ヨシとしよう・・・

ちょうど一年前の今日、大学の副学長さんに挨拶、面談。
まだ授業は始まっていなかった。

寮ホテルの部屋のインターネットが、めでたく開通したのが一年と２日前だった。
勝手がわからず、なかなかつながらず・・・だったので、感激モノだった。

あれからほぼ１０ヶ月、３本ブログを続けたのだった。
ヒマだったわけではなく（ヒマな時もあったが）、大変な時もあった。

とにかく続けただけでも、ヨシとしよう。

いけないこと？・・・

「希望　いのちある限り」という本を読んだ。

１９２９年ワルシャワに生まれた少女が、第２次大戦を生き抜いた回想録だ。

アウシュビッツやビルケナウなど、実際に目にしてきたから、情景がより生々しく浮かんだ。

図書館に行くと、ポーランドに関した本を探してみるのだが、残念ながらあまり見当たらない。
田舎町の、駐車場もほとんどない図書館では、ポーランドはより一層影がうすい。
ホロコーストに関するものは、何冊かあるのだが。

確かに、イメージとして、ポーランドの歴史は重い。

ポーランドの人たちの暮らしぶりを、面白おかしく・・・などというのは、いけないことだったのか。

ヴロツワフ記念日

またまた一年前の話・・・

今日９月２２日、午後２時過ぎ、初めてヴロツワフ駅に到着。
駅のホームに迎えに来てくれていたＫatが、重い荷物でヨロヨロしていた？日本人を見つけてくれた（日本人は少ないので、目立つ）。

朝８時半頃、ウッジでお世話になったホストの家を出て、ウッジ・カリスカ駅でお別れしてきた。
いよいよ、誰も知った人のいない街での生活が始まろうとしていた。

車で迎えに・・・かと甘い期待をしていたが、重い荷物を持って何とか満員状態のトラムに乗り込んだ。
「ふうーっ」と大きく息をはいていたのを覚えている。

「とにかく、これから始まるぞ」といいきかせていた。
重い荷物にヨロヨロ、知らない街にキョロキョロの「ヴロツワフ記念日」。

２ヶ月・・・

ポーランドから帰って、２ヶ月が経った。

のんびりし過ぎてなんだか、人生サボりの期間とでもいうような。

初めは、疲れや時差ボケもあったのだが、出歩く機会が減った。
この田舎町では、クルマがないと、動きが悪くなってしまう。
ポーランドでは、バスやトラムが便利で、何不自由なかった。
クルマは、ポーランドに行く前に手放したまま。
しばらく、いやできればこのまま・・・と思っている。
家内の軽を、たまに借りればいい。
あとは、自転車かバスか歩きだ。時間に追われることのないように。

のんびりし過ぎて、このブログも、「週間ブログ」のようになってしまった。
ポーランドでは、なんとか毎日「習慣ブログ」だったのだが・・・

せめて、１週間に２～３回は・・・と思う、が。

ポーランドのポンペイ

またまた一年前の写真。
この時は、なかなかいい天気だったんだ。

ウッジでの研修期間中に、バス旅行があり、ビスクーピンというところへ。
今だから、ポズナンから北へ約９０キロほどの・・・といわれても、何となくフムフムとなるのだが、あの頃はさっぱり、きっぱりと何もわからなかった。
ポーランド生活開始１週間「よちよちおじさん」の、ミステリー・ツアー状態だった。

ビスクーピンは古代の遺跡で、ポーランドの歴史の教科書はここから始まる？というところらしい。
日本では、登呂遺跡にあたる？・・・というのは、４０年も前の教科書か。
今では、吉野ヶ里遺跡といったほうがいいのかも・・・

ビスクーピンは、「ポーランドのポンペイ」ともいわれるらしい。

そういえば、ヴロツワフにも、ビスクーピンというところがあったはず・・・

・・・と、久しぶりに、昨夜ポンポンしたのだが、いざ投稿となったらパソコンが迷走？しだしてしまった。
結局またどこかへいってしまったようだ。
今思い出しながら、再度ポンポン。
こんなことが何度かあったっけ。
公開しようとした記事たちは、今どのあたりを航海しているのやら・・・
進歩のないアナログぶり。だが、別に後悔はしていない。

一年前・・・

ちょうど一年前の今日（９月７日）、ポーランドに降り立った。

ワルシャワの空港で、同じ派遣仲間の若手と待ち合わせ。
ウッジ行きのバスがわからずに、あたふたしたのを思い出す。
運良くバスの出発が遅れていたので、乗ることができたような「きわどい」第一歩だったような気がする。

ウッジに着いても、誰も待っていてくれる人の姿がなく・・・？？？
あたりがだんだん暗くなり始めたが、不思議とアセリもなにもなく・・・
待っているうちに、お迎え隊が現れたのだった。

なにもわからないまま、ホームステイ先に向かった。
なつかし～。

下り、上り・・・

ちょうど一年前の今日（９月５日）、セントレアから成田を経由して、ヨーロッパへ向かった。

あの時は、日本が、いや世界中が、こんなに不景気になろうとは思っていなかった。
世の中、いつも右肩上がり・・・なんてことはないのだ。
わが人生は、すでに下り坂。いかに楽しく下るか、という段階の、団塊世代のそのまた下っ端。

そもそも、そんなに高いところに上ったわけではないので、ゆったりとした下り。
ほとんど気がつかないほどの下り・・・

１０枚対５枚。
新聞の折り込みチラシのことだ。
不動産のチラシが１０枚も入っていた。最近にしては多い。
いつも目に付くパチンコのチラシが５枚。
パチンコのチラシは、週末より平日の方が多いようだ。

ということで、１０対５で、不動産の勝ち。

世の中、少し、上がり目？　　ならいいが・・・

９月１日

日本では、１２月７日の真珠湾攻撃が太平洋戦争の始まり。
日中戦争は、もっと早くから始まっていた。第２次大戦が始まったのは・・・といわれると、答えがはっきりしない（のかな？）。

ヨーロッパでは、１９３９年９月１日とされている。
昨日（９月１日）、開戦の地ポーランドのグダニスク郊外で、第２次大戦開戦から７０周年の追悼式典が行われた・・・ということだ。

ポーランドに行くことがなかったら、ほとんど気にもとめないニュースだったに違いない。
が、実際に、ヴェステルプラッテの小高い丘の上の記念碑も見てきているので、遠く離れているとはいえ、目の前に情景がうかんでくるようで・・・

写真の中央に、遠く見えるのが、そのモニュメント。
高さは、２５ｍとか。