喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

芯は揺るがない方が良いのか

2007-10-04 17:17:06 | 日々のこと
テレビを観ていたら、以下の言葉を手に入れた。

人生の五つの言葉
か…感動する
き…興味を持つ
く…工夫する
け…健康であること
こ…恋をする

85歳の名言である。素敵である。
恋というのは、物にも恋することだそうな。
あんなおばあちゃんになりたい。

長澤派か沢尻派かと聞かれたので、長澤派と答えたが沢尻派でもある。
ある意味、両極を言っているが、芯の部分で同じ匂いを感じる二人。
結局それが、女優ということなのか。
劇団で稽古を見ていても、女優というのは特殊だなぁと思う。
男優より断然特殊な気がする。女優はどこまで剥がしても女優。
なんにせよ、自分にはない極端さには憧れと怖さを持つ。
私の芯なんて、軽くて弱くて情けない。吹けば飛んで行きそうだ。

自転車屋さんに行ったら、お茶目なおじいさんがやっていた。
昔、ボクシングと競輪選手をやっていたそうな。
店にはボクシングのポスターが貼ってあった。
『昔ボクシングをやっていたおじいさん』、もうそれだけで格好いい。
そのうえ競輪選手。モテたんだろうなぁ。
全国津々浦々、試合で回ったので、話していればどこの出身か分かるらしい。
だけど私はあまり訛りが出なくて、分からなかったようです。
気がゆるんでくると、どっぷり会津訛りなんだけどね。
話が面白くて親切で、おじいさんにコロッといっちゃいそうでした。
そういえば最近、おじいさんが可愛くて仕方ない。
おじいさんの中身はおじいさんではなく、男の子なのである。