Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

心の友

2010-05-05 | 日記
     
年に一度か二度会う友達がいる。近頃は時間が過ぎるのが速くて
一年に一度の約束もすぐやってくる感じがする。

彼女とは昔から元旦か二日に会っている。
普通の家庭では主婦が元旦から外に出て人に会うなどとは
家族の手前出来ないが彼女も一人、私も一人と言うわけで
お食事をしながらゆっくり会うことにしている。

今年はお正月に用事で会えなかったので昨日突然メールが来た。
昨日は娘一家がやってきたので二人のデイトは今日になった。

不思議な出会い。彼女とは12.3年前、ダンスパーテイで会った。
正確には再会したのだ。

その昔、子どもが小さくてマンションの砂場で遊んでいた時
子供同士遊んでいた仲間だった。

子供が砂場遊びをする頃だからさかのぼって30年以上前になる。

お互いに引っ越しをして何年間もあっていなかったのに、
パーテイで「あれ?○○さん?」と言うことになったのだ。
その日、ダンスパーテイに行かなければ再会はなかったのである。

彼女のご主人はうちの主人と同じころ発病され、長い闘病生活の末
4年前に他界された。

あるお正月に和服を着たご主人が赤い着物を着た可愛いお譲ちゃんを
連れて歩いておられた姿が思い出される。

離れ離れになり、消息を知らなかったので再会した後は思い出を話し合い
時間をうずめるのが大変だったが境遇が似ているのでツーカーと共感するのだった。

時々しか会えない友達だが大事な心の友である。