はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

おうちで、こどもとリトミック

2020年06月01日 | リトミック

2020/06/01

 

6月に入りました。

今日はじっとりと湿度が高く、梅雨のような感じです。

区民ひろばが今日から再開しました。リトミックも7月から再開することになりました。6月中は密を避けるため、まだ行事は行われません。

今日はひろばから打ち合わせの電話をいただきました。

7月に行われるリトミックも、1クラス5名までの定員制限。2mずつ離れて座るようにとのこと。

私は話したり歌ったりするのでフェイスシールド着用。参加者は歌ったり話したりはしないようにとのことで。わぁ~ 参加者の親子は歌ったり、声を出したりできないんですね!

そして、部屋の中を歩いたり、お互いにコミュニケーションを取るのもなし。

 

できることが限られます、リトミックはステップが基本の身体表現ですからね。座ってできることを考えないといけません。

 

これまでリトミックのことをほとんど書いてきませんでしたので、この人は本当にリトミックをやっているのか?と思われた方もいるのではないかしら(笑)

そこで、少し書いてみようかと思います。少しリトミック経験があり、わかる方はお家でお子さんとやってみてください。1~3歳向きです。

 

いちばん簡単な音の身体表現は、手拍子や身体を叩いて音を出すことです。音楽の拍の流れを感じることができます。親が子の体を軽く叩くと、お子さんにも体を通して拍が伝わります。お子さんは軽くポンポンされるのは好きですよ。

〇童謡〈ぶんぶんぶん〉(ボヘミア民謡)

ぶんぶんぶん はちがとぶ という歌です。四分音符と八分音符だけでできています。四分と八分の聴き分けに使えます。すべて歌いながら行います。

・歌いながら、頭は四分音符の時に(軽くトントントン)と手で叩く、ひざは八分音符(タタタタタと2倍の速さ)、と打ち分ける。

・手で叩けるようになったら、歌詞のとおりに足でステップしてみる。はちがとぶ(ウン・休符)おいけのまわりに・・の歌詞が意外に速いことに気がつきますよ。ドタドタしないで軽くステップしてね。

・四分音符で、4拍ごとに、頭、肩、おなか、ひざと打つ場所を変えて、フレーズや拍子を感じる。ぶんぶんぶん(頭)、はちがとぶ(肩)、おいけのまわりに(おなか)というように。2拍ごと、8拍ごとでもやってみる。

・歌詞にあわせて動きを作ってみる。例えば、ぶんぶんぶんは羽をパタパタする動きとか。いわゆる創作ダンスです。歌詞をイメージしながら作ると創造力が養われます。

 

〇童謡〈ぞうさん〉 詞:まどみちお

体を左右に揺らすことで3拍子を感じながら、速度、音の高低のイメージの違いも感じる。

・体を1.2.3(右へ)1.2.3(左へ)1.2.3(右へ) ・・・で左右にスィングして3拍子を感じる。ゾウの鼻をイメージして腕を揺らしてもよい。

・速度と音の高さを変えてみる。おとうさんゾウは低音でゆっくり歌いながら重く大きなイメージ。赤ちゃんゾウは高音で速めに歌って、軽さ、小ささを表現する。

・歌を歌いながら、3拍子の1拍目で踏み出しステップする。ゆっくりなステップで、自然と体が左右にスィングすることを感じる。途中で止まるゾウさんとか、眠くなってしまったゾウさんとか、変化をつけてもおもしろい。

 

小さな子向けなので、よく知られた簡単な曲を使ってみました。生き物を題材にすると、子どもに親しみやすいです。

実際のレッスンではピアノ伴奏で、臨機応変に弾けるので、聴いていても楽しいと思いますが、CDなどを使うと速度の変化をつけられませんね。できることは限られてしまいます。

リトミックは音楽を動きで表現することにより、耳で聴いたものを脳で受けとめて、理解し、判断して、動きに変換するという一連の流れがあります。このときに脳はフル回転し、筋肉も一瞬の後に働きます。リトミックは自由表現と即興性という性格を持っています。これが心と体に良い刺激を与えます。

また折に触れて、リトミックのことを書いていきたいと思いますが、今日はこのくらいで。

(フリーイラストはお借りしました。ありがとうございます)

 

 

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