畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

ニンジンを播き続けています

2012-06-25 03:58:29 | 

 山の畑のジャガイモは花が咲いても成長を続け掘って見たいほど。
収穫までにはもう一ケ月後くらいになるけれど、試し掘りしてみても良いかもしれない。
後ろに、透明マルチシートのさつま芋畑が見えるけども、さつま芋植えも残すところ30本ほど。


 昨日も五時過ぎからマックスと山の畑に行った。
まだ雨が終わったばかりで、土が乾いていないので先ずは葉ネギ「九条太」を植え付ける。

 持って行った葉ネギの苗が無くなるころには土も乾き、今度はニンジンの種を播く。
播いた種には乾燥防止のためにもみ殻を掛けます。
左の点々と見えるもみ殻は牛蒡を点播きしたところで、二列の畝と三列の畝が見えます。


 手前に見える青々とした列は早播きのニンジンで葉は数センチにまで成長。
隣の畝は途中まで「紫ニンジン」が播いて有る。

 大手の種苗会社でも紫種は高価で三百粒で315円。
ここまでで4袋播いています。やはり高価なニンジンになりますね。

 その隣の少し高い、大きな畝は土を盛り上げた「牛蒡」の畝で、今年は二畝。
「サラダ娘」と「てがる」と言う二種類だけれど種苗会社の違いだけで同じものと思われます。


 昨日は夕方の帰り際に間引きをし、美味しそうだから持ち帰ってお浸しで食べた。
柔らかく、適度なニンジンの香りもして夕食の一品になりましたよ。


 ほら、「てがる」牛蒡が可愛い芽を見せ始めましたよ。
ニンジンも牛蒡も播いたら、空梅雨で雨が少ないので、毎日朝晩せっせと如雨露で散水です。

 長岡の「越後の台所 すずきち」さんでもお客さん大好評だと言われるニンジン。
今年は張り切って、今までに種袋を十数袋も播いています。

 まだ残っているから最終的には20袋以上も播くことになります。
もう少し遅くなったら、冬越し、春採り用のニンジンも播きましょう。
雪の下で冬を越させ、春には「雪の下ニンジン」として甘くなったところを収穫するつもりです。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クレソン畑が出来ました

2012-06-24 04:47:24 | 

 待望のクレソン畑がほぼ完成。
冷たい沢の水を肥料袋に詰めた土で堰き止め塩ビ管で水を引く。
沢の奥には「山ボウシ」の白い花も見える。


 子供の頃、そう五十数年も前の事になるのかなー、姉とこの沢の奥に行ったことが有った。
冷蔵庫なんて無い時代で、冷たい清水を夏の楽しみにヤカンを持って汲みに行ったのだった。
たしかその清水の沢を「しっけ沢」とか、「しっぺ沢」と呼んだったけ。


 冷たい水がパイプから、ちょろちょろと音を立てて流れ込む。
ほぼ荒地の開墾状態で、繁った蒲を刈り取り根を抜き取って出来た畑を水が満たす。


 まだ、多少の植物の根が残り、水害で流れ込んだ枯れ木も残っている。
でも、それらはきっと水を張ったら腐って無くなる事だろう。


 泥だらけになりながら、十日近くも開墾を続けてくれた友が、水を張った畑でレーキを使って最後の仕上げ。
手前には私が植えた、クレソンの苗も見えます。


 分かりにくいかも知れないけれど、池のもっとも奥には排水用の塩ビ管も見える。
畑、池の水面をもう少し上げたくて、設備屋さんから塩ビ管を貰って来た。
暇を見つけて、塩ビ管を加工し、排水口に取り付けて水位を上げよう。

 上手く行ったら、秋口には畑一面がクレソンに覆われるだろう。
何年も夢に描いていた、待望のクレソン畑が完成した日でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マックスと山の畑で

2012-06-23 04:24:15 | マックス

 昨日もマックスと山の畑に行きました。スベルべママは同行せず、下の畑でモロヘイヤの植え付け。
朝食前にもマックスと山の畑でさつま芋を植え、朝食後は雨の名残も有って草刈り機で畑周りの草を刈る。

 午後、土も乾いてきたので再びマックスと山の畑に向かい、ニンジンの種蒔き。
軽トラのドアを開け、長いリードを付けてその範囲で遊ばせます。


 昨日の午後は肌寒いほどの気温でしたが、マックスには快適らしくすぐに居眠り開始。


 ニンジンの種蒔きは根を詰める仕事です。指先でちりちりと細かな種を捻り出します。
マックスに目をやると、アレッ、ニンジンの畝の片方を掘っている。


 マーキングの御叱呼と違う、女の子スタイルで用を足すと鼻先で土を掛ける。


 さて、御叱呼も済んだし、もう一眠りするか。と、いったところかな。 


 今度は畑の土の上で腹ばいになる。


 そっと近付きカメラを向けると、気配に薄眼を開けます。
鼻の頭は、土を掛けた際の泥がこびりついている。

 マックスが可笑しいのは、「山へ行くか」と、声を掛けると、大慌てで残っている餌を食べること。
なんだか、張り切って「ヨーシ、仕事の前に先ずは腹こしらえ」と、いう気持ちになるらしい。
でも、畑に到着してもまだ芋掘り仕事が有るわけでも無く、寝てばかりですけれどもね。

