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よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

何が起こるかわからない

2010年06月17日 | サッカー
ワールドカップ、何が起こるか分からない。だからスリリングだ。

前回優勝のイタリアが1-1の引き分けと苦戦したかと思ったら、強豪スペインがスイスにまさかの負け。
スター選手がいても、必ず勝てるものではない。こういう時、あらためてチームスポーツであることを感じる。80%スペインの攻めと言ってよい。しかし点が入らない。ディフェンスラインが堅い。確かに、弱いのなら点を入れさせない防御に注力するというセオリーが活きる。そして数少ないワンチャンスをスイスは物にした。

韓国、日本が小さなサプライズを起こしたと思っていたら、あの北朝鮮が負けたとはいうもののブラジルをてこずらし、そして、ニュージーランドがスロバキア相手にロスタイム終了間際に劇的な同点打。あと30秒で終了と言う所で立ち上がりかけたらドラマが生まれた。スロバキア陣の呆然は、かつてのドーハの悲劇みたいな雰囲気だった。

思わぬチームが予選ラウンドで敗退することも有りそうな今回のワールドカップだ。

松井で予感

2010年06月15日 | サッカー
ワイフは、2-0、よし坊は1-0で敗退か良くて引き分けを予想してのカメルーン戦。先発に松井の顔を見て、よし坊は、「ひょっとすると」と思った。松井なら本田とのコンビで何かやらかしてくれると予感したからだ。

案の定、松井は本田を多用する気配を感じさせる動きを見せ始め、右からのクロスで絶妙なボールを本田に送り込んだ。松井は今日はいい仕事をしたと思う。

シュートは打ってみるものだ

2010年06月14日 | サッカー
注目のイングランド対アメリカ。勝てない試合をアメリカは1-1で乗り越えた。

今回のアメリカは相当レベルが高いから、いい勝負をするかと思ったら、いきなり先制をゆるし、がたついた。しかし、シュートは打ってみるものだ、いや、打たねば点につながらない。ラッキーボーイ、デンプシーのシュートは、キーパーの手をすり抜けコロコロとネットへ。

デンプシーは、ここぞという時に得点するアメリカチームのラッキーボーイだ。テキサスの貧しい家庭に生まれ、親父は、このサッカー少年の夢を実現しようと、6時間の道を車で送迎したという。彼が英国のフルハムにスカウトされた時、移籍金で親父にピックアップのトラックを買ってあげたという話は泣けてくる。

それにしても、アメリカの出だしの調子から見て、勝てない試合だった。特にパスが悪すぎる。後半になって更にひどくなった。マイボールにしたら、大事にしてパスワークで組み立て、スペースを作らないといけないのに、ワンタッチで直ぐに前方に送ろうとする短絡的なパスが多発し、ことごとく取られて反撃されるから、一向に攻撃のチャンスが作れない。いかにも、全てに合理的に考えるアメリカ人の、「労少なくして最大の成果をもぎ取ろう」とする国民性が滲み出ているような試合運びだ。急がば回れ、と思わず叫びたくなる内容だ。これでは先が思いやられる。スロベニアに負けたがアルジェリアもかなり強いから、相当な頑張りが必要だろう。

初戦はデンプシーに救われた。

底力の韓国

2010年06月13日 | サッカー
40位台後半の韓国が10位台のギリシャに2-0で快勝した。ランキングだけで言えば、サプライズの一つだろう。しかし、ワイフといつも言っているのだが、韓国は、少なくとも、それより上位に居る日本より実力は上だろうと、言う事。

後半の2点目は、やはり、決めるべき男、パク・ジ・スンが決めた。二人のディフェンダーと競り合ってのシュート。こういうシーンは日本チームではお目にかかったことが無い。

パクは、マンUのレギュラーではないが、途中で出てくると、元気いっぱい、走り回る。タフなストライカーである。この前の日本との試合でもきっちりゴールを決める。だてにヨーロッパでやっていない事を画面で見せ付けてくれる。

同じ東洋人なのに、日本と何が違うのか。日本のほうが、テクニックでは優れていると言われているのに。そうであるならば、原因は一つしかない。「精神的なもの」だ。
思い当たるのが二つある。まず、兵役だ。キムチとご飯と味噌汁だけで、20-30キロの荷物を背負っての訓練と聞いたことがある。今時の柔な日本人とは相当違う。二つ目は海外との接触に臆さない精神構造をもっていることだ。これも日本人はからきし弱い。海外に出ると、日本人は、会社組織などのレベルでは経済力を看板に強いかもしれないが、それを離れると、韓国人中国人と比べ、日本人は著しく劣る。この二つが大きく影響しているように思えて仕方が無い。それが、日本チームに凝縮されているような気がする。そうであれば、日本のサッカーは永久にアジアの地方チームに甘んじ、それもいつの日か、韓国中国の下にひれ伏す図が見通せる。

