怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

JRの事故。全てをつなげるつもりもないけれど。

2013-09-23 22:11:37 | ニュースから
脱線現場担当部署が最多=レール異常の放置23件―国交省、特別監査実施(時事通信) - goo ニュース

テレビでも特集的な取り上げ方をされていた。

でも、古い話で恐縮だけれども、JR民営化から、この手の話は脈々と続いていると私はみている。

テレビ報道で、その昔、路線管理をやっていたこともあるという大学教員がインタビューで、
「考えられないほどだ。」
というような主旨を述べていたけれど、本当にそうなのか?と問いただしたい。

線路幅に異常があったら2週間程度で補修できるように、報告や補修作業があったはずだとしながらも、それらのルールが形骸化していたと・・・。
いや、それはそういう人の配置や労務の管理側の責任で、そういったことがなされないような雰囲気が醸成されていたと考えるのが普通ではないのか?

これで現場の何名かが処分されるだけの話だったらおかしいだろう。

以前、関西方面の福知山線での脱線事故などでも強調されていたけれど、「民営化」が残した傷跡が、やはり安全面に出たのではないのか?
そういう経緯を当たらなければ、あのときのことから学んだ対応とは言えないと私自身は思っている。

こういう大きな事故の背景に、そこで働く人たちの本当の声をきかせてほしいものだ。

普通に考えて、脱線が想定できるのに、上司に報告がなされないということは、現場感覚ではありえない。
そこにあるのは、現場の努力をないものにする何かでしかないと考えるのが普通の感覚だと思う。
この事故の裏はきっとあるのではないか?

私の仕事に関しても触れておこう。
きっと似た状態だ。
安全対策だとか上から目線でいっているのは、管理上のお為ごかしで、金も人も適切な現場の要求を無視した経済効率優先の観念が前提なのだ。

上から下りてくるほとんどの施策が、現場無視でしかない。
人柱が立ってからでは遅いといっている人たちの口を塞ぐのに躍起な人が多い。
出世した人は、「嵐よ、我が去りしころに来たらん」としか思っていない。
バブルのころと変わらないんだよ。それは。

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