
「ねー、○○さーんこっち向いて―」の声にポーズの女性。
いやいや、お世辞では無くても、中々の足取りでしたね。男女共同参画を実践でした(笑)。

「きゃ、何か足の先で動いてるー」なんて叫び声も。
きっと、綺麗なおみ足に浮かれ出た「ドジョウ」か何かのキッスだったのでしょう。

やや強い風にたたられては居ましたが、まずまずの田植え日和。
早速「収穫は何時になりますか―」なんて声も飛び交いますから、皆様の満足度も分かります。

とにかく、食べるものを生産する行為って本能を揺り動かす部分も有るのかもしれません。
何せ、我が「大和民族」は農耕民族の血を脈々と受け継いでいると言うことなのでしょう。

ところで、農道では出番を待ちエンジンのウォームアップも終わって出番を待つ田植え機の姿。
もうねー、これが動き始めたら風情も何も有った物では有りません。
人間手によるよりも数十倍もの速さの田植え機。
この30アール程の水田だったら、きっと30分もかからないで終えてしまうでしょう。
食べる行為と、その食べ物を生産する行為。
人間が生きるためには切り離せない二つの行為を経験された皆様の生の感想も聞きたかったですね。
(終り)
それを言うと年代がわかるのですが「田植え休み」「稲刈り休み」の時代に育ちました。
我が家には水田は無かったけれども、近所の優しい人たちに頼まれ手伝いました。
小学生も中学生も田舎では貴重な戦力だったのでしたね。
田植え時の夕方なんて、顔がむくんで目が細くなっていましたよ。
今の田植え機は条数も多くて、しかも足が速く人が小走りするほどの速さ。
ですから、年間に稼働する日数なんて何日も無い贅沢と言えば贅沢な機械。
「ベンツ、BMWも買えちゃう値段」なんて機械が多いですから大変(大笑)。