怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

PJ諸尾という人は与太者か?

2005-08-20 18:11:30 | 戯言
元ネタ「先生、忘年会予約しました? 【PJニュース 07月27日】

この人の論理展開は凄まじい偏見に満ちている。
話の発端は、半年前に忘年会を予約する先生は形式主義に陥っていて、お役所仕事的に物を考えている輩だと印象づけている。
そして、たまに話をする(おそらく特定の)学校の先生からの情報・印象をもって、「学校は正しい手順や内容(のみ)を教えている」とし、その結果は「理解できたか、人格形成」などは責任をもっていないと決めつけている。
果ては「学力低下もニートも、先生たちは結果に対して責任を負わず、方法が正しいから責任がない(先生が思っている)と感じてしまいました。」とくる。

言語道断とはかくの如くありやである。
各論的批判は5時から先生すくーるなぶろぐく小学校校長のお仕事に、すでに多くのことが書かれているのでゆずるが、それとは別に感じている部分を書いてみたい。

私は以下に自分の意見も付け加え、ライブドアに抗議したい。
私立学校や予備校、塾と比較しているところだけを鑑みても、成果主義や新保守的な考えだけで教育を語ろうとする偏見の持ち主か、単なる与太者かわからないPJ諸尾という者は、少なくとも公立と私立のになってきた役割の違いや、学校と予備校、塾の機能の違いが理解できないか、勉強を怠ってきた相当に頭の悪い記者であろう。
ライブドアはこのPJを用いた結果責任はどうやってとるのだろうか。
公立教師の信用を失墜させかねない放言で、名誉毀損も甚だしいと思うのだが・・・。

因にこのPJ諸尾の記事をもう一つみつけました。
教員免許に更新制度を 【PJニュース 08月10日】
あーあ。この人、素人だから仕方がないとはいえ、記事を書く公平性も論述性もない無能なんだなぁ。
この記事にもいくつかコメントを返したいが、ここでは大きい点のみ。
(1)「免許更新を全ての教員を対象にしろ」という主張と受け止めてみると、その必要性は、諸尾のこの文によれば「問題教員の排除」にある。
(2)論理のバランスをとるようにとの配慮か「熱心な教員が評価され、活動しやすく制度の充実も必要」といっている。
が、(1)と(2)が実際的には背反する部分があるということに気付いていない。
つまり、人材活用について、具体的にイメージができていない。
加えて、「他の業界などで社会人としての経験のある人に「特別免許状」を与えて、あらたな人材を教員として登用したり、教員免許の更新制度導入など、教員の人的流動性を高めることは、学校教育の向上につながると考えます。」といってしまっているのだから、現場を人的な混乱に陥れても、最初の記事のように、「手順、内容」に偏って責任を放棄する教員がでないとイメージしているのだからお笑い草である。
こんな人が、個人のブログレベルならまだしも、一般記事よりはレベルが低いといっても「Livedoor News」を語って記事として公にしていることは危険きわまりないと思う。