
昨年9月に「トンボ」さんに誘われて埼玉県飯能市の「野口種苗」さんお邪魔しました。
その際に、お話を伺い絶対に作って見たいと思っていた「アロイトマト」の種が届きました。
野口種苗代表の「野口勲」さんは固定種、在来種を推薦し種もその種を扱っておられます。
この「アロイトマト」はなんと、F1の「桃太郎」分離し固定化したものだと言います。
つまり、交配種を何回も種取りしてバック、後戻りをさせるようにして出来た品種。
固定種、大玉の中では最も糖度が高く美味。と、有りますから楽しみですね。
そして、親切に赤字で「発芽率が低く半分以上芽が出ません」と有ります。
なーに、大丈夫大丈夫。種子粒数は約80粒と有りますから、40本の苗は採れますよ。

ついでに、「豆トマト」も購入。
ネットで見たら、黄色種に見えたのだけれども赤の「マイクロトマト」みたい。
とすると、「トンボ」さんの畑に毎年自生するものと同じかも知れないなー。

ついで、ついでとばかりに、何種類も買ってしまうのだけれどもロケットも二種類。
「ガルギール」、「英語でロケットサラダ、イタリア語でルッコラと呼ばれるアブラナ科野菜の一種」とあります。

「ワイルド・ロケット」は野生種で葉脈があかくなるなんて説明に釣られました。
サラダに使ったらちょっと洒落ているかな、なんて思ってね。

何時も他の種苗メーカーから買うキュウリだけれども、今年はこれも野口さんから。
イボが高くて手にチクチクと痛いけれども歯切れの良さは抜群ですよ。

もし、定年などを迎え、これから野菜作りに取り組もうと言う方が居られたらこの固定種をお勧めします。
一代交配種(F1)の功罪については「野口勲」さんの著書に驚くべき話が詳しく有ります。
収穫期間が短く短期間に大量に収穫できるとか、形の揃いが良いとかの、営利、利益重視型よりも、
長く収穫が続けられ、そして野菜本来の味を重視して、この在来種、固定種の栽培をお勧めしますね。
こちらは種からは無理なので、苗を植えたいと思います。
土が土で、肥料もやらないので、苗代分収穫出来れば良いです。
他にも沢山植えられるようで、収穫が楽しみですね。
こちらは、雪が降って当たり前の雪国ですから少々の雪には驚きませんが、
太平洋岸の雪への備えの無い所に降ったら大変ですからね。
トマトは厳しい環境で育つと糖度が高く美味しくなると言います。
無肥料でもきっと美味しいトマトが採れるはずですよ。