ふと気がつくと、夏休みも中盤に差し掛かっていた。
平日9時-17時で事務所のアルバイト、そしてその後の英語塾と、日々のリズムにも慣れてきた。
新しく知り合った人‥例えば最初は戸惑った近藤みゆきにも、その対処方法が分かってきたような気がする。
今日も雪が大人しく授業を受けていると‥。
隣の彼女は何か書いたノートを雪の方へ寄越し、そこを見ると今日のあたしって清純ぽくない??と書かれていた。
雪が顔を上げると、授業中にもかかわらず大きな声で話しかけてくる。
「今日は長めのスカートにしてみたの!」
雪は口に人差し指を当て、集中しないとと軽く注意してみるが、近藤みゆきは意に介さず尚もノートにメッセージを書き込む。
今日はこの後レイトショーを観に行くらしい。彼女は振り返ってこちらを見てくる学生たちも気にせず、キャラキャラと笑った。
雪は当然困り顔であるが‥。
この後もマニキュアの先が剥がれたと言って、授業中なのにもかかわらずそれを直し始め、教室中があの独特の匂いに顔を顰めた。
雪も隣で鼻を押さえるも、なんとか彼女の行動の想定内と思うことが出来た。
慣れとは恐ろしいものであると同時に、適応していくというのは便利なものだ。
雪にはもう一人、対処に慣れてきたと感じる人物が居た。
「くぅぅ~!鼻折れたかもしんねー!」
授業が終わって廊下を歩いていた雪に、亮は大仰に鼻を押さえながら大声で捲し立てた。
「高く誇らしいオレの鼻が!親にもらった立派な鼻が!」
ただでさえ目立つ亮が、その大げさな素振りで更に注目を浴びる。
すれ違う学生たちが皆、雪と亮をチラチラ見て行くので雪は早足で出口へと急いだ。
亮も負けじと早足で着いて来るので、なんだか競歩の大会のようであった。
そんな二人の後ろ姿を見て、近藤みゆきが声を掛けた。しかし言い合いをしている彼らにそれは聞こえず、みゆきは首を傾げる。
雪はいつまでも着いて来る亮に、困惑しながらもう一度謝った。
「本当にすみませんってば!わざとじゃありませんから信じてくださ‥」
すると近藤みゆきが、すごいボリュームの声を出して雪の名を呼んだ。
「ゆきゆきゆっき~~!!」とそのまま近付いて来る。
みゆきは雪に、今日は自分の英語の発音が悪くて会話練習の時に恥ずかしい思いをさせてごめんと謝った。
雪は律儀に「う、ううん、気にしないで」と言ったのだが、
彼女を迎えに来た車にみゆきは気を取られて、聞いていなかった。そのまま車へと駆け寄る。
「ダーリーン!早かったねー?」
彼女の”ダーリン”が乗った車は、彼女を乗せて走り去った。
呆気に取られる雪の周りで、学生たちがヒソヒソと悪い憶測を口にする。
見た? なにあれ? うわーマジないわ。ドン引き! 超高価そうな車だったねー
中にいたのおっさんだったよな? マジ?いやー幅広いね~オレも話しかけてみっかな やめとけってwww
雪は当然良い気分はしなかった。しかし彼らに反抗していく程まだ彼女と親しいわけではなく、
むしろ関わり合いになりたくないという気持ちの方が強かった。
「おお、友達になったみてーだな?」
その亮の言葉に、雪は眉を寄せて反論した。
「友達じゃありません‥!ただの会話のパートナーで‥」
亮はあまり興味が無いらしく、ふーんと気のない返事をした。
そしていきなり空を見つめたかと思うと、顔面を押さえて壁に手をついた。
「ううう‥!」
めまいが‥と言う亮に、雪は必死になって手を差し伸べる。
しかし亮はパッと顔を上げ、雪の目を見てハッキリと言った。
「血が足んねーわ」
またもや”メシおごれ”攻撃‥。腹減った~と続ける亮を見ながら、雪は怒りのあまり意識が遠退きそうである‥。
「はっ!はっ!はっ!」
爪楊枝片手に、亮の高笑いが道にこだまする。
雪のおごりですっかりお腹いっぱいになった亮は、満足そうに雪に向かって言った。
「それにしてもオレらって本当に理想的な関係ではないか!お互い持ちつ持たれつ!平等でよろしい!」
一体どこがどう平等なのだと、雪はギャースカ文句を言った。
しばし言い合っていた二人だが、交差点まで来るとお互いの家は逆方向にあるということが分かった。
雪はそのまま自分の家の方向へ歩いて行こうとしたが、不意に亮が呼び止めた。
「送ってやろうか?」
亮が言うには、近頃亮の家の近所で変態が出没し、下宿の仲間達が検問を受けたと言う。
もしも雪が心配なら送って行ってやると、亮は言った。
雪は今のところ自分の家の近所にはそういう問題が起こってないので断ろうとしたが、
この間聡美が言っていたことを思い出した。
裏門側にあるアパート全体下着泥棒が!
