮は、自分では気づいていなかったのだ。食事の時に故障しているはずの左手を使っているということを。
左手は、今箸をしっかり握っている。
地道に通ったリハビリの成果が、着実に出ている。
ほんの数ヶ月前まで、箸を持とうとしても力も入らなかったのに‥。
亮は、隣で食事する雪をチラリと見た。
自分でも気が付かなかった左手の変化に、彼女は気づいていたのだ‥。
暫し雪のことをじっと見ていると、彼女は父親と不意に目を合わせて気まずくなっていた。
父親の方も、決まり悪そうに娘から目を逸らす。
やがて肉を頬張っていた雪は咽せ、何度も咳をした。
亮はそんな雪の様子から、未だ和解しきれていない父と娘の関係を知る。
すると亮はニカッと笑い、雪の父と母に向かって彼等の娘の話題を切り出した。
「あ!ところでダメー‥じゃねーや、お嬢さんってば、めっちゃ頭良いみたいっすね!
勉強教える時もテキパキしてるし、先生にだってなれんじゃないすか~?」
雪は突然持ち出されたその話題に驚いていたが、亮は雪の両親に向かって尚も続けた。
「その頭脳は父親と母親どっちから来てんすか?」と質問すると、それに母親が答える。
「それはお父さんでしょうね。この人は大学と会社は本当に良い所入ったから‥」
母の発言に対して父は「なんだそんな話をして」と幾分決まり悪そうにしていたが、
それに乗っかって蓮が話を続ける。
「そうだそうだ!そんで会社の近所の母さんのお祖父さんがやってた宴麺屋で、
二人は出会ったんだよね~!」「そうそう!」「マジで?!」「マジマジ」
姉弟は両親の馴れ初めで盛り上がり、それを聞いた亮はこう言った。
「いや~マジで宴麺が繋いだ家なんだな!そーじゃないすか?!」
そう言って亮は笑顔を浮かべた。少しとがった空気の角を、その明るさで削り、丸くする。
彼等の会話を、父親は無言のまま聞いていた。
宴麺屋で出会った二人が宴麺屋を開店することになるなんて、と運命の因果を話す母に、
そんな二人の間に生まれた俺には宴麺の血が流れていると言って笑う蓮。
亮も笑ってそれを聞いていた。
雪はそんな亮の横顔を見ながら、陰ながら助け舟を出してくれたのかと彼の行動の裏を読む。
彼抜きでは動かなかった空気が、家族の関係性が、亮によってなめらかに進んで行く。
雪はそんなことを考えながらそこに座っていた。
ざわざわと賑やかな店内に、彼等の会話が溶けて行く‥。
食事を終えた後、雪はレジにて会計をしようと財布を出した。
しかし雪がお金を支払う前に、父親が店員にクレジットカードを差し出す。
雪は驚いて、父に声を掛けた。
「あ‥今日は私が‥」 「いいから。学生が幾らも持ってないだろう」
父はそう言って会計を済ませてしまった。
先ほど雪が口にしていた言葉を、父は覚えていたのだ‥。
「もうお金は入って来ないよ。残りの学期間はバイトしないつもりだから」
雪は父の背中を眺めながら、父が考えていることに思いを馳せて立ち止まっていた。
そして両親の後に続いて、雪は蓮と亮と共に店を出た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<家族再構築計画(3)ー家庭の面影ー>でした。
少し気まずそうな雪ちゃんと父親の仲をもう少し良くしようと、雪ageの話題を振る亮さんの気配りが温かいですねぇ。
食事の時に左手をちょいちょい使ってることに気づかせてくれたお礼でそうしたのかな‥。
亮の両親は一体亮が何歳くらいの時に亡くなったんですかね。両親との団欒の記憶が全く無いところが、悲しいなと思いました。。
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<家族再構築計画(4)ー言葉の狭間ー>です。
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引き続きキャラ人気投票も行っています~!
