怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

Hay Ma(James)2008.04.07

2008-03-31 14:27:52 | 音楽
日本で人気がない洋楽アーティストというのはたくさんいるけれども、Jamesもそう。
今回の復帰作などは情報がない、日本版の発売がない、まったくほかされている。
2008.04.07にUK版が2008.04.15にUS版が出る予定だそうだ。
気が早いが嬉しい情報を得たのでメモリ。

でも熱心なファンは日本にも居るのだけれどなぁ。
私のように。

新作「Hay Ma」は巷への露出が二、三曲しかないので全体はわからないけれども、James節は当然で、アレンジがスケールを大きくして彼らなりの「ウリ」が出ていると思う。
ファンとしては買いだなぁ。

Jamesは傑作アルバム「Seven」から入った口だけれども、彼らのストロングメロディといいたくなるような力強い楽曲群には敬服するばかりだった。
ギターバンドなのだけれども、効果的にホーンを配し、ティムの伸びやかなボーカルが強調されたアルバムだったと思う。

考えてみれば、晩期の名曲Sometimeはワンコードのフレーズのみという実験作なのだけれども、ティムの縦横無尽なメロディ主張で感動的に仕上げられているし、ヒット曲Say Somethingは3コードの反復のみなのにドラマティックにもっていってしまう。
Jamesはメロディが冴え渡るアーティストだといえる。

もちろん、他方でRunagroundのような複雑なアレンジだけれどもキャッチーなメロを際立たせたり、アルバムWah Wahに代表される実験的なサイケやダンスなどの試みもちゃんとポップに転化できていたりする。

ティムは1960年生まれと聞いているが、まだ、彼のつややかで憂いを帯びつつもハイトーンで明るい歌声を聞いていたい。
復帰したならば長くやってほしいものだ。

そして、いつの日か、来日を果たして欲しい。

さて、先のQueenadreenaもそうだが、90年代初頭に花開いたアーティスト連中の重要バンドが復帰、来日を果たそうとしている。
一つはJAMCことJesus & Mary Chain。
もう一つは奇跡と呼べるMy Bloody Valentine。
2008年は私にとっての1991年の回春になりそうだ。

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