喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

潜入捜査

2010-06-26 23:59:59 | 芝居のこと
むむむ。なかなか進まないホン書き…。昨夜も祝って貰う機会があり、嬉しかった。ありがとう。受賞者は芸術創造センターに銅板プレートで作られた名前が飾られるんですよ、と事業団の方から聞き、昨日の夕方、テレピアホールに芝居を観に行くついでに芸術創造センターに寄ってみたのだ。すると他の催し物がやっていて、人がわんさか。勇気を出し、いかにもこの催し物を観に来たんです的な顔でロビーに侵入したが、受付の方が明らかにじろりと私に目をやった。違うんですよ、私、実は今日ね賞を頂いてね、と丁寧に説明しようかとも思ったが、余計に不審がられるに違いないと、やはりそのイベントの関係者ヅラをして、さらに奥に入った。しかしここで第2の関門が…、銅板プレートの真下のソファで談笑している人々がいるではないか!なんとか写真におさめたいと思った私は、意を決してカバンから手帳を取り出した。そして、さもその手帳になにか大事なことが記されているかのように、手帳と銅板を見比べながら、携帯写メをパチリ。談笑をやめ、明らかに「なんだなんだ」と思っている人々…。私は小さく「よし」となにか分からないものを確認すると、そそくさとその場を去ったのであった。その時の写真がこれ。ええ、これが精一杯でした。今度はなにも催し物がやっていない時に確認しに行こうと心に決めた、昨日のカノメなのでした。

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