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よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

今からでも遅くはない

2010年04月09日 | サッカー
ワールドカップに出られるだけでも幸せと考えるか。いや、一勝くらいはして欲しい。が、このままだと、3敗するのが目に見えている。どうせ3敗するなら、何かを仕掛けて、潔く散るのが良い。その位に思ってやれば、活路が開けるかもしれない。

まず、監督更迭を実施することだ。チームをまとめるのに時間が無い?冗談じゃない、とっくに纏まっていないのだから、これからまとめる必要はサラサラ無い。選手に一言言えばよい、点を入れろと。

それと、中村俊介はもう要らないだろう。もともとスタミナは無いし、スピードも無い。この際彼を外すのが良い。

海外組みの森本、本田、松井、長谷部は全員先発で入れる。それと、海外経験者の小野と稲本も外せない。国内組では岡崎くらいか。ディフェンスには闘莉王は欠かせない。

兎に角、並みのやり方では、どうにもならない所に来ている。現元海外メンバーに国内組をちょっと足すだけで十分だ。これで3敗する方がスカッとすること間違いなし。

それにしても

2010年04月08日 | サッカー
負け試合を予想して観る試合ほど味気ないものは無い。しかし、同じ負けでも負けっぷりがある。せめて1-0くらいで負けてくれれば納得もするが、3-0ではどうしようもない。

主力を欠くとは言え、強豪のセルビアに対し、海外組みの居ない日本。それでも、一応日本代表一軍半くらいのプライドは持って欲しいものだが、何も無さそうだ。

闘莉王が居ないと、こうも簡単にバックスが破られるのかとさえ思う、ディフェンスラインの弱さは、目を覆いたくなる。闘莉王がいても、元々ディフェンスラインは弱点だが、それにしても酷すぎる。

中盤がガタガタになっている。パスのコンビネーションもなっていない。中盤が仕事をしなけりゃ、前線に繋げないから、点が入る訳ない。最前線FWは、毎回の如く、限りなくひ弱である。

それにしても、選手の動きに、意欲が全く感じられない試合であった。こう言う試合を観ると、観て損した気分になる。

マンチェスターの二人

2010年03月12日 | サッカー
パク・チスン。マンチェスター・Unitedのアジアの星だ。同じアジア人として、彼が試合に出れば、その活躍を期待する。そして、今年は、ロナルドがレアルへ移籍したため、出番が俄然多くなって、大いに結構だ。よく動いている。
もう一人、テベスがいる。元マンチェスターと言うべきだが、パクと同じく、ロナルドが居たお陰で、出番が少なく、くすぶっていたが、マンチェスター・Cityへ移籍してから、完全にレギュラーで、生き返った感じがして喜ばしい。

ロナルドの移籍を軸に、残った者と去った者。それぞれの生き方だが、出番が全てのスポーツ選手だから、それを求めていかなくては、いずれ忘れられてしまう。

それにしても、パクは、母国を振り出しに、京都パープルサンガを経て、ヨーロッパに勝負を掛け、アジアのプレーヤーとしては大成功だろう。
これに続く日本選手が出て欲しいもの。その筆頭は、やはり、ホンダだ。モスクワ移籍後の動きを見ると、悪くなく、大いに期待できそうだ。モリモトが少し足踏み状態で、早く抜けだして欲しい。それと、ドリブルマジシャンのマツイ。これも頑張ってもらいたい。

もう岡田はいいだろう

2010年02月14日 | サッカー
最近は、日本が格下に負けても怒る気もすっかり失せているよし坊である。東アジア選手権も中韓の後塵を拝しているのだから、相変わらずと言うしかない。節目節目での責任が重要で、機を逸してはいるが、もう岡田はいいだろう。W杯を目前に控えているからこそ、代えないと。今の実力だと、予選ラウンドを突破できそうも無い。そこで、W杯のみの監督職を公募するか、ヘッドハントする。外人がいい。全く日本人とは違った目で見ることが必須だろう。日本人の仲良しクラブでは到底世界のエグイサッカーには付いていけない。報酬は、ベースは抑え気味にし、予選ラウンド突破ボーナス、決勝ラウンド一勝につきボーナスを出す。このくらい大胆なことをやらないと駄目な日本。個人的にはトルシェをもう一度使いたい。

