怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

世田谷区での教育の動き

2007-08-15 12:00:30 | ニュースから
「古典の音読」を推進しようとする動きのある世田谷区。

先に、児童による学校の放課後利用を推進してきた様子から察するに、かなり教委主導で全体主義的に改革が進められている匂いがする。
(しかも無用なものを。)

この記事からは、「方丈記音読」と「三つの目的」の関係はよくわからない。
つまり、記事からは具体的な内容は伝わらないということになる。
産經新聞というのはこういった(不当な)イメージ戦略をよくおこなう気がする。

ただ、「日本語」と銘打ち、そこから派生したり擦り合わせたりするのならば、目的に適合するかもしれない。

しかし、「国語」ではなく「日本語」となっているのだから、そこの中心は、目的にある
「コミュニケーション能力」

(古典の)「音読」
ということになるだろう。

果たして、それで
「深く考える」
を達成することは可能だろうが(音読では無理だろうが)、「なぜそんなことで学ばなければいけないのか」という動機は見えない。

お役所が主導するということは、こういうことになるのだろう。

お手並み拝見というところが現時点。
つき合いたくない、異動したくない、そんな場所がまたできた気はする。
(来てくれとはいわないだろうが・・・)

にほんブログ村 教育ブログへ

「日本語」学ぼう 世田谷区が新教科公開(産経新聞) - goo ニュース2007年8月14日(火)03:59

 世田谷区が今年4月から小・中学校で実施している全国初の教科「日本語」の公開授業が、世田谷区民会館ホールで開かれた。区の教育フォーラムの一環として披露され、小学6年生28人が鴨長明「方丈記」の冒頭を日本語のリズムを楽しみながら音読した。
 会場には教職員や一般区民ら約1000人の参加者が詰めかけ、パネルディスカッションなどを通じて「日本語」の成果や課題を探った。

 「日本語」は、区が構造改革特区の認定を受けて始めた独自の教科で、義務教育の9年間実施される。(1)深く考える
(2)自分を表現する能力やコミュニケーション能力の育成
(3)日本の文化や伝統を理解して大切にする態度を育成する-ことを目的にしている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。