ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

ロシアにはクーデターを

2022年04月07日 | 日記

満開のナノハナ

 遠い国のことだが、ウクライナに対するロシアの侵略・残虐のことが頭から離れない。マスコミも、ニュースやコメントは、この暴挙一色である。そんな中、登場する識者、専門家などの知見を見聞するに、最後は奥歯に物が挟まった印象が拭えない。なぜなのかと思うに、マスコミで公になる限り、政治的な黒白に関わるコメントは、なるべく避けたいという思いなのだろう。良識としては当然である。
 しかし、私たちは無名だから存分にいうべきことは言える。
 私はこの侵略の結末は、敗走=部隊の撤退をひきづりながら、ロシアが自国内で決着を図る意外になく、結局はプーチンという専制者をどう始末するか、になるだろうと思っている。そしてその手段は少なくとも3つある。
 1つは軍部によるクーデターである。かつて日本も含めいくつかの国で国家権力の転覆には軍部が関与した。ロシアでもソ連時代を含めいくつかの暗躍が行われたはずである。成功するかどうか、また国際的に賛同を得るかどうかはわからないが、これが可能性としては一番と思われる。軍部にそんな動きがあるのではないか、と想像する。
 2つは、市民革命による政治の転換である。革命は戦時に起こる。ロシアの市民階級を結束する指導者が出てくるかどうか。
 3つは、暗殺である。かつて韓国で行われたし、様々な小国では、今でも行われている。
 以上の3点、識者の皆さんも同様に思っていると思う。しかしこうしたことを明からさまに言うと、非難轟々の言辞が飛び交うだろうから、口をつぐんでいるのだと思う。でもそんなに上品ぶらずに、クーデターが必須だと言ったらいい。そうした言論を私は支持する。
 停戦とか、ロシアの現状が維持されるとなると、問題はさらに深刻になり、人権問題などいっこうに解決しないことになる。前にも述べたが、ロシアは社会革命が必要不可欠である。何よりも土地の私有化が進められる必要がある。この課題が解決しない限り、オルガルヒなどといった極端な富者が出る。ある程度学歴を積んだ市民層が中間層を形成し、しっかりした基盤を形成するためにも土地の私有化、そして国民国家に進む以外にない。それが戦争を防ぎ、ロシアの発展を促すテコになるのは、歴史的にはっきりしている。他の国のことだからと口出ししないのも悔しいではないか。【彬】

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