 先日はスベルべママと一緒に「山へ行くか」と声を掛けると、またまた大慌てで、
ステンレスの食器に向かったけれど、朝食は完食で皿は空っぽ。
「アレッ無いぞ!」なんて困ったような様子を見せて、夫婦はその様子を見大笑いでした。


 ニンジンを播き終え、如雨露で散水して仕上げたのちは、「葉ネギ」の試験植え。
「九条太ネギ」と言う種類で、「葉ネギ」作りは初めてだから楽しみですねー。

 昨日播き終えたニンジンは、フランス産の黄色ニンジン。
パッケージ毎フランス産で、なんと8mlでは無くて8g、数量は「約12,000粒」なんて書いてある。

 先日のネットで買った紫ニンジン「パープルスイート」はくどいけれども40数粒で同じ位の値段でした。
「輸入するとコストがかかるから、そないなるんですうー」なんて、突っ張られたけれども、
あの会社って、どこの国から輸入していたのかなー、本当だとしたら、会社自体が詐欺に遭ったようなものだけれど。 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「魚沼農業日記」から

2012-06-22 06:09:53 | 

 魚沼ケーブルテレビの「魚沼農業日記」も今年で三年目。
前回の収録にはスベルべママから「マンネリ気味じゃないの」なんて辛口の批評も。
そうですね、タイトルにも「エンジョイ 魚沼」って有りますから楽しくね。


 マックスもほとんどの収録にはギャラなしでボランティア出演(笑)。


 今回はさつま芋の畝作りを例に、機械を使った畝作りを紹介。


 この機械のエンジンを掛けるとなぜかマックスがライバル視して吠える「畝立てポチ」です。
何年前になるのかなー、腰痛持ちの妻のたっての願いで導入したものです。


 「畝立てポチ」だけでは完全な畝にならないので、こうして昔ながらの平鍬で成型。
お陰さまで、糸などを張らなくてもほぼまっすぐな畝が出来ます。

 ま、禅の如く邪心を抱かずに心静かに鍬を進めたら自然にまっすぐになりますよ。
これがまー、夫婦喧嘩の後なんて最悪で、畝の出来上がりがよれよれになる事に(大笑)。 


 「畝立てポチ」はこうしてジャガイモの土寄せにも大活躍。
ほぼ、一ケ月前の小さなジャガイモも今は、大きく育った繁り花盛り。
三回目、最後の土寄せも終わっていますよ。


 三年目30回にも及ぶ収録、放映でややマンネリ気味とは言え、すっかり番組として定着しているようです。
ホームセンターや、スーパーでにこやかに笑いかけられることも。

 「アレッ、誰だったけなー」なんて考えていると「テレビで拝見していますよ」なんてね。
役得って奴かも知れないけれども、うっかり悪い事は出来なくなっちゃいましたよ(笑)。

 前回の収録では冒頭の講師役スベルべの紹介の後に麦藁帽子を脱ぎ、
「明るい農村のスベルべです」なんて、丸刈りの頭を見せる悪ふざけも。

 ま、スベルべの女房役でも無いけれどベテランの域に達しつつあるアナウンサーの女性
(なんと、亡くなった同級生の娘さんでも有ります)との会話も、
まるで、漫才のボケとツッコミの関係だなんて評判も有りますよ(大笑)。

 ともあれ、今年も雪降り前まで畑が続く限り収録は続く予定。
皆様の好む、好まざるに関係なく、お茶の間に登場しそうですよ(笑)。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マックスリニューアル!

2012-06-21 04:33:03 | マックス

 先日多忙の中を縫い、スベルべママが「マックスが可哀そう」とシャンプー。
そのお陰で夏毛への換毛が一気に進み、今はほぼ終了してすっきりとしたスタイルに。


 でも、テリトリーの確認でススキの草むらに顔を突っ込むものだから、
ススキの穂に当たる部分の墨のような先端で顔が縞模様。

 でも、最近のマックスは猛々しさが取れ、目つきも随分穏やかです。
スベルべトーちゃんを時々手こずらせたやんちゃぶりも影をひそめました。


 体調は良くて、食欲も旺盛。鼻の頭も黒々のピカピカです。


 魚野川の堤防は今、雑草の花盛り。


 雪解けからわずか50日あまりで、植物、雑草は一気に命を燃やす。 


 間もなく、この繁茂した雑草も国交省が発注する草刈りで消滅します。

 話は違うけれども、ここから見える下流方の河原を先日歩いたら、
川上から流れてきたコンクリートの護岸工ブロックが減った水量のため、点々と見えました。
そして、昔の簗場の痕跡と言われる木杭も現れて、足でけってもびくともしない頑丈さでした。 
 

 さて、ここから向こうに見える山裾までの堤防の延伸工事は未だ着工されません。
官僚主導の国交省のお仕事ですから、覚悟はしていましたがやはり遅いですねー。

 測量だけは終わったようで、ところどころに赤い布切れを目印に立てた杭は見えますが。
そして、工事が終わるまでの対策として「パトライト」を設置します。
なんて、工事説明会時の説明もこれまた未だに実現していません。

 どうなっているのかなー、国交省信濃川河川管理事務所調査課の皆さん。
昨日の台風は運良く進路予測を外れ、大雨に畑ならなくて済んだけれども、
天気予報を見ながらびくびくしていましたよ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする