怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

秘密保護法案成立に反対する

2013-12-05 00:31:12 | ニュースから
秘密保護法案、今国会成立へ…参院委で5日採決(読売新聞) - goo ニュース

この法案のデメリットを越えるメリットはまったく見いだせない。
修正をしても本質的に変化することがないという設計段階があり、修正する方向でもダメだ。
廃案の1点しかない。

阿呆な例えで申し訳ない。

例えば、ヴォルデモートを「名を口にしてはならないあの人」と言い換えねばならない、その情報もそういった意味で伏せ字だらけになっていた、ハリーポッターの出だしの世界観を想像してほしい。
想像の世界が嫌ならば、某国の漁船が海上保安庁の船に故意に衝突したシーンを流出させた内部の人を思い出してほしい。それがもし、この法律によって締め付けが厳しかったら、あんな情報流出があっただろうか・・・。
たくさんの内部告発的なスクープを思い出してほしい。
内部告発をしただけで、それを報道しただけで、それらの当事者が裁かれる世界を想像してほしい。
それでいいのか?

もっと深刻な例で言えば、福島原発の隠蔽を、我々教育界の隠蔽体質を肯定するのか?

そんな暗い世界を望むのかを想像して欲しい。

情報が政治的な思惑で伏せられるのは、それは既に日本は経験済みのハズ。

こんなバカな法案が成立する世の中は、いっそう諦観が渦巻くだろう。

利権を貪っていた自民党ではない。
安倍内閣は、以前、教育基本法、関連三法を改悪した。
改憲も口にして止まない。

今や、「着地あり」の審議を言ってはばからない。
つまり、審議や反対意見の大きさなどは無視して、強行採決でいこうといっているのだ。

各界、まさに千差万別の各界からの反意を無視して、国民の半分にも満たない支持の政党が、違法な選挙制度下で得た多数派のくせに、言語道断を決め込もうとしている。

12月5日は、諸外国からも危惧の念が伝えられる中、日本が安全装置をもたない危険な銃のような国になるという日になる可能性が高い。

今まで、こんな馬鹿げたことがあっただろうか?

今、反対の声を上げたい。
治安維持法並みに非人道的になるであろう法案に絶対反対!


(以下、引用)
秘密保護法案、今国会成立へ…参院委で5日採決
読売新聞2013年12月4日(水)22:07

 安全保障に関する機密情報の漏えいを防ぐ特定秘密保護法案は、5日の参院国家安全保障特別委員会で採決され、6日の国会会期末までに参院本会議で可決・成立する見通しとなった。

 自民、公明両党の幹事長らが4日、東京都内で会談してこうした日程を確認した。民主党など野党は反発しており、与党は国会が混乱した場合、短期間の会期延長も検討している。

 安倍首相は4日、国会の党首討論で、同法案について「議論は丁寧に進め、どこかの段階で終局させなければならない」と述べ、今国会で成立を目指す考えを改めて示した。

 首相はまた、法が適正に運用されているか監視するため、〈1〉各省次官らで構成する「保全監視委員会」(仮称)〈2〉外部有識者らによる「情報保全諮問会議」(仮称)――をそれぞれ設置する考えを示した。特定秘密にあたる公文書を廃棄するか否かを判断する審議官級の「独立公文書管理監」も新たに置くとした。法律の運用を3重体制でチェックするものだ。

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