雪は迷った。
河村亮が悪い人には思えないが、一人暮らしの家の場所を教えるのには抵抗があった。
去年の横山の例もある‥。
亮は早く返事しろと言わんばかりに腕組みをして彼女の答えを待っている‥。
さっさと決めれ オレは忙しい男だからな‥ うーん‥
雪は結局、大丈夫ですからと彼の提案を断った。
亮は「ならいいけど」と言いつつ、眉を寄せて彼女ににじり寄った。
「にしてもどんだけノリ悪ぃんだよ、お約束のようによぉ。
前も言ったけど滅多に人にこんなことしてやんねーぜ? 後で後悔しても知らねーぞ?」
しかし亮は身を起こすと、「さっきのジュースの缶の投げようじゃ、誰も近寄んねーか」とせせら笑った。
人に頼らず、いつも自分一人でなんとかしようとする彼女の姿勢は、まるで修行僧のようだ。
「んじゃ、水牛の角のように独り歩めよー」
教典から引用したのだろうが、間違った挨拶をする亮に、雪は「”サイのように”ですよ、”サイのように!”」とダメ出しで返す。
そうして亮は去って行った。変な歌を歌って‥。
力持ち~の天下壮士~♪鋼鉄で作ったダメージヘアー♪
考え過ぎだっただろうか‥。
雪は亮の後ろ姿を見ながら、まぁいいか‥と独りごちた。
暗い路地を、独りヒタヒタと歩く。サイのように力強くは無く、どちらかというと弱々しく。
雪は先ほど聞いた河村亮の変態出没事件を意識して、ビクビクしていた。
しかも昨日はこの近くの狭い路地で、人の手らしきものも見ている。
神経を張り詰めて歩いていると、ふと後方で物音がした。
そっと振り返ってみる。
しかし何もいなかった。
きっとビニール袋が風で動いたか、猫がいるか虫がいるかそんなとこだろうが、どこか背筋がゾクッとする。
雪は怖気に飲み込まれないように、一人スキップをして歌を歌い始めた。流行りのPOPSだ。
「トゥトゥルトゥットゥットゥ~♪ Kissing you baby~♪」
「トゥトゥルトゥットゥットゥ~♪ Loving you baby~♪」
陽気なメロディーのはずが、無理矢理な笑顔を浮かべて歌うその歌は、なんとも調子はずれだった。
「♪君と歩幅合わせて歩き、その肩にもたれて言いたいの♪」
「♪Thank you love you happy you~♪kissing you oh my...」
そこまで歌ったところで、ポケットの携帯電話が震えた。
いきなりのその振動に雪はビックリして、アタフタと電話を取った。
「ももももしもし?!どどどなたですか?!」
耳に押し付けた携帯電話から聞こえてきたのは、彼の声だった。
「雪ちゃん?」と幾分驚いたように彼女の名を呼ぶ。
「先輩‥!」
雪は思わずホッとして、顔を上げた。
先輩は雪に、「今帰り?」と聞いてきた。今路地に入った所ですと雪が答えると、
先輩は事務所の帰りに柳先輩とご飯を食べに行き、今はその帰りなんだと言った。
「今から帰るとこなんだけど、雪ちゃん家の近くなんだ。ちょっと会えないかな?」
雪は了解の返事をして、今来た道を戻って行った。
空には半月には少し足りない月が出ている。傘を持って来たけれど、雨は降らなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<慣れてきた頃>でした。
亮のセリフが若干変わってましたね。まさか仏教の教典から引用した挨拶とは‥。
そして亮の歌う「力持ち~の天下壮士~」ですが、「天下壮士」とは、韓国のお相撲「シルム」の横綱にあたる階級のようです。
「鋼鉄で作ったダメージヘアー」はそのままでした。笑
*10.15追記
るるるさんより、亮の「力持ち~の天下壮士~」は、
韓国語版マジンガーZのオープニング曲だということを教えて頂きました!冒頭部分の歌詞だそうです。
素晴らしい!!るるるさん、本当にありがとうございましたーー(^▽^)!