まず、もっと大胆に海外組みを重用する。稲刈りスタイルニッポンではだめで、ハンターの如く獲物を追わないと点など取れない。何故海外組みかと言うと、精神的にハンターだ。海外で定位置を確保するには、遠慮は無用の、オレがオレが、の厚かましさが無ければ無理。彼らには少なくてもそれが国内組みより遥かににあるはずだ。海外組み偏重と言われても構わない。要するに、今までの延長では困るわけだ、応援している方としては。

大体、中国戦で、ドローちゃだめだ。あれは負けていた試合。格下相手には勝たないといけない。

今まで海外組みのフォワードやミッドフィルダーが日本代表チームで殆ど活躍が出来ていないのには、何かチームに欠陥があるとしか思えない。日本人的「和」では最早世界には通用しないのに、未だそれが分かっていない気がする。これは、協会も同罪だろう。

なぜか、今までの海外組みとか海外経験者が日本へ帰ると、すっかり埋没する。あの、ドイツで活躍した高原はどうなったか。さっぱり話を聞かない。怪我とかいろいろ理由はあるかもしれないが、外から見ると、海外組みは凹まされているような気がしてならぬ。

もう、岡田にはうんざりだ。今が代え時だ。

注目のアメリカサッカー

2010年02月12日 | サッカー
この数年でレベルを上げているアメリカのサッカーは、この先いろいろな意味で注目株だ。世界ランキングのベスト10入りは決して楽ではないが、射程距離にあるのも事実。

このところ、ヨーロッパの大物プレーヤーのMLS入りが噂されている。バルサのアンリと、レアルのラウルである。特に、ラウルは、カカとロナルドのゴールデンボーイの参加でベンチを暖めるのが多くなったので、出る方がいいだろう。NYレッド・ブルが候補のようだが、いずれにせよ、面白くなるのは間違いない。この大きな流れは、やはり、ベッカム効果と言えそうだ。ヨーロッパがアメリカにも目を向け始めているのは、間違いない。この経済不況で頓挫したが、あのバルサが、フロリダでアメリカ版バルサを立ち上げる計画があったことは、よく知られている。

今までは、アメリカのサッカーは中南米のプレーヤーで支えられていたが、これにヨーロッパ勢が加われば、五大スポーツへと更に一歩前進となろう。

アメリカサッカー文化論

2010年01月14日 | サッカー
過去のアメリカサッカーの歴史を見ると、まさしく「不毛地帯アメリカ」という気がする。いくら、アメリカが野球でワールドシリーズと銘打って試合をしようと、所詮アメリカ国内のスポーツイベントに過ぎないし、日本等、他の国も参加してのワールド・ベースボールと言っても、これも地方イベントに過ぎない。後にも先にも、「世界のスポーツ」と今もって声高に言えるのは、やはりサッカーだろう。

そのアメリカが世界をアッと言わせたのが、1950年のワールドカップで、頂点に立つイングランドを下したことだったが、アメリカでは、その頃でさえ、サッカーなんて知らない連中が殆どだったから、恐らくニュースにもならなかったのだろう。この記念すべき試合は「Miracle on Grass」と呼ばれている。日本にも、「マイアミの奇跡」というのがあったが。そんなアメリカが20年後に、再び世界をアッと言わせた。プロチーム「ニューヨーク・コスモス」の誕生だ。神様ペレ、皇帝ベッケンバウワー等、身震いする選手を集めたから、沸きに沸いた。土台の無い悲しさから、短期間で終わってしまったが、こんな仕掛けが出来たのは、実はアメリカが移民の国であることによる。同じ移民でもオリジナル移民とも言えるイギリス系ではない移民の存在が有ったからこそ実現した話である。

