怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

今回の災害のこと

2011-04-10 02:39:36 | ニュースから
児童の7割が死亡・不明の大川小で保護者説明会(読売新聞) - goo ニュース

当事者の方々の悲しみと苦しみと様々な決意とを想像するに、言葉がない。
私事と比較してしまうだに、自分の小ささを感じるのみだ。
私も人の親であり、教員であるから、もし自分がこの立場であればと思うと涙さえ出てくるが、それさえ書く事もはばかられて仕方がない。
でも、今まで、こうしたことへの言及をそうして避けてきただけに、一つだけでもという思いで書いてみている。

あの日、子どもと夜の学校で過ごす時間があり、子どものおびえた表情、不安げな表情、こわばった面持ちで向かえにこられた保護者の方々、その後のことも含めて、都内でさえ、私の身にさえ様々なことがふりかかった。

でも、このような悲しみに押し流され、心身を冷やされたことを聞くにつけて、もう言葉がでない。

他方、
この悲劇的な災害を、まるで時代の契機のようにいう言論があるが、どうかしているとしか思えない。
天罰石原などは何をかいわんやであるが、それ以外の人たちにも、ときに、神経が通っているのかと思うばかりだ。
他者を非難していても始まらないが。

我田引水のための尻馬論議には辟易するけれど、他方、様々な支援を具体的に送ったり、実際にボランティアをしたりという活動が支えているものに、何らかの形で参加し、関わりたいのは、そこに希望を寄せたいからだ。

現地では火事場泥棒も出ているという。

そういった困難なども含めて、助け合ったり、生き抜いたりする力を出すにはどうしたらいいのだろうか。

そのまた一方で、
東電の情報の問題というのは、様々な既成の課題を含んでいると思うのだけれども、緊急時でもこういった課題を克服できないということは、今後の糧にしていかないとならないのではないかなとは思っている。

まったく感情的でまとまらないが、一言だけでもということで、以上。

(以下、引用)

児童の7割が死亡・不明の大川小で保護者説明会
読売新聞2011年4月10日(日)01:44

 東日本大震災で全校児童108人の約7割が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校の保護者説明会が9日、同校近くの市立飯野川第一小で行われた。

 児童の保護者らが「被災状況を詳しく知りたい」と要望していた。

 説明会は午後6時半から開始。同市教育委員会によると、死亡・行方不明になった児童の保護者や教職員の家族計97人が出席し、学校側は、柏葉照幸校長と、津波に襲われた際、同校にいた教職員11人のうち唯一無事だった男性教諭が説明にあたった。

 当初は、柏葉校長が教諭から聞き取った内容を説明する予定だったが、教諭が「自ら保護者の方に説明したい」と申し出たという。

 会の冒頭には出席者全員による黙とうが行われ、市教委の今野慶正事務局長が「安全であるはずの学校で、多くの尊い命が失われ大変残念。遺族の方への説明、対応が不十分であったことを深くおわびする」と述べた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。