皆で作り上げていく、日本チートラ会~!!嬉しいです☆
雪が夜道で一人で歌っていた歌はこちら。
少女時代 Kissing you
トキメキソングですね!雪の顔はひきつっていましたが‥。
そして最後の先輩のセリフ‥日本語版の「ちょっくら」、「ちょっと」に直しました。。
「ちょっくら」は江戸っ子キャラの亮のみ使えるということで‥。
次回は<互いの接点>です。
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平日9時-17時で事務所のアルバイト、そしてその後の英語塾と、日々のリズムにも慣れてきた。
新しく知り合った人‥例えば最初は戸惑った近藤みゆきにも、その対処方法が分かってきたような気がする。
今日も雪が大人しく授業を受けていると‥。
隣の彼女は何か書いたノートを雪の方へ寄越し、そこを見ると今日のあたしって清純ぽくない??と書かれていた。
雪が顔を上げると、授業中にもかかわらず大きな声で話しかけてくる。
「今日は長めのスカートにしてみたの!」
雪は口に人差し指を当て、集中しないとと軽く注意してみるが、近藤みゆきは意に介さず尚もノートにメッセージを書き込む。
今日はこの後レイトショーを観に行くらしい。彼女は振り返ってこちらを見てくる学生たちも気にせず、キャラキャラと笑った。
雪は当然困り顔であるが‥。
この後もマニキュアの先が剥がれたと言って、授業中なのにもかかわらずそれを直し始め、教室中があの独特の匂いに顔を顰めた。
雪も隣で鼻を押さえるも、なんとか彼女の行動の想定内と思うことが出来た。
慣れとは恐ろしいものであると同時に、適応していくというのは便利なものだ。
雪にはもう一人、対処に慣れてきたと感じる人物が居た。
「くぅぅ~!鼻折れたかもしんねー!」
授業が終わって廊下を歩いていた雪に、亮は大仰に鼻を押さえながら大声で捲し立てた。
「高く誇らしいオレの鼻が!親にもらった立派な鼻が!」
ただでさえ目立つ亮が、その大げさな素振りで更に注目を浴びる。
すれ違う学生たちが皆、雪と亮をチラチラ見て行くので雪は早足で出口へと急いだ。
亮も負けじと早足で着いて来るので、なんだか競歩の大会のようであった。
そんな二人の後ろ姿を見て、近藤みゆきが声を掛けた。しかし言い合いをしている彼らにそれは聞こえず、みゆきは首を傾げる。
雪はいつまでも着いて来る亮に、困惑しながらもう一度謝った。
「本当にすみませんってば!わざとじゃありませんから信じてくださ‥」
すると近藤みゆきが、すごいボリュームの声を出して雪の名を呼んだ。
「ゆきゆきゆっき~~!!」とそのまま近付いて来る。
みゆきは雪に、今日は自分の英語の発音が悪くて会話練習の時に恥ずかしい思いをさせてごめんと謝った。
雪は律儀に「う、ううん、気にしないで」と言ったのだが、
彼女を迎えに来た車にみゆきは気を取られて、聞いていなかった。そのまま車へと駆け寄る。
「ダーリーン!早かったねー?」
彼女の”ダーリン”が乗った車は、彼女を乗せて走り去った。
呆気に取られる雪の周りで、学生たちがヒソヒソと悪い憶測を口にする。
見た? なにあれ? うわーマジないわ。ドン引き! 超高価そうな車だったねー
中にいたのおっさんだったよな? マジ?いやー幅広いね~オレも話しかけてみっかな やめとけってwww
雪は当然良い気分はしなかった。しかし彼らに反抗していく程まだ彼女と親しいわけではなく、
むしろ関わり合いになりたくないという気持ちの方が強かった。
「おお、友達になったみてーだな?」
その亮の言葉に、雪は眉を寄せて反論した。
