はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

2023年に読んだ本

2023年12月30日 | 
2023/12/30


年末恒例、今年読んだ本の記録です。

本はネット情報とはまた違った
おもしろさがあり
知らない世界へ誘ってくれます。

昨年から引き続き読んでいたり
再度、読み返した本も載せています。

本の題名のあとには
覚え書きのメモを載せています。

ブログで紹介したものも多いです。

1.『雨でも晴でも「繊細さん」』 武田友紀著 幻冬舎

「繊細さん」とは、
人と長時間いると疲れてしまう
まわりに機嫌が悪い人がいると緊張する
細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる
疲れやすくて、ストレスが体調に出やすい
生まれつき繊細な人は5人に1人の割合でいる

(※この本は昨年から年をまたいで読みました。昨年の読んだ本にも載せていますが、内容を少し書きました)

2.雑誌『音楽の友』2022年8月号、9月号、2023年5月号

連載の〈小林愛実ストーリー〉より
バッハを弾くのは本当に怖い。バッハをコンサートで弾くのをずっと避けて来た。
両手の音が常に動いていて、弾いていて少しいい気分になってきても、気を抜くとすぐにわからなくなってしまう。右と左の音をずっと全部聞いていないといけません。 

3.『昔話の扉をひらこう』小澤俊夫 暮しの手帖社

4.雑誌『月刊 新潮』2022年7月号~2023年5月号 11冊
坂本龍一の連載「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」
(※これはブログで紹介)

『スピリチュアルズ 「わたしの謎』 橘玲著 幻冬舎

・初対面の人には温かい飲み物を出した方がいい
・交渉の際は柔らかな感触のソファに座らせる
・相手をより物理的に高い位置に座らせると、交渉が有利になる。
・相手と冷静に話し合いたいときは距離をとり、感情に訴えたいときは身体を寄せる
・プレゼンの資料は重いものを用意する。人は重い本を持つとそれが重要だと感じる
・赤は不安や恐怖を高める。一方で赤は注意を引く。赤い服の女性や赤いネクタイの男性はもてる。

(※昨年も載せていますが、長い本なので少しづつ読んでいます。ところどころにある、上のような文が面白くてメモ。)

6.『幸せを作る整理術 「ガラクタのない家」』 井田典子 婦人之友社 

ご存知スーパー主婦、井田典子さん。
自分の家にどれだけのものを持っているか、持ち物の数を数える。
持ち数2777点だそう。
(※ブログで紹介)

7.『脳科学者の母が、認知症になる』 恩蔵絢子 河出文庫 2018年10月

65歳の母がアルツハイマー型認知症になった。
認知症になってもその人らしさは残るのか。結論としては、認知症はその人らしさを失う病ではなかった。
(※ブログで紹介)

8.『叱る依存がとまらない』 村中直人 紀伊国屋書店 

「誰かを罰することで、脳の報酬系回路が活性化する」という研究報告がある。
『叱る』による学びや成長を促進する効果は、考えられているほどではない。かえって大きな弊害が生じていると指摘されている。
(※ブログで紹介)

9.『ショパン・コンクール見聞録』青柳いづみこ著 集英社新書
(※ブログで紹介)

10.『ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く』青柳いづみこ著 中公新書 2016年9月発行
(※ブログで紹介)

11.『ピアニストが語る!現代の世界的ピアニストたちとの対話』 チャオ・ユアンプー著 森岡 葉訳  アルファベータブックス 2017年発行

12.『おやじはニーチェ』 高橋秀実著 新潮社 2023年1月発行

虎の門病院、認知症疾患センター長井桁之総さんによると、認知症患者は原始脳だけで生活している。原始脳とは大脳辺縁系のこと。「生命維持や本能行動、情動行動や感性に関わる脳。
(※ブログで紹介)

13.『ペガサスの記憶』 桐島洋子・かれん・ノエル・ローランド著

私はなんと100年も待ちに待たれた桐島家で初めての女の子だったそうである。 
祖父は早くから神童と呼ばれるほどずば抜けた秀才だったので、 三菱の岩崎家の目にとまって~
(※ブログで紹介)

14.『聡明な女は料理がうまい』

15.『フィギュアスケートと音楽』 音楽の友MOOK 2022年10月

反田恭平 原田慶太楼 福間洸太朗 × 町田樹
音楽家とアスリートの身体性と表現
原田慶太楼・・ロシアで指揮を学んでいたときに、バレエダンサーの動きは音楽に最も近いから、とにかくバレエを見なさいと言われた。 
トップクラスのダンサーは、指先の動きから瞬きまで、すべてが音楽と調和していて、音楽と無関係な動きはひとつもない。

