いよいよカツミ製ED70キットの組立を始めます。
当初はお手軽に「パッパッパッ」と組んで、プシューと塗って(塗り分けなしで簡単だ!)、いつもにもまして適当に終わらせる予定でしたが、実機調査に長浜に出向くと「保存機と同じ最晩年にしたい」という気持ちが湧き起こり、いばらの道に嵌りこむことになりました。
さて、年代毎のキットとの相違点はこちらに記載しましたが、その中でポイントとなる工作は
(1) 前面貫通扉の埋め込みと窓の移設
(2) 乗務員室扉の交換
(3) 重連総括制御ジャンパーの撤去と電暖の設置だと思います。
特に(1)と(2)はかなり大がかりな修正が必要となります。
どうやってするのか。
結構悩んでいたのですが、面倒くさくなったので(オイオイ)、ま、適当にはじめて見る事にしました。
これがキットに付属している前面です。

結構、手が込んでいると思います。
ちゃんと貫通扉のHゴムは実機と同じく沈みになっていますし。
貫通扉窓の移設が無ければ、プレスで表現されている貫通扉の表現を半田で埋めれば終わりですが、窓の移設が有りますので、簡単にはいきません。
さんざん考えましたが、結局、キットの前面から貫通扉部を切り抜き、新たに窓位置を修正した貫通扉を作成し、それを前面にはめ込んで、半田で仕上げるという方法にしました。
まず貫通扉を切り抜くため、ステップをφ0.5mm線で埋め込みます。

これは貫通扉下端とステップ取付穴位置が極めて近いので、貫通扉を切り抜く際に、一緒に切ってしまう恐れが有るためです。もちろん、貫通扉を切り抜いた後は撤去します。
貫通扉を切り抜くために為に、φ0.8mmで休み穴を開けます。

貫通扉を切り抜く際、前面が変形しないように、6mmのアングルに半田付けして固定します。

この写真で見えない裏側は、貫通扉を切り抜く際に、アングルが邪魔にならないように、あらかじめカットしてあります。
写真の前面には、休み穴が開いていませんねぇ。<(_ _)>
この難しい作業の為に、バローベの4/0と6/0を用意しました。

以前、花月園での糸鋸教室で教えて頂いた刃です。
ちなみに貫通扉は4/0で切り抜きました。
切り抜きます。

当然ですが、どんな優秀な刃を使っても私の糸鋸操舵技術は全く稚拙ですので、糸鋸で切ってからやすりで仕上げます。
次に貫通扉を作ります。
適当です。
まずHゴムの表現ですが、t=0.2mmを使用します。
0.2mmの板を直接切るのは難しいので、0.2mmの板を2枚重ねて半田付けし、Hゴム形状に整形します。
整形が完了したら、こてを当てて1枚づつに分離します。
(写真ありません)
次にt=0.3mmの板に先ほど整形したt=0.2mmを半田付けします。

さっきと同じように、休み穴をあけて

窓部を開口します。

これを先ほど切り抜いた前面に合わせて切り出します。
窓部の強度が低いので、気を付けてください。
で、前面にはめ込んで見るとこんな感じ。

ま、いっかぁ!
で、今日の工作はここまでとなりました。
久しぶりの工作で楽しめましたが・・・結構疲れました。
当初はお手軽に「パッパッパッ」と組んで、プシューと塗って(塗り分けなしで簡単だ!)、いつもにもまして適当に終わらせる予定でしたが、実機調査に長浜に出向くと「保存機と同じ最晩年にしたい」という気持ちが湧き起こり、いばらの道に嵌りこむことになりました。
さて、年代毎のキットとの相違点はこちらに記載しましたが、その中でポイントとなる工作は
(1) 前面貫通扉の埋め込みと窓の移設
(2) 乗務員室扉の交換
(3) 重連総括制御ジャンパーの撤去と電暖の設置だと思います。
特に(1)と(2)はかなり大がかりな修正が必要となります。
どうやってするのか。
結構悩んでいたのですが、面倒くさくなったので(オイオイ)、ま、適当にはじめて見る事にしました。
これがキットに付属している前面です。

結構、手が込んでいると思います。
ちゃんと貫通扉のHゴムは実機と同じく沈みになっていますし。
貫通扉窓の移設が無ければ、プレスで表現されている貫通扉の表現を半田で埋めれば終わりですが、窓の移設が有りますので、簡単にはいきません。
さんざん考えましたが、結局、キットの前面から貫通扉部を切り抜き、新たに窓位置を修正した貫通扉を作成し、それを前面にはめ込んで、半田で仕上げるという方法にしました。
まず貫通扉を切り抜くため、ステップをφ0.5mm線で埋め込みます。

これは貫通扉下端とステップ取付穴位置が極めて近いので、貫通扉を切り抜く際に、一緒に切ってしまう恐れが有るためです。もちろん、貫通扉を切り抜いた後は撤去します。
貫通扉を切り抜くために為に、φ0.8mmで休み穴を開けます。

貫通扉を切り抜く際、前面が変形しないように、6mmのアングルに半田付けして固定します。

この写真で見えない裏側は、貫通扉を切り抜く際に、アングルが邪魔にならないように、あらかじめカットしてあります。
写真の前面には、休み穴が開いていませんねぇ。<(_ _)>
この難しい作業の為に、バローベの4/0と6/0を用意しました。

以前、花月園での糸鋸教室で教えて頂いた刃です。
ちなみに貫通扉は4/0で切り抜きました。
切り抜きます。

当然ですが、どんな優秀な刃を使っても私の糸鋸操舵技術は全く稚拙ですので、糸鋸で切ってからやすりで仕上げます。
次に貫通扉を作ります。
適当です。
まずHゴムの表現ですが、t=0.2mmを使用します。
0.2mmの板を直接切るのは難しいので、0.2mmの板を2枚重ねて半田付けし、Hゴム形状に整形します。
整形が完了したら、こてを当てて1枚づつに分離します。
(写真ありません)
次にt=0.3mmの板に先ほど整形したt=0.2mmを半田付けします。

さっきと同じように、休み穴をあけて

窓部を開口します。

これを先ほど切り抜いた前面に合わせて切り出します。
窓部の強度が低いので、気を付けてください。
で、前面にはめ込んで見るとこんな感じ。

ま、いっかぁ!
で、今日の工作はここまでとなりました。
久しぶりの工作で楽しめましたが・・・結構疲れました。