長らく不毛地帯と言われたアメリカも、日本人程の性急さではないが、着実に底辺を拡げている。そして、アメリカの4大スポーツに続く第5のスポーツと期待され始めた。

1970年台の「ニューヨーク・コスモス」の誕生と終焉から、30余年経って、漸くアメリカが動き出した。スポーツが沸くにはヒーローが必要だ。そのきっかけを作ったのが、女子サッカーだ。殊に、ミシェル・エイカーとミア・ハムの出現が大きい。瞬く間に小中高にサッカーが広がり、試合に行くと、皆ミア・ハムのジャージーばかりと言う現象だ。サッカー熱は小中高の男子にも広がった。サッカー不毛地帯だったアメリカが女子ワールドカップでは常に世界をリードしているのだから、面白い。

アメリカは、今や、世界ランキングでベスト10まであと一歩の所まできている。過去、何故「不毛地帯」と言われてきたのか、分かったようで分からなかったのだが、いろいろな人のコメントから、最近漸く見えてきた。

1)サッカーはイギリスが故郷みたいなもので、そこから脱出してきたイギリス人の末裔たるアメリカ人としては、独立戦争を戦った如く、決して彼らの真似だけはしたくないという心情。
2)アメリカ人は弱いものには見向きもしない。
3)物事全てダイナミックに動くものしか興味ない。ヘトヘトになりながら漸く1点を取るスポーツなんか見たくもないのだ。アメフト、バスケ、ホッケーはシーソーーゲームの如く点が入り続ける。野球は引き分けの試合もあるが、ヘトヘトにはならない。
4)観るスポーツは、リラックスして、適度の休憩があって、食べたり飲んだりできないとアメリカ人は満足しない。そう言えば4大スポーツは全てこの条件を満たしている。

以上は、今までよし坊の中でも既に理由付けていたが、極めつけに出会って積年の課題が解けたような気がする。
アメリカのサッカー関係者の言葉だが、「アメリカ人というのは、長い時間緊張感を維持することが出来ない民族だ。45分間も、何時その1点が入るか緊張し続けて観るなんて出来ない」。

確かに、サッカーを観戦すると分かるのだが、決定的なシュートが何時出るか、試合中は席を立つことが出来ない。最後の10秒で入ることがある。日本の、あの「ドーハの悲劇」は正にそれだ。

アメリカも、そんな最後の10秒に酔う楽しさを覚え始めたということだろうか。移民のDNAが息づいているから、大ブレークするかもしれない。そうなった時のアメリカは怖い。

相も変らぬニッポン代表

2010年01月07日 | サッカー
格下イエメンに先行され、危うい所で3-2の勝利。喜べない展開だ。しかも、3点は、久しぶりに紙面を飾った平山相太のハットトリックというから、もうひとついただけない。

もちろん、ハットトリックの平山は、気合を入れてよく頑張った。これはこれで良い。しかし、格下130位に2点も入れさせては駄目だ。中盤から後方ラインが弱いのだろう。最早、ニッポン代表に多くを期待することは止めたが、それにしても、47位のチームが130位に2点も取られりゃ、屈辱以外の何物でもない。

スポーツライターの杉山茂樹がいい事を言っている。ニッポンが、世界のサッカー地図で何処に位置するかを考えた時、分かりやすいのは、日本でいうと、九州か東北の弱小チームと同じ位置付けだという。Jリーグ風に浮かれ、その現実直視の認識が欠けていると見たい。昨年だったか、インタビューに答えた監督曰く、目標はベスト4。言うのはタダだが、現実離れはいかん。昔の大松方式、成せばなる、の精神構造が幽霊のごとく出てくるようだ。

来るワールドカップ、予選ラウンドは当然突破し、決勝ラウンドでは旋風を巻き起こして散る。これに限る。ブラジルを叩いたマイアミの奇跡。もう一度見たいものだ。それ以上のことは望まない。

