シャッターを押してくれた友人を入れて7人のメンバーでしたね。
山形県と新潟県の県境付近。さーもう一走りだ。
『東北オートバイ紀行』(その3終わり)
しかし、そこからはいわゆる下道、一般道だけで新潟まで帰らなくてはならない。
角館からは何時ものツーリング、ただひたすら走り停まるのは燃料補給と昼食だけで、
新潟目指してひた走った。
最終目的地と言うか、解散地は「道の駅豊栄」で、事故もトラブルも無く、
無事に東北北部一州とも言える、ツーリング仲間悲願とも言えるツーリングは終わった。
疲れた私は高速道路を使って帰宅したが、リーダーは小出まで下道で帰ると言う。
その強さにも驚いたが、もっと驚かされたのは「明日はカミさんと約束で日帰りのツーリング」
なんてメンバーがいた事。
羨ましい事に、自分がオートバイを楽しむための深謀遠慮なのかは知らないが、
なんと奥さんにオートバイの免許を採らせたのだから驚きだ。
もっとも、オートバイが取り持つ縁だったのか、
夫婦で結婚した時からそれぞれのオートバイに乗る仲間もいましたからね。
後日、職場の若い仲間に自慢半分で写真を見せ、ツーリングの話をした。
若者たちは「八木さん、下道を一日400キロ走るなんて、
自動車だって疲れるよ」なんて半ば呆れ顔で言われてしまった。
平成14年の事ですから、私も50歳代の半ば、まだまだ元気の走り盛りだったのかもしれない。
でも、最近若い仲間から聞いた話は凄い。九州を目指して走ったが、
一日目には1000キロを走破したと言う。
一瀉千里と言う古い言葉が有るけれど、まさか、オートバイで一日に1000キロとは。
数名のメンバーが乗る愛車は全てが1000ccオーバーでは有るが・・・。
(終わり)
まさに風になるそのものの気分です。
かの陸上三段跳びの南部忠平さんは80歳を超えてもハーレーにお乗りだったとか。
スベルべも見習ってみましょうか(笑)。