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よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

オランダリーグ開幕

2009年08月03日 | サッカー
今日日曜日、オランダのリーグが開幕した。昨年二部リーグで優勝したフェンローが、強豪アインドーブンと対戦、リーグ昇格緒戦であること、そして、キャプテンでもあり、10番を付ける本田圭佑がどんな動きを見せるか、楽しみであったが、期待に応えてくれた。

試合は3-3で引き分け、昇格チームとしてはよくやった。前半2-0でリードされていたにもかかわらず、後半同点に追いついた。最初のゴールは本田がアシスト、2点目はコーナーキックを本田がゴール前でボレーシュート。

その前に、本田はドリブルからゴール前に突進し、ディフェンスに阻まれ、コーナーキックを貰ったが、これを見ると、彼にはゴール前での突破力がかなりあることがわかる。

二部リーグ優勝の時、インタビューに、決して上手いとは言えないが、堂々と英語で答えていたのを見ても、異国の地で図太くやる、逞しさが付いている。海外でやる重要なポイントだろう。海外でキャプテンを張るのも楽ではないはずだが、これをやれる図太さが彼には備わっているのだろう。

カターニャの森本と共に大いに頑張って欲しい。

昔の名前で出ています

2009年07月30日 | サッカー
サッカーのプレ・シーズンを飾って、各地で試合が続いている。その中で、イタリアのACミランはアメリカでの試合で、3戦全敗を喫し、目を覆うばかりの凋落ぶりである。昨シーズンは、前監督に干されていた嘗ての花形ロナルディーニョが、同僚カカの移籍や新監督となったことで、再びミッドフィールドに躍り出たかに見えたが、昨日のドイツでのAudi Cupでのバイエルン・ミュニックとの戦いを見ても、何処に居るのかが分からないくらい、埋没している。後半、交代したら、俄然ミランの動きが良くなったのは何とも皮肉だが、それでも4-1で負けるとは、どうにもならない。

嘗てバルサでは、そのスポットだけが輝いていたかに見えたが、もう、その面影は無く、確かにテクニックは未だ健在とはいえ、「昔の名前で出ています」がピッタシカンカンである。同郷のパトも遠慮しているのか、打てばいいシュートも変なパスで自滅する場面があった。来期のミランは買えそうにない。


アメリカ、メキシコ、日本

2009年06月25日 | サッカー
コンフェデレーションカップ準決勝は、無敵のスペインをアメリカが2-0で破ると言うサプライズだ。恐らくアメリカが勝ったのは初めてだろう。
それにしても、今日の守備はよくやった。点を取らなきゃ勝てないが、その後のスペインの猛攻をことごとく撥ね付け、スペインの選手の顔に苦渋の色がドンドン出てきた事を見ても、この守備が無ければ、スペインの同点或は逆転もあったと思う。

アメリカ、メキシコ、日本、どこか似ている。其々のランキング近くをいつもうろうろして、強いのだか弱いのだか分からない。そんなに強くも無いが、何となくワールドカップには行っていると言った具合だ。この中で、最近、めっきり影が薄くなってきたのがメキシコだろう。ひょっとしたら、今回は出られないかもしれないと言われているくらいだ。日本も十年一日の如き同じ課題を引きずりながら、一向に上に向いてこない。

今回のアメリカは、何といってもこの前のエジプト戦が象徴的だった。他力本願とは言え、3-0で勝って、グループ最下位から準決勝進出へと大逆転した最初のサプライズがあった。日本にはこんな迫力ある底力は期待出来まい。そして、今日のサプライズ。何せ、世界ランキング一位をゼロ封したのは大きい。

三チームを比較すると、いつも出てくる答えがある。日本、メキシコにはストライカーが何処に居るのか。しかし、アメリカには間違いなくストライカーが居る。この違いはとてつもなく大きい。

これで、アメリカが強くなったと考えるのは早計だが、日本やメキシコに無いサプライズが出来る連中だという事が良く分かる。
決勝では、恐らくブラジルとあたるだろうが、優勝しなくとも、十分だ。もっと欲張れって?いや、テングにはさせる訳には行かないから、これで丁度良い。

いいかげんに目を覚ませ

2009年06月13日 | サッカー
ワールドカップ出場を決めて、誠に結構な事で、その直後のカタール戦に大いに(?)、いや、ささやかに期待した。が、やはり、である。

ワールドカップ出場を賭け、唯それだけの目的の為のサッカー・ジャパンはいい加減に卒業しなけりゃいかん。強くも無く弱くも無く。これじゃ、そのうち飽きられる。4位以内を目指すなんて、ウソでもこんなバカな事を言ってちゃ、笑われる。

取敢えずの出場権をものにしたのだから、次は何をすべきか。本番に向けた様々な実験をしないといけない。ところが、カタール戦では、いつものお決まり定食コース。本田と松井を出したのも後半になってだ。こういう時こそ、一気通貫で、フルに使い切るとか、上背のあるストライカーを多用して、身体のデカイ外国の連中と戦う為の試しを何故やらないのか。兎に角、小さい身体でチョコマカするのはどうでもよい。実験しなきゃ駄目だ。

