畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載290「村の渡しの船頭さんは」(その2終わり)

2023-05-01 16:59:32 | 暮らし

    村の渡しの船頭さんは(その2終わり)

 時代はずいぶん変わり、会社勤めの定年も五十五歳から六十歳になり、しかも定年延長とか、再雇用と言う名目で七十歳まで勤める人も少なくはない時代になってしまいました。六十歳と言ったら、まだまだ現役バリバリの年齢で、それをお爺さん呼ばわりされたら、機嫌が悪くなるのは必定です。

 私が当時の国鉄に職を求めたのは昭和四十一年でした。当時の国鉄の定年は五十五歳。五十歳を越えると、周りからは「じさ」なんて正面切って言われていました。事実、その年齢になるとなんだか、大人と言うよりも年寄と言う言葉が似合うような容姿になっていたように記憶している。

 今や「六十、七十鼻たれ小僧」なんて言葉もあるほどで、平均寿命が飛躍的に伸び始め、行年八十歳と聞くと「まだ、そんなに歳でもないのにもったいないのう」なんて言葉が聞かれるほど。

 かくいう私もジーパンを愛用し、オートバイを乗り回して、いつまでも若いと思っていたら、なんと気が付くと七十歳も半ばになっていました。なんだか現代版「浦島太郎」のような、不思議な気分です。

          (終わり)

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津南ポークを訪れる

2023-05-01 04:08:54 | 食べ物

 時々「津南ポーク」が食べたくなり訪問する。

依然経営していた、津南町役場近くの直売店は閉鎖されたので、直接加工所へと向かいます。

 

 勘違いされている部分も大きいと思う。「津南ポーク」と「妻有ポーク」があるから。

でも、懇意にしている「津南ポーク」は個人で後者は養豚業者の集合体で全く違います。

 

 一昨年お亡くなりになられた、前社長はスベルべと同年だった。

でも、生産方法は引き継がれ、味に変わりはない。飲食業かと思うほど大量に仕入れ。

 

 出かける前に色々な部位、色々なカットを検討してファックスで送信済み。

大きな発泡スチロールの箱が三個。万一を考え保冷材なども事前に準備済みです。

 

 これほど大量な仕入れは、娘たちも含めて三家族分だからです。

あ、依頼されてもう一家族分もあるから合計四家族分でした。皆が喜ぶ顔が見たい。

         (続く)

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