1999年、イタリアで始まった、小都市による「スローシティ」運動
なるものが、現在、ヨーロッパを中心に徐々に共感の輪を広げて
いるのだそうだ。
「スローシティ」とは、「競争と効率とスピードを優先する社会から、
人々が自然や食とつながりをもってゆったりと暮らす人間サイズの
町を目指す運動」(JapanKnowledge)。
この運動に参加できるのは人口5万人以下の自治体で、「スロー
シティ」登録後は、「スローシティ」憲章に則ったまちづくりを進めて
行くことになる。
ところで、現在、アジアの自治体の中で、この「スローシティ」運動に
参加しているのは、唯一、韓国内の5つの自治体のみだとのこと。
以前、当ブログで取り上げたことのある全羅南道曽島(チュンド)
などが、その5つの自治体に含まれている。
△ヤフー地図より
関連記事を翻訳練習してみた。
△「今度は、一転して爽やかな自然派中年を気取るつもりか?」
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■슬로시티 증도, 담양 여름나기
「スローシティ」の曽島、潭陽で過ごす夏
(アジア経済新聞 7月17日)
-略-
◆증도
チュンド(曽島)
이탈리아에서 1999년 처음 시작되어 현재 16개국, 111개
도시가 슬로시티로 지정되어 있다.
1999年、イタリアで始まった(人口5万人以下の小都市の
連合による)「スローシティ」運動も、現在では世界16カ国111の
自治体が参加する運動へと広がっている。
우리나라는 아시아에서 유일하게 전남 신안군, 담양군,
장흥군, 완도군, 경남 하동군이 슬로시티로 지정되었다.
この運動にアジアから唯一参加している韓国では、これまでに
全羅南道の新安郡、潭陽郡、莞島郡、長興郡、そして慶尚南道の
河東郡の5つの自治体が「スローシティ」に登録された。
국제위원들이 실사를 나와 꼼꼼하게 체크하며 슬로시티를
지정하는데 신안군 증도의 염전은 신이 내린 축복의 땅이며,
인간과 신, 자연이 함께 살아가는 슬로시티가 될 것이라는
심사평을 받았다.
スローシティ認定は、国際委員らによる厳密な現地調査を通じて
行われる。新安郡チュンド(曽島)の塩田は、「まさに神がこの世に
与えた祝福であり、人間と神、そして自然が共に生きるスロー
シティにふさわしい」との審査評価を得た。
증도는 신안 앞바다에 모래처럼 흩어진 수십 개의 섬 가운데
7번째로 큰 섬이다.
チュンド(曽島)は、新安郡沖に散らばる数十の島の中で
7番目に大きな島だ。
옥빛 바다! 증도 해수욕장에서 우리는 한 낯의 여름 바캉스를
즐기고, 슬로시티의 일등공신 국내최대의 태평염전 천일염을
직접 보고, 또 소량의 소금을 담아갈 수 있는 이색 체험도
가능하다.
チュンドの海水浴場では、カンカン照りの太陽の下、真っ青な海に
囲まれ真夏のバカンスを楽しむことができる。また、スローシティ
認定で高評価を得た韓国最大の太平塩田では、「天日塩」の
製造過程を見学しながら、少量の天然塩を持ち帰ることのできる
ユニークな塩田体験もできる。
소금의 역사와 세계의 소금을 감상 할 수 있는 근대문화
유산인 소금박물관은 국내 유일이다.
塩の歴史と世界の塩が鑑賞できる塩博物館は近代文化遺産に
指定されており、韓国では新安郡にしかないユニークな博物館だ。