体力的にも劣る日本が4強を狙えるとは思えない。しからば何をやるのか、いや、やらかそうとするのか。例えば、いつのワールドカップだったか、今チェルシーにいるドゥログバ擁するアイボリーコーストが旋風を巻き起こした事がある。途中で敗退したとは言え、その存在感は確実に上がった。

強いのだか弱いのだか分からないが、いつも何となくワールドカップに出てくるなんて、面白くもなんとも無いのだ。だから成長もしない。どうして、こうも無策なのだろうか。


チャンピオンリーグ、巧さのバルサ

2009年05月28日 | サッカー
今し方試合が終わった。2009年は久しぶりにバルセロナが制した。

立ち上がりはマンチェスターがボールを支配したが、エットーのゴールで徐々にバルサらしさが出てきて、最後までバルサのペースとなり、メッシのヘッディング2点目でほぼ決まった。

バルサの強さはボールを奪う巧さと、奪った後の中盤からゴール前までの正確なパス回しで、確実にスペースを作り上げていく技術の高さだろうと思う。特にフォワードへ繋げるミッドフィルダーのシャービとイニエスタは欠かせない存在。

今回は例年の英国同士とならず、そして、スペインがトロフィーを英国から外へ出した事に意味がある。

鶏頭となるとも、テベス!

2009年05月17日 | サッカー
真ん中でテベスが喜んでいる。その右にパク・チスンが笑っている。
英国リーグはマンチェスター・ユナイテッドがリバプールを振り切り優勝カップを手にした。ロナルド、ルーニーを擁して確かに強く、人気も相変わらずだ。しかし、だ。よし坊が応援しているのは、カルロス・テベスだ。

花形のロナルドやルーニーに隠れて、先発の機会が少ないが、交代で出ても、俄然目立つ動きをする。しかも大体が点を入れたり絡んだりするから存在感も十分ある。ベンチウォーマーにしておくには誠に惜しい選手だ。あの実力にしてこの使われ方は「もったいない」。

嫌気が差すのも当然で、今年に入り、他チーム移籍の意思表示をしていたが、ここに来て何故か、会社が残留引止めの動きを始めたという。
テベスよ、鶏頭となるとも牛尾になるなかれ、だ。マンUは出た方が良い。スペインかイタリアが良い。

もうひとり、無視出来ない選手がいる。パク・チスンだ。知り合いに聞いたら、かつて、Jリーグは京都サンガにいた選手だというではないか。パクも先発は滅多に無いが、出ると目立つ動きをするので、気持ちが良い。アジア系でよくここまでやっていると思う。

話をテベスに戻すが、来シーズンはどこかでレギュラーになって欲しい。ユメユメ、故郷アルゼンチンなどには帰るな、と言いたい。

サッカーボールのこと

2009年04月24日 | サッカー
久しぶりにサッカーの話。と言ってもゲームの話ではない。ボールの話である。

世界的にサッカーは未だアディダスが仕切っているから、ヨーロッパの主流はアディダスブランドのボールが使われている。これがアメリカだとナイキとなる。両社ともスポーツの横綱だから当然と言えば当然だが、この世界にも、小さいが、老舗として頑張っている会社がある。今回スタートしたアメリカ女子のWPSはどのボールを使っているか分からぬが、前身のWUSAでは、デンマークブランドのセレクトが使われていた。そしてメキシコ。

ジョージアのような南部にいると、メキシコ人が多いから、テレビ番組も二つ観れる。メキシコではサッカーは国技みたいなもの(その割りに強くない)だから、毎週試合がある。3グループ24チームでチャンピオンカップ目指して頑張っているが、最近のナショナルチームは今一の力だ。大砲が居ない。日本代表と似ていて、足技に酔っているところがある。日本代表とちょっとだけ違うのは、劣勢と見ると突然なりふりかまわず、ボールをバックからフロントへポンポン蹴り出し、一発勝負を狙う、荒っぽいことをやる。これは、おとなしい日本代表には見られない。

さて、ボールの話だが、メキシコリーグの多くは、ボイト(Voit)を使用している。懐かしい名前だ。今のゴムボール仕様を開発したアメリカ発祥の先駆者だが、現在はメキシコベースの会社となっており、その為にボイトが使われているわけだ。昔、未だカリフォルニアにボイトがあった時、その紹介でメキシコはグワダラハラの工場を訪問したことがある。ボイトの名前は未だ生きている。うれしいことに、ボイトのサッカーボールには、いまだによし坊が嘗て売り歩いた人工皮革が使われているようだ。

