怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

映画「第9地区」

2011-12-27 11:57:35 | 映画
映画館に年に何度いっているだろう。
DVDになった映画を年に何本見れるだろう。

子育て世代は忙しい。
そんな労力や時間を費やすのにも、それなりのエネルギーが必要だ。

第9地区の宣伝映像を見たのはいつだったろうか。

ようやくレンタルで見た。

この手のものは、家で見るのも躊躇される。
メロウなものも困るのだけれども、過激な映像、それなりの音響が入るので、独りで見れるときしか見れない。

この年末に映画館に出かけようかとおもったけれど、結局家で見るものを選ぶことにした。
それで、いろいろあったのだけれども、たまたま目についたのがコレ。
「見たかったんだっけ。」と記憶を辿りつつレンタル。

宣伝映像と本編の印象にズレがあるのはいつものこと。
それでもアイデア一発という点でのブレはなかった様に思う。

そのアイデア以上に、映像としての説得力や物語の構成としてムリが少なく、静かな最後がほどよく重たく残る良作品だった。

たしかに年齢制限は当然の殺伐さが映像として挿入される。
その点はちょっとという趣はあるのだけれど、そこをさっ引いて肯定されるテーマは浮き彫りになっていたと思う。

あえていえば、SF作品というカテゴリに違和感が少しでもある人には向かないだろうと思う。
スターシップトゥルーパーズみたいな気持ちの悪さは残る。
早くこういうスプラッターな映像からSF作品は逃れてほしい気持ちは私にもある。

年末に、もうちょっと爽快な映画をみたいという気にさせられた意味でも、個人的にはちょっと映画欲求が方や満足し、方やいい意味で不満足を残した。
残日、どうすごそうか。

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