親善試合アレコレ

2010年06月07日 | サッカー
W杯開幕直前のInternational Friendlyをいくつか観た。

前回の覇者、イタリーに2-1で勝ったメキシコが好調のようだ。非常に早いボール回しと、ディフェンスが頑張った。37歳の10番ブランコも頑張っている。それに33歳のストライカー、ギレルモ・フランコもロースターに加わっているのも良い。

アメリカは、代表のNewcomer、バドルとゴメスが得点し、代表入りに答えを出している。それと、相変わらずMidfielderのトーレスが上手い。是非とも決勝ラウンドへ行って欲しい。

オランダは強そうだ。恐らく4強入りするだろう、と思っていたら、ローベンが怪我をしたので、出られないとすると、8強で終わりかもしれない。

フランスは、毎回そうだが、パンチ力に欠ける。ひょっとすると決勝ラウンドはいけないかも知れぬ。

日本は、もうコメントするのに疲れた。

ってなことで、4強はスペイン、ブラジル、アルゼンチンとオランダか。FIFAランキングとあまり変わらないから面白みは無いが、仕方あるまい。サプライズがあるとしたら、希望も含めて言うと、アメリカに起こして欲しい。昨年、南アでやってのけた、コンフェデでのスペイン撃破の再現があれば、4強も可能か。メキシコには8強までは入って欲しい。

OWN二つはいただけない

2010年06月02日 | サッカー
先行されると勝てない、先行しても逆転される、格下に簡単に負ける、格上には絶対勝てない、これが、よし坊の日本代表チームの常なるイメージである。格上には今まで勝ったことが無いのかと聞かれれば、「有る」が正解だが(例えば前回ワールドカップ前のドイツ戦や、アトランタ五輪の時のマイアミの奇跡)、「それ程強くは無いけれど、たまにサプライズ勝利をしてくれるから面白い)というレベルまでには到達していないのだ。だからランキングも30台後半から40台をウロチョロするばかりで、一向にランキングも上がらない。その内、サッカー後進国のアジアから、中国を含めドンドン上がってきたら、ますます地盤沈下となる。

さて、イングランド戦。選手入場で、長谷部がキャプテンマークを付けて出てきたので、今日は違うな、とは思った。監督は彼にChanging agentの役割を託したのだろう。そしてトゥーリオの先制点。しかし、後半のOWNの2点はいただけない。

イングランドはラッキーな2点で勝ったような言い方が見られるが、要するに日本のディフェンスラインが間に合わなかった証であって、やはり、イングランドの攻撃の結果なのだと考えないと間違える。日本側のアンラッキーでもなく、イングランドのラッキーでもない。これがランキングの実力だと心得るべきだろう。

収穫は、中村俊が故障でベンチだったとしても、彼が居ないほうがチーム全体が機能するように思えるのと、川島がよく止めていたことだろう。本番でも中村俊はベンチスタートが切に望まれる。

トゥーリオの先制点。この時のベンチの動きを全て見れたわけではないが、気になった点がある。画面に映ったのは、監督が相変わらずの渋顔と言うか、無表情というか、動きなし。ヨーロッパや南米の試合を観ると、ここぞと言うときの監督のオーバー目のリアクションがある。日本人は何故感情を押し殺し、それが日本人の所作である、風な顔をするのか。リーダーたるもの、ここ一番で喜怒哀楽を「見せる」ことで、場を盛り上げることをやらないと。年がら年中やらなくてもよいが、あの先制ゴールは、韓国戦惨敗の後だけに、パフォーマンスをしないといけない場面だろう。

2-0での敗退を予想していたので、一点入れたから良しとしよう。

中村俊を外せコール

2010年05月25日 | サッカー
昨日も触れたが、日韓戦で見えたのは中盤の崩壊である。イコール中村俊介なのである。彼はとっくに旬(俊)を通り越している。故障とはいえ、エスパニョールでの大不活躍を見れば明白で、一気に下り坂を転げ落ちているのだ。前にも書いたが、よし坊は小野伸二に拘っている。人選ミスもいいところだろう。小野だったら、の思いは拭えない。

本田が試合後に、「尋常なことではダメだ」という趣旨の事を言ったと聞くが、そうだとしたら、中村を外せ、とアピールしているのだと思う。選んだからには連れて行くしかないが、先発などさせない事だ。スタミナも元々無い選手だから。

本番前のイングランド戦。勝てる相手ではないから、謙虚に勉強のつもりで、最後のアガキだがサプライズテストをするくらいの開き直りをやって見せたらどうか、オカダちゃ~ん。