アディダス等の巨人の後ろで、セレクトやボイトが、おっとどっこい、生きている。

WPS開幕

2009年03月31日 | サッカー
待望のWPSが開幕した。前リーグWUSAが2004年に資金難から終了して以来、WPSとして新装開店となった。ドイツを除く世界中の有名プレーヤーが参加、前リーグは、日本からは、澤ひとりだったが、今回は合計4人の参加となり、この前の女子ワールドカップでの、なでしこジャパンの活躍の賜物だろう。特に澤は10番を貰っているが、前リーグでの活躍とフリーダム内で最年長(恐らく)である事に敬意を表しての10番だろうと思う。

日曜日のリーグ・オープニングは澤が参加し、大砲ウォンバックを擁するワシントン・フリーダムと、ブラジルのエース、マルタが参加するロスアンジェルス・ソルであったが、2-0でソルが勝った。リーグ第一号得点は、ソルの宮間からのFKをゴール前でアリソン・フォークが頭で合わせた(写真はフォーク)。

マルタが中盤から良いパスを前線に出し、2点目の演出をした。フリーダムの方は、大砲ウォンバックのゴール前のシュートが、キーパーに真正面に直撃、跳ね返ってしまった。その後、澤が正面の良い位置に上がりシュートを打ったが、惜しくも左ゴールポストを僅かに外れてしまった。

男のサッカーはヨーロッパ中心だが、女子サッカーはアメリカが本場。日本の若手がどんどんアメリカにチャレンジする日がいつの日か、来て欲しい。

大詰めのベッカム

2009年02月04日 | サッカー
ACミランへ短期ローン移籍したベッカムの期限が迫ってきた。完全移籍で水面下でも相当動いているはずだが、彼は完全移籍したほうが良いだろう。やはり、彼のレベルのヨーロッパで最後の花を咲かすべきだろうと思う。

2007年、アメリカでのデビューを果たしたベッカムにとって、フラストレーションが相当溜まってきた事は、試合を見ていてよく分かる。やはり、レベルが違うとはこういうことなのかと思わせる場面が幾度かあるのだ。Mid Fielderだから、ゴールに直結するようなパスを中盤から出す。問題はそれにどれだけの選手、とりわけForwardが応えられるか、である。Forwardは彼がパスを蹴る前に、ボールの来るべきスペースに入り込む行動が求められる。Galaxyのキューピー・ドノバンは唯一それに応えられる選手であろうが、その他の選手が全体でフォローできないのだろう。アメリカのサッカーレベルが上がったとは言え、その辺がベッカムにとっては物足りないはずだ。だから、昨シーズンはベッカム、ドノバンを擁しながら、Galaxyは最下位に終わってしまった。

日本でも同じ事があったはずだ。あの、田中(英)が常にチームから孤立していたと、事あるごとに報じられていたが、日本チームの中では彼が突出してレベルが高く、他の選手がついていけなかったということだろう。思い出せば、彼の最後のワールドカップ、ここぞと思うパスを空きスペースに放り込むが、誰もそこに来ていないというシーンが4回くらいあった。彼の読みを察知する走り屋が居なかったのだ。これが、今でも日本チームの弱点だろう。彼が、日本に居場所を求めず、ヨーロッパを根城にした気持ちは、よく理解出来る。

ベッカムの狙いは来年のワールドカップでイングランド代表になる事。そのための布石ではあるが、大いに結構ではないか。アメリカで見ていて、彼から繰り出されるパスは、距離感や方向において、やはり、「絶妙」と言った言葉がピッタリする。

アトランタ・ビート

2008年10月01日 | サッカー
2001年から2004年は我が家は大いに沸いた。我が家と言ってもよし坊だけだったのかも知れぬが。

2001年、女子プロサッカーリーグが旗揚げされたのだ。そして、わが地元アトランタにもチームが誕生。その名も『アトランタ・ビート」。更にうれしいことに、何と日本人プレーヤーがいた。あの澤穂稀 8番だ。

特にサッカーは初お目見えで勝利の初ゴールは相当効く。アウェイの緒戦ボストンでいきなりのチーム初ゴール。これはコタエラレマセン。実力があり、光る選手と言うのは、”見せてくれる”のである。これはスタープレーヤーとなる必須条件だろう。

以来、ホームの試合は殆ど欠かさず応援に行ったものだ。当時のアトランタ・ビートはカナディアンナショナルのフーパー、中国のスーパースターである、スン・ウェン等を擁し、優勝は逃したものの、決勝戦まで進出した。
来年発足の新リーグで、澤がワシントンにドラフト指名されたが、是非とも来て欲しいもの。更に勝手を言わせて貰えば、2010年アトランタの参入で、魔法の手を使ってアトランタへの移籍が実現すれば、言うことは無い。ま、夢のような話だが。

アトランタにある女子のアトランタ・シルバーバックス、かなり強いのだ。恐らくこのチームが母体となって2010年の参入に繋がるのだろうが、強さのベースはかつてのアトランタ・ビートの遺産だろう。