怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

長崎原爆投下の日(日記調で)

2005-08-09 11:33:35 | 戯言
昨日本屋へいった。
久々にいくと長くなる。2時間はいただろうか。
やはり、この時期、第二次世界大戦からみのものがたくさん平積みになっている。
へんないい方だが、私は結婚して、親戚に長崎の被爆者をもつことになったが、そんなことでなくても日本の夏はやはり戦争について思い起こすことは必要な気がする。
世界と日本とを対置させて考えもできるだろうし、歴史に思いを馳せてもよいし、自分に繋がる祖先を想像してもよいだろう。
もちろん、戦前へ思考がいくのもありだが、この8月という月は、そういう月だという感触は私の実感としてこれからも続くだろう。

夏は汗、終戦、原爆、甲子園。
食べるなら、ウナギ、そうめん、かき氷。

今日から夏休み。
私と息子だけで実家(男がこの言い方はヘンだが)へ、カミさんは法事をかねて、姉とともに、親のいない実家へ。
おなかに双子が宿っている。少々不憫だが、無事にやってきてほしい。
今年は複雑な気持ちが続くなぁ・・・。

校内LANとは驚いた!(が、導入は待たれるのか?)

2005-08-08 15:28:21 | 教育
公立学校の校内LAN整備率44%、最悪の東京は12%(NIKKEI NET8月2日)

私は東京なのでこの数字に一応驚いた。
東京は最悪なんだ!へえ!である。
私の所属自治体は都内でも有数の貧乏自治体で有名なのに、一応、LAN仕様のパソコン室をもっている。
しかし、記事をよく読むと、「校内LAN」とある。
こりゃ、お茶大付属のようなアクセス可能なポートを常設している教室をもっている学校のようなイメージだろうか。
へえ!他の府県ではそんな学校があったりまえーなのか!
ま、とりあえず
>政府が中期的な整備計画で掲げてきた「2005年度末に100%」の達成は到底無理なことが2日、文部科学省の実態調査で分かった。
とあることは、予算の強化案がだされる可能性があるのかな?
しかし、以前から主張しているように、各自治体にIT対策のSEなりNET管理者をおくなどしてくれないと、現場負担が多すぎて困ってしまう。
ウィルスソフトのバージョンアップさえ自動じゃないのだから参ってしまう。
(こんな大企業ないよなー)

>政府は2001年度から策定している通信インフラ整備計画「eジャパン」で、最終年度の今年度末に校内LAN整備率をほぼ100%にすることをうたう。必要な経費(今年度は2150億円)は地方交付税に盛り込むが、学校情報化をどう進めるかは各自治体の判断に任されている。

こんな予算、都内の小中の頭数で割ったら、藻くずだよな。
校内のパソコン切り替えだってあるのだし・・・ね。
しかもウィンドウズマシンは管理しにくいし、使いにくいったらありゃしない。
(Win Meが導入されていて、泣いている学校は多いよー!)

>都道府県別で整備率が最高なのは岐阜で、88.6%。富山の81.8%がこれに続く。

この自治体って、パソコン使った授業の実際はどうなのかな?ちょいと気になる。
帯に短したすきに長しが小学校パソコン導入の現状なんだよねぇ。(って、もう10年!)

スクール・オブ・ロック

2005-08-07 23:37:15 | 映画
古いねーと言わんでおくれ。
子育て中で、映画館へいけず、ビデオも深夜に起きてみれる体力があるときしか見れないのだから。
で、夏休みとかは観まくるのよ。
最近ギターを購入したので、今夜観たばかりで熱の冷めないうちにコメント。

いやーおもろかった。
ジャック・ブラックは前から音楽が絡むとおもしろかったので期待していたが、ギター弾きまくりがグレート。
思わず俺もSGを小わきに抱えて観ちゃったよ。
ストーリー展開ははっきりいってアリエネー!し、有り体の展開に結末もミエミエなのだが、子役のプレイが堂に入っていたし、ブラックのきわものキャラも全開、力技でラストステージにもっていかれてしまった。
おいおいブラック!やっぱ最後はAC/DCかい!ってところで爆笑。
「やっぱロックはこれだね。」の楽しさでスカッとさせてくれる演奏で煩悩消沈。
あーすっきりした。
以上でも以下でもないレベルです。はい。

因に、映画館で観た同僚は、とにかく観てくれ、yoさんには観てもらわないと!の一点張りだった。
そりゃぁ、否定しがたい相似点が大杉。よくわかった。
この点が、ちょっと個人的にはイタイが、今夜はこれで、おやすみなさい。

