五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

三密

2020年05月09日 | 日々のつれづれに
今年三月に亡くなった、隣家に住む叔母の四十九日法要がありました。

参列者は、従弟(故人の長男)と私たち夫婦の三人のみ。
何とも寂しい人数ですが、最近の葬儀・法事はみな、新型コロナウィルスの影響により、このような感じなのだそうです。

本堂での読経のあと、住職から法話を頂戴しましたが、その中で「三密」というお話がありました。
「三密」といえば、今どきの避けるべき密である「密閉・密集・密接」を言うのかと思いきやさにあらず、元々は密教用語から来ているのだそうですね。



すなわち、「身密・手に諸尊の印契(印相)を結ぶ」、「口密(語密)・口に真言を読誦する」、「心密・心に曼荼羅の諸尊を観想する」の総称ということで、これでは何のことかよくわかりませんが、要するに毎日、

・仏壇に手を合わせ(身密)、
・お大師様の芳名を唱え(口密)、
・ご本尊の姿を心に思い描く

ことにより、日々穏やかな毎日を過ごすことができる、というような意でしょうか。
避けるべき「三密」と、日々大切にしたい「三密」のがある、ということのようですね。

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