16. 『媚びない老後』 桐島洋子 中央公論社 2017年3月

17. 『一日一杯 脳のおそうじスープ』 内野勝行 脳神経科医 アスコム

座ったままのデスクワーク中心の仕事に携わっている人は、体を動かす職業に携わっている人に比べて認知症のリスクが高いことがわかっている。 
有酸素運動は脳の神経回路を活性化するドーパミンが出る。
アミロイドβの排出に有効。血流、リンパの流れがよくなることで記憶力改善効果期待できる。

18.『死にそうだけど生きてます』 ヒオカ CCCメディアハウス

貧しいために異常な環境にいた私。
私が“普通”と違った50のこと
敵は個人ではなく政治だ
格差の拡大は政治の失敗だ。個人でどうにかなるものではない。

19 . 『道行や』 伊藤比呂美 文春文庫 

20数年ぶりに日本に戻って来た筆者。
(※ブログで紹介)

20.『感情的にならない本』 和田秀樹 PHP文庫 

不機嫌な人は幼稚に見える。
感情的になりそうなシチュエ―ションは予知して避ける。
すぐに感情的になる人はそれができていない。
そうなった場合どう対処したらいいのか、前もって考えておく。
どんなパターンで、より悪くなっていくのか知っておく。

21.『残されたつぶやき』 山本文緒 KADOKAWA

小説を書く仕事をしていて心から嬉しく楽しい、と思うのはふたつの瞬間のみで、1つはプロットを思いついたとき、もうひとつはそれが本になって世の中に出たときです。
それ以外の時間はだいたいつらいというか(作家がこんなことを言ってはいけないのは百も承知ですが)正直億劫です。集中力も要るし手間がかかって気が滅入る。
(※ブログで紹介)

22.『赤ちゃんポストの真実』 森本修代(のぶよ) 小学館 2020年7月5日

出自を知らない子の煩悩は深かった。
赤ちゃんポストの子には戸籍がない。健康保険に入れない。
かかったお金は熊本市が措置費として支払っている。

23.『ゆりかごにそっと』 蓮田太二著 方丈社 

赤ちゃんポストを始めた熊本の慈恵病院院長。
2007年5月10日、できたばかりのゆりかごのブザーが鳴って看護師がドアを開けると、3歳の男の子がニコニコ笑って座っていたのだ。
「かくれんぼで はいったの」とはっきり答えた。お名前はと聞くとスラスラ答えた。父親の名前も福岡から来たということも話す。

(※上記、赤ちゃんポストに関する本は興味深かったので、いつかブログで書きたいと思っています)

24.『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』 伊藤比呂美 講談社
(※ブログで紹介)

25.『たそがれてゆく子さん』 伊藤比呂美
(※ブログで紹介)

26.『ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方』 ベティ・L・ハラガン 光文社文庫
 
ジェーン・スーさんお勧めの本。
男性はチームスポーツの遊びの中で育つ
女性はチームの中の人間関係を学ばずに育つ
ビジネスはスポーツに似ている。チームで勝つことが目標
(※この本も興味深かった)

27.『フィギュアスケート 美のテクニック』 野口美恵 監修:樋口豊 太田由希奈

斎藤友佳理 :クラシックバレエはすべての動きの基礎
古典バレエは決められた振付と規定されたテクニックの中で感情を伝えなくてはならなくて、「身体は縛られているのに爆発しそうな感情を何とか出したい」と、その葛藤の中で芸術的な何かを生むのがクラシックバレエの表現.
ロシアでは、バレエ教室が併設されているスケート場もある。

28. 『TBSラジオ公式読本 開局70周年記念』責任編集:武田砂鉄  リトル・モア

29.『大晩年 老いも病も笑い飛ばす!』 永六輔 中央公論新社
 (※ブログで紹介)

30.『続 窓ぎわのトットちゃん』 黒柳徹子著 講談社 
(※ブログで紹介)

31.『魔法のクローゼット  50代になった娘が選ぶ母のお洋服』 くぼしま  りお著 角川書店
くぼしま りおさんは、角野栄子さんの娘さん。
(※ブログで紹介)

32.『闘いの庭 咲く女 そこに彼女がいる理由』 ジェーン・スー著 文藝春秋  

33.雑誌『ハルメク』 2023年3月号
角野栄子さんの部分を読む。

34.『窓ぎわのトットちゃん』 黒柳徹子著 講談社
12月8日に公開されたアニメ映画を見にいって、何年ぶりかで読み返した。


今年は桐島洋子さんの本を読んで
その強烈な個性のインパクトに
はまってしまい
昔の本を何冊か読みました。

その後、伊藤比呂美さん
角野栄子さん、黒柳徹子さんと続いています。

今年の傾向は女性の生きかた路線ですね


興味のおもむくまま
少し読んだだけでやめた本もあれば
精読する本もありました。

以前に比べて
エネルギーが減ってきたのか
なかなか本を読み通すことが
できなくなっています。

でも本から得た知識は貴重なので
来年もたくさんの本を読めたらと
思うばかりです。





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