雪ちゃんもさすがですね、細かいところまで見てるっていうのが…少しは亮さんも見習わないと。
雪母、蓮に対し少しは亮を見習え。そんな言葉もでていたのですね。
ナマコさん、師匠がなかったことにしてくださることでしょう。
皆過去にやらかしてるのでお気になさらず~。
しかし、私のコメは残りますのであしからず…笑
日本の食堂も同じかも知りませんが、
こんなタイプの食堂は水ボトル、コップ、さじケースが
テーブル上に置かれてて、セルフサービスです。
でも「自分のは自分で取る!」より、
匙ケースから近い人が横の席に置いたり、
遠い席にはパスしたりします。
なぜ私がこれを説明するかというと、
昔知り合いが「日本はセルフサービスは自分で取るスタイルかな?
知り合いの日本人と一緒に韓国の食堂へ行ったけど、
いつものようにその人の前に匙置いただけで
こっちに好かれてると思い込んだ!困るよ!」
と愚痴ったことがあるからです。
まあ、あの人が惚れやすいタイプなだけかも?
雪ちゃんが左手に気づいていたの、亮さん嬉しかったでしょうね~^^ふふふ
そしてしれっと二重コメ消しときました~。
お気になさらず~^^
りんごさん
雪母は亮さんにダメ出しばかりしてると思いきや、そのマジメな仕事ぶりでいつの間にか亮を信頼していたんだな~と思うと胸アツです。
なんか最近考えれば考える程、雪ちゃんは亮さんとくっついた方が幸せになれると思えて‥。先輩ピンチ‥。
CitTさん
そのエピソード、面白いですね~^^
きっとスプーンを取ってあげたCitTさんの友人が、とても素敵な人だったのではないですか^^それで知り合いの日本人は勘違いを‥。
日本の食堂でもそれは同じだと思います~。後輩が先輩にお水取りに行ったりとかもきっと同じでしょうね^^
と、気まずい空気が流れそうになることを察知しピエロとなって上手く回避の助け舟を出せる男。好きだ。
そして家族の記憶を切ない表情で思い浮かべる様がまた切ない。
家族の思い出が少ないのと同時に、その数少ない家族を失う辛さも知っているんですよね。
赤山家の背中を押す中に自分が他人の立場であることを意識して、でも赤山家のためにおせっかいをやくことができる。
ほんにええ子じゃ…ホロリ(泣)
亮さんに愛をください。
やっぱり飾らない自然体の人の前ではおのずと周りもリラックスできますよね。そんな亮さん素敵です^^
あと、左の方が楽でしょうの雪ちゃん可愛くて萌えぇ~です(*´ω`*)
家の跡取りとしてチヤホヤされてきたホンジュンですけど、父親も決して思い通りの人生を歩めてきているわけでもありませんし、手近なところに人生のロールモデルがないんですよね。家族はみんな、彼に「しっかりしろ!」とは言えますが、「どうしっかりすればいいのか」は実は誰もよくわかっていない。
そこに欠けている家族のピースとして、いったんドロップアウトしたところから立ち直ろうとしているインホはうってつけです。ソルちゃんの彼氏となるかどうかはともかく、ホンジュンが一人前になるまで、兄貴分として導いてほしいんですよね。アヨンイを不幸にしないためにも…。
ええもちろん、ユジョンはそこでは全く役に立ちません。他人の人生より、自分の人生をまず立て直してもらわないと。
半フリーター紛い且つチンピラ要素のある亮
留学リタイアしかけてニートの蓮
どれもコメの人達から男として(その実伴侶に選ぶなら基準?で?)ダメ出しされてますが、汚く言っちゃえばどれも上目線からですよね
この言い分も全話読了した立場だからですが…
男を逃げ場所にするタイプの女には有益な助言だけど、雪と恵にはいらんお世話だなぁ
逆に青田家の財力にすがってぶら下がる雪とか、蓮をスポイルする恵とか見てみたかった気もします(キャラ全否定ですね)
この回へのコメントというより、これまでの読者コメントへの感想みたくなってしまいました
4年遡ってリアルタイムで参戦したかったなあー!!
延々今更なコメ続きで申し訳ないです