ホントにやるの?教員免許更新制度

2005-08-06 21:10:31 | 教育
現職教員は適用対象外 新人、10年ごとに免許更新(yahoo!ニュース:共同通信)

何が原因で、どのような経緯でこのようなものを決めてるのか、わかっているのだろうか。
また、そんなことをして、いったい誰が苦しみ、つまらん責任転嫁が行われ、莫大な予算と、無駄な人力がかかるということがわからないだろうか。
ましてや、これから期待をかけられる新規教員への負担を増やして、バカなことだと思う。

今の教員は新規採用後5年くらいは研修漬け。しかも非常に効率悪く、無意味な時間(学級経営を邪魔されるという意味では悪い意味かも)を過ごしているのに、異動して、さあがんばるぞ!ってくらいには目先にこの更新が近付いているのを意識するのだろうな。
10年次研修をこれに切り替えるつもりかな?
どちらも大変な現場負担なのに。

だいたい講習で人を量れるのだろうか。
教員免許更新制導入の動きを慎重に見守る
でも書いたが、教員の本質的な意味での資質向上にはまったくつながりようがないのではないか。
また失策の臭いふんぷんだ。

教育をテーマにしたテレビドラマ(女王の教室論議から)

2005-08-05 09:55:55 | 戯言
今までに熱中先生やら金八先生、スクールウォーズ、ゴクセンだけでなく、古くはフィルムの「教育は死なず」だとか、教育現場のいろいろなドラマ化がなされてきた。
私はその全てを見つくしてきたわけではない。
今回の「女王の教室」などはホントに少ししか見ていない。
ただ、周辺のいろいろな談義を聞いているとやるせない気持ちになる。

昔話をしたい。
私の中学時代はいわゆる不良の形骸化まっさかりの時代で、なめ猫なんてキャラも生まれた時代。
いわゆる不良はファッションだったが、上の世代にとっては「生き方」に近い部分もあり、様々な影響で争いごとが絶えなかった。
尾崎豊の歌に「・・・校舎の窓ガラス壊してまわった・・・」というのがあるが、そんなのが三日ごとに起こるようなそんな殺伐とした雰囲気の時代だった。
(人によりけりだろうが、私にはそうだった。)
学校での授業は、成立しているものが少なく、身の危険を感じる学校に、いきおい不登校の道へと進んだ。
突然、担任は「登校拒否児!」とののしるように言った。
私は学校に行けなくなっていたのだ。
行くと正門で吐いたこともあった。身体まで拒否反応を示していた。
休み時間に集団で脅されて、帰ったこともあった。家に引きこもることが増えた。
これは私だけに限ったことではなかった。
当時の先生は体罰でしめていた。私も理由なく殴られたものだ。いい記憶は残っていない。
内申書はガタガタで、内申書を重視しない私立高校にしか進めなかった。
25から26歳くらいになるまで、中学時代が悪夢としてついてまわり、夜中によく叫んで起きた。
「不登校」という言葉が普及したのは、私がつらい中学時代を終えてからである。

私はテレビドラマというのは信じない。
なぜなら、たいして下調べをせずに、視聴率をねらって作っているからだ。
エンタメであるし、表現であるのだから、その存在自体は否定しないし、私も楽しんでみる気分で見ればみれないことはない。
ただ、それを元に、リアルな物を考える人へは幻滅しか覚えない。
いや、縁側で話すよた話なら、「はいはい」と笑って聞き流せるが、まるでそこからリアルな物言いができるようなことを言う輩には「目を開いて物を言えよ」としかいえない。
ある意味、リアルを目指した金八先生シリーズでさえ、あの世代には酷な話だよな、という部分を感じる。
スクールウォーズなんてのは、はっきりいって弱者を切り捨てているとしか思えないドラマだ。

女王の教室談義を横目で見ていると、なんかやるせない。
きっと、よく自分を見つめている子どもには「何、おくれたことをドラマにしているんだよ。」と思われている。
そんな気がする。
(だって、ひいき目に見ても、過去のことをモデルにして製作されているのでしょう?)
そして、現場に立つ人間としては、ドラマから学ぶことはたいしてないし、リアルを見つめるしかないんだよとつぶやくしかない。
「いじめ」の問題一つとっても、よほど他の情報源の方がリアルで示唆に富んでいる。