「友達じゃありません‥!ただの会話のパートナーで‥」
亮はあまり興味が無いらしく、ふーんと気のない返事をした。
そしていきなり空を見つめたかと思うと、顔面を押さえて壁に手をついた。
「ううう‥!」
めまいが‥と言う亮に、雪は必死になって手を差し伸べる。
しかし亮はパッと顔を上げ、雪の目を見てハッキリと言った。
「血が足んねーわ」
またもや”メシおごれ”攻撃‥。腹減った~と続ける亮を見ながら、雪は怒りのあまり意識が遠退きそうである‥。
「はっ!はっ!はっ!」
爪楊枝片手に、亮の高笑いが道にこだまする。
雪のおごりですっかりお腹いっぱいになった亮は、満足そうに雪に向かって言った。
「それにしてもオレらって本当に理想的な関係ではないか!お互い持ちつ持たれつ!平等でよろしい!」
一体どこがどう平等なのだと、雪はギャースカ文句を言った。
しばし言い合っていた二人だが、交差点まで来るとお互いの家は逆方向にあるということが分かった。
雪はそのまま自分の家の方向へ歩いて行こうとしたが、不意に亮が呼び止めた。
「送ってやろうか?」
亮が言うには、近頃亮の家の近所で変態が出没し、下宿の仲間達が検問を受けたと言う。
もしも雪が心配なら送って行ってやると、亮は言った。
雪は今のところ自分の家の近所にはそういう問題が起こってないので断ろうとしたが、
この間聡美が言っていたことを思い出した。
裏門側にあるアパート全体下着泥棒が!
雪は迷った。
河村亮が悪い人には思えないが、一人暮らしの家の場所を教えるのには抵抗があった。
去年の横山の例もある‥。
亮は早く返事しろと言わんばかりに腕組みをして彼女の答えを待っている‥。
さっさと決めれ オレは忙しい男だからな‥ うーん‥
雪は結局、大丈夫ですからと彼の提案を断った。
亮は「ならいいけど」と言いつつ、眉を寄せて彼女ににじり寄った。
「にしてもどんだけノリ悪ぃんだよ、お約束のようによぉ。
前も言ったけど滅多に人にこんなことしてやんねーぜ? 後で後悔しても知らねーぞ?」
しかし亮は身を起こすと、「さっきのジュースの缶の投げようじゃ、誰も近寄んねーか」とせせら笑った。
人に頼らず、いつも自分一人でなんとかしようとする彼女の姿勢は、まるで修行僧のようだ。
「んじゃ、水牛の角のように独り歩めよー」
教典から引用したのだろうが、間違った挨拶をする亮に、雪は「”サイのように”ですよ、”サイのように!”」とダメ出しで返す。
そうして亮は去って行った。変な歌を歌って‥。
力持ち~の天下壮士~♪鋼鉄で作ったダメージヘアー♪
考え過ぎだっただろうか‥。
雪は亮の後ろ姿を見ながら、まぁいいか‥と独りごちた。
暗い路地を、独りヒタヒタと歩く。サイのように力強くは無く、どちらかというと弱々しく。
雪は先ほど聞いた河村亮の変態出没事件を意識して、ビクビクしていた。
しかも昨日はこの近くの狭い路地で、人の手らしきものも見ている。
神経を張り詰めて歩いていると、ふと後方で物音がした。
そっと振り返ってみる。
しかし何もいなかった。
きっとビニール袋が風で動いたか、猫がいるか虫がいるかそんなとこだろうが、どこか背筋がゾクッとする。
雪は怖気に飲み込まれないように、一人スキップをして歌を歌い始めた。流行りのPOPSだ。
「トゥトゥルトゥットゥットゥ~♪ Kissing you baby~♪」
「トゥトゥルトゥットゥットゥ~♪ Loving you baby~♪」
陽気なメロディーのはずが、無理矢理な笑顔を浮かべて歌うその歌は、なんとも調子はずれだった。
