そーなんだ ポーランド

?なポーランド。2008年9月、ヴロツワフで日本語を教え始め、ジェシュフ、ジェロナグラへも。そして再びジェシュフへ。

イブの食卓

2008年12月28日 | Weblog
12月24日、11時頃駅へ。
オポーレまでは、1時間。
近づくにつれて、雪が・・・
寒いホームで待っていてくれた。
雪は、朝から降っていたらしい。今はもう小雨に変わりつつあった。
彼の運転する車で、隣町の家へ向かう。
人口14万?ほどのオポーレ。
彼の家は、その近郊にあった。一軒家だ。それも電動ゲートに広い庭。
「すごい、すごい」の第1印象で、上ずっているうちに、家族の方とご対面。
名前とバルゾミミーオと言うのが、精一杯。押されまくっていた。

夜は、父親の両親の家へ。
クリスマス・イブには、家族が集まり、12品目の料理をいただくのが風習。
肉を使わず、キリストの十二使徒にちなんでいるらしい。
おじさん家族も加わって、計10人の大ファミリーになったが、一人分余計に席が作られている。故人のための席、というスラブの習慣が、いつお客さんが来てもいいようにという、ポーランドのおもてなし精神に引き継がれたのだという。
会食を始める前に、まず「オプワテック」。
教会でもらってきた御聖体のシンボルで、薄いウェハースのようなおせんべいだ。
各人と、お互いのオプワテックを割り合いながら、相手の為に祈りあう。
幸い、学生が教えてくれていたので、まごつきはしなかった。
父親は、正装していたので、少し心配になったが、他の人たちは普段の様子で一安心。
料理が順番に出てくる。かなりの量になる。
鯉のフライは、骨が多くて、注意しながら食べる。
皆、おいしい。
ポーランドのクリスマスを、お腹一杯感じる。
・・・・明日へ続く・・・・