怒りのブログ

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手のひらを

2011-09-30 06:07:21 | 教育
放射線教育を強化、測定器2千台購入へ…文科省(読売新聞) - goo ニュース

こういうのを「手のひらを返す」というのだけれど、コレにより、再々再度(何回「再」をつけたらいいのか)の現場プレッシャー増である。
文科省の役人が直接各学校を回って、土日にでも普及してみろといいたい。
すぐに「教育」の名前を課す点も気に入らない。
「教育」というけれど、所詮「知識の普及」程度で考えているのだろう。
そういう点も透けて見えるので、文句の一つもいっておきたい。

今回の事故から学ぶ。
事故の原因や背景にあるものを生活に即して学ぶ。
それはとても大事なことだけれども、「これをやれ」というところから始まるのではない。
こういったことを繰り返すほどに「教育」ってなんだという懐疑が静かに膨らむのだと思う。

しかし、2000台でなんとかしろって・・・。

(以下、引用)
放射線教育を強化、測定器2千台購入へ…文科省
読売新聞2011年9月29日(木)09:20

 文部科学省は28日、学校での放射線教育を強化するため、学習用放射線測定器を2000台購入するなど原子力教育支援費7億4000万円を来年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。

 国のエネルギー政策見直しを受け、原発の安全性や利点を強調してきた従来の教育内容を改め、リスクや短所も客観的に理解できる放射線の知識普及に転換する。

 同省は今年度、原発見学会費用などを自治体に助成する交付金(3億5000万円)など8億2000万円を計上していたが、福島第一原発の事故後、安全性を強調してきた教育内容に批判が集まった。一方、福島県からの避難者への嫌がらせが相次ぐなどし、放射線の正しい知識を子供に教えるべきだとの声が自治体や学校からあがっていた。

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