アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

冬晴れで眺望絶景の岩湧山 2014年12月10日

2014-12-29 23:57:02 | 岩湧山の四季
朝から良く晴れ上がった冬の日に、岩湧の森へ出かけた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「急坂の道」を登り約1時間で山頂トイレに到着。山頂を見上げるとすばらしい青空だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

丸太の階段を上っていく。青空が目にまぶしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あちこちに残る 先日の雪(12月2日)の名残の雪だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山頂付近では何人かのグループがお弁当を食べているようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

萱の穂が風に揺れて、太陽に輝いていて とてもきれいだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天気はいいが、大阪湾方面は 工場地帯の煤煙がひどいのか、霞んでいて、淡路島さえ見えない。
煤煙の上に僅かに頭を出す「六甲山」が見えている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

西の方、三国山を見ながらそのままダイヤモンドトレイルを歩いて山を降りる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いつものお弁当広場で、正面に大阪府最高峰の「南葛城山」を眺めながらお昼を頂く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

再びダイトレを登り返して山頂へ向う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日は天気も良く、南東方向は 煤煙もなく、すばらしい眺望だ。
世界文化遺産「大峯奥駆道」がはっきりと見える。
山の襞までみわけがつくなんて 年に数回しかないことだ。
正面に 近畿地方最高峰の八剣山が見える。左右に弥山、明星を従えて堂々たる山容だ。
どこかのわけの分からんおっさんが「百名山」なる本を書いたときにこの山を「大峰山」
と間違えた山だ。通常大峰山とは関西では「山上ヶ岳」のことを言うし「大峰山」と言う名前の山はない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

未だに女人禁制を守る 世界遺産「紀伊山地の参詣道ー大峯奥駆道」の山上ヶ岳。
その右は去年の厳冬期に 私が氷の斜面のトラバース中に誤って雪庇を踏んで滑落した
「女人山上ヶ岳」と呼ばれる「稲村ヶ岳」だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一番右が 右にオーバーハングした形の「行者還り岳」だ。
「役行者」がこの峰で修行していたときに、南から北へ(左から右へ)進もうとして
そのオーバーハングした斜面をどうしても越すことが出来ずに引き返したという山だ。
その左の山塊は夢かなり手前の「バリ小屋の頭」と呼ばれる山塊で 奥駆道ではない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奥駆もこのあたりまで来ると もう吉野で、大天井ヶ岳だ。
この山を右に降りたあたりに「五番関」という「女人結界門」があり、女性はそこから南へは奥駆道を歩けない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奥駆道の東側には吉野川源流部の谷があり、国道169号線が走っている。
その更に東側に「台高山脈縦走路」があり、スタートの「高見山」がはっきりと見えている。
ゴールの「大台日の出が岳」は奥駆の峰々にけられて見えない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

岩湧山から奥駆の山上ヶ岳、八剣山あたりまで直線で約40キロ程度だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピンクのラインの左に岩湧山がある。
奥駆道の「大普賢岳」近辺は、手前の「稲村ヶ岳」にけられて 見えない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

弥山と八剣山の間に「頂仙岳」が見える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんなにくっきりと奥駆の峰々が見えるのはきわめてまれなので、何時までも見とれていた。
あと生駒山の延長上に「伊吹山」が見えたが写真には写せなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー