アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

トリカブトの咲き乱れる真夏の釈迦ヶ岳を歩く 2015年8月28日 その2

2015-09-10 22:20:18 | 世界遺産大峰奥駈道
釈迦ヶ岳その2
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気持ちのよい尾根道を進む。道がかなり先のほうまでみえるので分かりやすい。
しかし雲に巻かれると分かりづらいだろうなあ。
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広い場所に出た。
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千丈平だ。奥駈道までもう少しだ。
ここは奥駈道縦走者のテント場だ。
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「行者の隠し水」だ。ここで一休み。この水は奥駈直下なのにコンコンと一年中涌いている。
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トリカブトの咲き乱れる中に水が沸いている。
そして非常においしい水だ。水分補給して少し休憩する。
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休憩の後少し歩くとすぐに奥駈道へ出た。
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奥駈道を行く。晴れていればもっと幸せな気分に慣れるのに残念だが、それでも気持ちがいい。
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釈迦ヶ岳到着。標高1800メートル。地図には日本200名山と書いてある。

いったいどこの誰が何を基準に選んだのだろう。

山頂付近で京都からきたという方とすれ違いしばらく立ち話をする。
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釈迦如来の台座にはこの100キロ以上ある銅橡を担ぎ上げた伝説の強力さんの名前が入っていたが今は読みにくい。
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つづいて 隣の孔雀岳へ縦走開始する。
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次の靡き(行場)の「橡の鼻」へは100m以上急降下だが 全く雲の中で方向が見えにくい。
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周りの景色はもちろん全く見えない。雲の中だ。おまけにぽつぽつと雨が降り出してきた。
そこで縦走を断念して引き返すことにした。雲や雨の中で縦走したら、このルートは岩場が多く危険だ。
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小雨降る奥駈道を引き返す。
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先ほどの「行者の隠し水」ポイントまで帰ってきたら雨が止んだので ここで昼食にする。
食事をしていると周りでなにか動く気配がする。
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6頭くらいの群れが 私を囲んでいた。一番大きいやつが「なんかくれ」と言っている様だ。
こんな鹿の群れに深山で囲まれたのは初めてなので 気持が悪い。
以前奥駈で 猿の群れに囲まれたときは怖かったけど。
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下のほうからなんか大きな声で怒鳴っている声が微かに聞こえた。
立ち上がって下を見ると 先ほどの京都からこられた方が 食事中に鹿に囲まれて怒鳴り散らしているようだ。
見ていると鹿はぜんぜん動こうとしないのでその方は 荷物をまとめて下山されたようだ。
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私の周りの鹿は5~6メートル以内には近づいてこないようなので、鹿を無視して食事を続行した。
そして下山。
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その3へ続く
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