
スミレの閉鎖花は、花弁は小さな鱗片として退化しています。 雌しべの花柱は180度わん曲して柱頭は雄しべの葯にくっついています。 そっと離してみると、花粉が柱頭に着いて受粉しているのが観察されます。
柱頭に着いた花粉は、すでに花粉管をのばしています。 閉鎖花での結実率はほぼ100%だそうです。
開放花にはりっぱな雄しべが5本ありますが、閉鎖花では2本だけであとの3本は小さく退化しています。
さらに花は小型化して、おまけに蜜も分泌していません。 とことんコストダウンを測った繁殖方法となっています。
オシベの本数まで効率的になっているんですね。
賢いというか経済的というか。
すみれちゃん 開放花を咲かせる方法も採用しててくれてよかったです^^
花も咲かないのにどうして種ばっかりできるんだろう・・・って
閉鎖花でもちゃんと種が出来るようになってたということですか?
昔鉢植えで育てたすみれは花なしの種ありばっかりだった
こんな閉鎖花の記事にコメントする人はいないだろうなぁ・・・なんて思いながらアップしたんですよ。
そっかぁ~volさんは興味がある記事でしたよね!
顕微鏡写真も追加しておきました。
とんちゃんの昔鉢植えで育てたすみれは花なしの種ありばっかりだったのは、すべて閉鎖花だったんですよ。
昆虫がいないこの時期や、条件が悪かったりすると閉鎖花で“確実に”種子をつくる。 春になると花を咲かせ、昆虫をよんで他家受粉で種子をつくる。
スミレはすごい繁殖方法をもっているんですよ。
思わず蛍光マーカーでライン引きたくなるやん。
先生教えて~
このスミレは冬がくるまでに
種を爆発させるん?
それとも春まで待つん?
暗記するときは、緑の下敷きを上にのせると、
見えなくなって効果抜群! あっ知ってるか。。
このスミレは冬がこないうちに、さっさと種を作って蒔いてしまいます。
前日の写真をごらんくださ~い。