日韓戦を観て

2010年05月24日 | サッカー
アメリカでは早朝の日韓親善試合を、目をこすりながら観た。よし坊の予想は、一点差で負け、うまくいけば引き分け。結果は2-0の負けである。先制はパク・チスン、決めるべき男が決めた。サッカーは決めるべき男が決めなければならない。

何故負けたかは、試合を観れば一目瞭然。ボールをキープ出来ない、ボールを獲られる。パスが読まれる。何を意味しているかは明白で、基本を疎かにしていると思われても仕方が無い。ボール回し、パス回しで中盤が殆ど機能していないのは、目を覆いたくなる現実だ。MFの中心に中村を置く事が足を引っ張っているような気がする。遠藤も精彩が全く無いのはどうしたことか。

FIFAランキングでは、いつも韓国が日本の下にあるが、実力では韓国のほうが上だし、日本はワールドカップでサプライズを起こしそうな気配は全く感じられないが、韓国には常にそういう雰囲気が漂うのは何なのだろうか。

今日だけの試合を観ての、ワールドカップ予選ラウンド。今までの予想は、うまくいけば2敗1分けだったが、残念ながら3連敗w免れないだろう。




W杯前夜

2010年05月22日 | サッカー
ワールドカップが近づき、俄然スポーツ番組もサッカーが増えた今日この頃だ。そのW杯を前に、ゲームが目白押しである。

今日はチャンピオンリーグの決勝、インターとバイエルン。例年のごとく繰り返された英国クラブ同士の組み合わせでないのが、まず良い。昨年までレアルにいたシュナイダーとローベンの対決も見もの。

韓国と日本の親善試合。ランキングでは下の韓国が勝つだろう。気合が違う。マンUのパク・チスンをブロック出来るかどうか。その劣勢(余勢ではない)をかって、W杯予選ラウンドは、3連敗、よくて2敗1分けといったところか。

女子サッカーアジアカップが始まった。なでしこジャパンは是非ともW杯の切符を取って欲しいのと、強豪北朝鮮を叩きのめしてもらいたいものだ。

今回のW杯、アメリカは注目のひとつだろう。コンフェデであのスペインに勝利した記憶は新しい。監督もまず、予選ラウンドをどう突破するかに腐心している。どこかの国の監督のように「4強」等とホラを吹かない。「全員攻撃、全員守備」などと、分かったような分からないような、へんな言葉を発しない。どうやってScoringするか、その一点のみである。岡田の言葉を聞くと、大昔、バレーボール・鬼の大松の「成せば成る」を思い出す。当時はあれでよかったが、今時、若者には響かない。
選抜選手も海外組を中心に、しかし、国内組の新顔を二人選んでいる。今が旬だからだ。そのうちの一人は、あのベッカムが、将来伸びると二年前に言っていたGalaxyのバドルだ。

W杯後の日本チームの監督選び、日本人では駄目だ。Sportsには頗る旺盛なHinting精神が無いと勝てないのだが、島国農耕民族の日本人には元来不向きと言わざるを得ない。Hunter精神を持ち、冷静で冷徹な判断を下すには外国人しかいない。選手もHunter精神に欠ける農耕人だから、コーナーキックだとか、フリーキックのセットプレーでは冴えを見せても、動きながらのCompetitionとなると負けるのである。時折Hunter精神の選手が出てくるが、農耕人ムードにつぶされる。あの中田ヒデがそうだった。今回の選手では本田がヒデに似ている。つぶされるな、本田。




WPS開幕

2010年04月17日 | サッカー
待望の全米女子プロサッカーのリーグ戦が、始まった。

今年から、アトランタ・ビートが新加入し、外国人選手の中には、日本の山口麻美がいる。初代ビートでは、澤穂希が活躍したが、今は、大砲ウォンバックがいるワシントン・フリーダムの10番だ。チームの紋章は、同じデザインで、青基調からオレンジと赤に変わった。

さてさて、5月16日は、ホームにフリーダムを迎えての試合、山口と澤の対決は見逃せない。

山口はフロリダにいわばサッカー留学し、名を上げたし、英語もかなり慣れているはずだから、今後が楽しみだ。特に海外で活躍するスポーツ選手には欠かせないのが英語力だろう。
ゴルフの丸山は、折角優勝しても、アメリカサイドのインタビューはあっという間に終わってしまうから、現地でのアピール力ははなはだ低い。その点、今田龍二は、英語に問題ないので、インタビューもアメリカ人並みに長く、メディアに乗って得をしている。

たかが「言葉」されど「言葉」で、特にスポーツで海外を目指すには、特に英語は不可欠だと実感する。