オール・ホワイツ

2009年11月08日 | サッカー
ニュージーランドと言えば、なんといってもラグビーのオール・ブラックスが有名だ。黒のウェアで国技を背負って立っている。

手に持って走ると強いが、足で蹴ると弱い。そんなサッカー弱小国が、変わりつつあるから面白い。その名も、ラグビーの向こうを張って、All Whitesときた。写真は黒一色で、まるでAll Blacksだが、実はホームの試合は真っ白、アウェイは真っ黒だから、これまた面白い。

大洋州ブロックは長らくオーストラリアの指定席だったか、何年か前に豪州がアジアブロックに入った為、NZの国際舞台への露出が多くなり、それに連れて力を付けつつあるような気がする。弱かった豪州があれよあれよという間にアジアブロック最強になったが、NZも同じ道を歩もうとしているかのようにも見える。

この間終わったU-17。決勝ラウンドには進めなかったが、見事予選ラウンドを突破。日本は予選ラウンドも突破出来ていない。豪州の躍進の原動力の一つは、中心は豪州と同じく先祖イギリス人連中だが、これに身体能力の優れた土着の人達が台頭してきた事のようだ。

巷に「草食系男子」等と言われる世代グループが言いはやされているが、日本のスポーツは正に草食系人種がやっているようなもので、身体的競争では、肉食系に対しては相当に分が悪い。同じアジアでも韓国はU-17のベスト8にも残り、この国は焼肉の国だから、肉食系と勝手に思えば納得である。

来年のワールドカップのアジア大洋州枠の残り一つを掛けて今月NZは戦う。来年のキップを手に出来れば、サッカー元年になるかもしれない。草食系日本の益々の地盤沈下が見えてくる。

One foot in the grave, the other on a banana peel

2009年09月09日 | サッカー
One foot in the grave, the other on a banana peel. 今のメキシコがそんな状況だ。片足を墓場に突っ込み、もう一方の足はと見ると、乗っかったらツルんと滑りそうなバナナの皮の上に乗せている。日本語の「片足を棺桶に突っ込んでいる」状態よりももっと危ない表現ではないか。そう、今年のメキシコは危ないのだ。ひょっとしたらワールドカップのキップを手に出来ないかもしれないのだ。

そんな、背水の陣で望んだ、アウエーの試合のコスタリカ戦。ぶっちぎりの3-0で勝ち、望みを繋いだ。

それにしても、入れる奴が入れる、交代したら直ぐ入れる、このパターンは最高だろう。先取点はドス・サントス、続いてギレルモ・フランコ(写真)、彼と交代したグアルダードが交代直後に入れる。サッカーの醍醐味の一つだ。

メンバーが凄い。真ん中で36歳のブランコが頑張る。二点目を入れた元ビジャレアルのフランコも32歳だ。今日はホンジュラス戦、勝てばキップが見えてくる。

これが10番だ!

2009年08月30日 | サッカー
ドイツの昨年の覇者ウォルフスブルグと強豪バイエルン・ミュンヘンがぶつかったが、興味は怪我からの復帰に7番リベリーと前日レアル・マドリッドから移籍したばかりのオランダ代表、ローベンがどんな試合を見せるかであった。

レアルのカカ、ロナルドを含めた大補強の煽りを食って放出されたローベンだが、バイエルンの10番は後半からリベリーとピッチに立ち、リベリーのアシストで2点をもぎ取った。

これが10番だ、そんな叫びがローベンから聞こえる。もちろん、どんな優秀な選手でも、いつも、移籍や加入早々に得点できるわけではないが、やはり、最初の出番でこういう事が出来るのが”並ではない選手”ということだろう。

それにしても、二人のスター、リベリーとローベンのアピールで、もう一人の看板ストライカー、マリオ・ゴメスがやや霞んで見えてしまうほどだ。
今年のブンデスリーガはバイエルンから目が離せない。