「♪君と歩幅合わせて歩き、その肩にもたれて言いたいの♪」
「♪Thank you love you happy you~♪kissing you oh my...」
そこまで歌ったところで、ポケットの携帯電話が震えた。
いきなりのその振動に雪はビックリして、アタフタと電話を取った。
「ももももしもし?!どどどなたですか?!」
耳に押し付けた携帯電話から聞こえてきたのは、彼の声だった。
「雪ちゃん?」と幾分驚いたように彼女の名を呼ぶ。
「先輩‥!」
雪は思わずホッとして、顔を上げた。
先輩は雪に、「今帰り?」と聞いてきた。今路地に入った所ですと雪が答えると、
先輩は事務所の帰りに柳先輩とご飯を食べに行き、今はその帰りなんだと言った。
「今から帰るとこなんだけど、雪ちゃん家の近くなんだ。ちょっと会えないかな?」
雪は了解の返事をして、今来た道を戻って行った。
空には半月には少し足りない月が出ている。傘を持って来たけれど、雨は降らなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<慣れてきた頃>でした。
亮のセリフが若干変わってましたね。まさか仏教の教典から引用した挨拶とは‥。
そして亮の歌う「力持ち~の天下壮士~」ですが、「天下壮士」とは、韓国のお相撲「シルム」の横綱にあたる階級のようです。
「鋼鉄で作ったダメージヘアー」はそのままでした。笑
*10.15追記
るるるさんより、亮の「力持ち~の天下壮士~」は、
韓国語版マジンガーZのオープニング曲だということを教えて頂きました!冒頭部分の歌詞だそうです。
素晴らしい!!るるるさん、本当にありがとうございましたーー(^▽^)!
皆で作り上げていく、日本チートラ会~!!嬉しいです☆
雪が夜道で一人で歌っていた歌はこちら。
少女時代 Kissing you
トキメキソングですね!雪の顔はひきつっていましたが‥。
そして最後の先輩のセリフ‥日本語版の「ちょっくら」、「ちょっと」に直しました。。
「ちょっくら」は江戸っ子キャラの亮のみ使えるということで‥。
次回は<互いの接点>です。
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見かけがチャラくても、字がキレイで、食べ方がキレイだと、実はチャラくない、という審査基準が私にはあります。
「空に聳える~くろがねの城~」
のところが韓国語バージョンでは歌詞が、
「力持ちの天下壮士~鋼で作られた人~」
になっていますので。
天下壮士は、日本だと横綱のようなものですが、シルムだけではなく、普通に力持ちの人にもそう呼んだりします。
あれがマジンガーZのOPだったとは~!
韓国版マジンガーZを見てなければ、このブログを読んだ人だけが知りうる貴重な情報かもしれません。
ちなみにちょびこ姉さま。この場面をリピしたら、
亮くんが気持ちよく歌う「力持ち~の!おっ相撲さ~ん!」
のあとが「鉄鉄で作ったダメージヘアー」になってました。
てつてつ…。笑
早速追記させて頂きました!
なるほどマジンガーZのテーマ曲だったのですね!これは驚きです(@@)!
いや~嬉しいな~(るんるん♪)
マジンガーぁジェッ♪ と歌うので、木梨憲武に突っ込まれてた。
どこらへんに入れるかなぁ。もう、ありすぎてアップアップ(笑)
s.ameblo.jp/junjoetaguchi/entry-10358742817.html
微笑ましいなと思った思い出が‥。
そして青さん!上海帰りとは(笑)
世界を股にかけてますね!一体何者なんですか(^^)w