約1年ぶりに伊勢路馬越峠を歩いた。
前夜は 新宮市神倉神社のお燈祭を見物して新宮市内に泊り
今日新宮から尾鷲へ移動して、天狗倉山に登りその後帰阪する予定だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天狗倉山 その1
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝新宮市を出発して尾鷲市へ向う。
昨夜のお燈祭が行われた「神倉神社」が正面の山の山頂付近に見える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新宮から尾鷲へは高速道を利用しても1時間以上かかる。熊野市内の熊野灘を見て走る。この景色が好きだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて尾鷲市内に入ると正面に 今日の目的の天狗倉山(てんぐらさん)が見えてくる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
登山口の鷲毛駐車場に到着。支度をして歩き出したのが10時半。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
歩き始めは 国道工事で破壊された世界遺産伊勢路の復元された道を歩く。
こういう復元を世界遺産の道のあちこちでやれば観光客がもっと増えるのになあ。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち 高野町石道、熊野参詣道小辺路、中辺路、伊勢路の大半が
林道工事や国道工事で破壊しつくされている。大辺路に至ってはほとんど消滅していて、大峯奥駈道も
林道で破壊されたり、山道の維持作業の放棄で荒れ果てている場所が多い。
特に南奥駈は 新宮山彦グループなどのボランティアで なんとか維持されているのが現状だ。
奈良県、和歌山県の職員の程度の低さが 伺える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
などと考えながら歩いているとすぐに 昔の山道に入る。
この馬越峠部分は よく破壊されずに残ったものだ。
小辺路中辺路伊勢路の破壊された姿を見てきたものにとっては、この路は奇跡に近い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参詣道の雰囲気を楽しみながらゆっくりと歩く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夜泣き地蔵を過ぎる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前通りかかったときには、お地蔵様に哺乳瓶がお供えしてあったが 今日は子供のお菓子があった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大台ケ原ビューポイントを通過する。大台ケ原は今年は雪が少ないらしく、去年は真っ白だったが
今年は 白い部分が非常に少ない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
馬越峠に到着した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駐車場から一緒にお話をしながら登って来た方は、家族を新潟市に残して新宮市に単身赴任されているとか。
今日は休日なので この馬越峠から便石山(びんしやま)へ行かれるそうだ。
時間があれば私も行きたいのでとりあえずここでお別れした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
良く整備された登山道を進む。ボランティアたちの苦労が良く分かる道だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて行く手に巨岩が見えてきた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真下に来ると とてつもなく大きい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
巨岩への上り口は 反対側にある。この広場には、祠がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
祠には山岳修験道の始祖といわれる「役行者つまり役小角(えんのおづぬ)」がまつられており
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回初めて気が付いたが 祠の隣には なんと「高倉下」も祀られていた。
高倉下は 初代大和大王の「天の村雲」の 腹違いの弟で秦国人徐福の長男五十猛(後の香語山)と出雲王家の
「大屋姫」との間に生まれた。
昨夜のお燈祭の神倉神社の主祭神 でもあり、出雲王家の血を濃厚に引くお方なのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その2へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前夜は 新宮市神倉神社のお燈祭を見物して新宮市内に泊り
今日新宮から尾鷲へ移動して、天狗倉山に登りその後帰阪する予定だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天狗倉山 その1
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝新宮市を出発して尾鷲市へ向う。
昨夜のお燈祭が行われた「神倉神社」が正面の山の山頂付近に見える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新宮から尾鷲へは高速道を利用しても1時間以上かかる。熊野市内の熊野灘を見て走る。この景色が好きだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて尾鷲市内に入ると正面に 今日の目的の天狗倉山(てんぐらさん)が見えてくる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
登山口の鷲毛駐車場に到着。支度をして歩き出したのが10時半。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
歩き始めは 国道工事で破壊された世界遺産伊勢路の復元された道を歩く。
こういう復元を世界遺産の道のあちこちでやれば観光客がもっと増えるのになあ。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち 高野町石道、熊野参詣道小辺路、中辺路、伊勢路の大半が
林道工事や国道工事で破壊しつくされている。大辺路に至ってはほとんど消滅していて、大峯奥駈道も
林道で破壊されたり、山道の維持作業の放棄で荒れ果てている場所が多い。
特に南奥駈は 新宮山彦グループなどのボランティアで なんとか維持されているのが現状だ。
奈良県、和歌山県の職員の程度の低さが 伺える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
などと考えながら歩いているとすぐに 昔の山道に入る。
この馬越峠部分は よく破壊されずに残ったものだ。
小辺路中辺路伊勢路の破壊された姿を見てきたものにとっては、この路は奇跡に近い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参詣道の雰囲気を楽しみながらゆっくりと歩く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夜泣き地蔵を過ぎる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前通りかかったときには、お地蔵様に哺乳瓶がお供えしてあったが 今日は子供のお菓子があった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大台ケ原ビューポイントを通過する。大台ケ原は今年は雪が少ないらしく、去年は真っ白だったが
今年は 白い部分が非常に少ない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
馬越峠に到着した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駐車場から一緒にお話をしながら登って来た方は、家族を新潟市に残して新宮市に単身赴任されているとか。
今日は休日なので この馬越峠から便石山(びんしやま)へ行かれるそうだ。
時間があれば私も行きたいのでとりあえずここでお別れした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
良く整備された登山道を進む。ボランティアたちの苦労が良く分かる道だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて行く手に巨岩が見えてきた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真下に来ると とてつもなく大きい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
巨岩への上り口は 反対側にある。この広場には、祠がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
祠には山岳修験道の始祖といわれる「役行者つまり役小角(えんのおづぬ)」がまつられており
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回初めて気が付いたが 祠の隣には なんと「高倉下」も祀られていた。
高倉下は 初代大和大王の「天の村雲」の 腹違いの弟で秦国人徐福の長男五十猛(後の香語山)と出雲王家の
「大屋姫」との間に生まれた。
昨夜のお燈祭の神倉神社の主祭神 でもあり、出雲王家の血を濃厚に引くお方なのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その2へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます