ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

世の中0か1じゃないよ

2006-07-25 23:26:37 | つぶやき
全てを留保する - 矛盾のない状態を保つ思考マネジメント(デジモノに埋もれる日々)を読みました。

……麻雀でいうとですね、東1局0本場西家で

一三四六六八八②⑦5東南北 ツモ九 ドラ4

こういう配牌を見た瞬間に「この手はワンズのホンイツ!」と決め付けて、
5から切り出して二をカンチャンで鳴く人とかいますね。
この手でホンイツというのは、選択肢のひとつには入れてもいいですが、
それ一本に決め打つのは明らかに早すぎでしょう。

もちろんこれは比喩で、
言いたいのは「情報の価値をあわてて決めるのは失敗のもと」ということです。
わかりやすい例では松本サリン事件とか。
あれのおかげで、私は地下鉄サリン事件のときも、
マスコミに対して懐疑的でした(結果的には間違ってなかったんですが)。

人間というのは、できるだけ早く結論を出してしまいたがる生物らしく、
ある情報が自分にとって不利益でなければ、
深く考えずに信用する傾向があります。
しかし、それよりも信頼に足る情報を手に入れてしまったとき、
人間は意外と先に手に入れた情報を捨て去れなかったりするものです。
ツンデレみたいなものだと思ってください(えー)。

「初対面の印象最悪!」→「あんなやつ大っきらい!」→イベント発生→「あいつにあんないいところがあるなんて……」→「でも、今さら好きなんて言えないよぉ」

こんな感じで(笑)。
ようは、最初の自分の認識が間違っていたことを認めてしまえばいいんですけど、
さっさと思考停止してしまって「……に違いない!」と決め付けちゃっていると、
かっこ悪くて今さら手をひっこめられなくなるんですね。
それを避けるためには、元記事にあるように、
情報に対して「信用できる/信用できない」というデジタルな評価ではなく、
「おそらく信用できる~疑う余地がある~その可能性もある~ガセの可能性のほうが高い」といったアナログな評価を与えるべきなのでしょう。

しかし、すべての情報に対して真偽を留保してしまうと、
無限の可能性を想定しなければならなくなりますので、
実際にはある程度真偽を決め付けることになります。
重要なのは、真偽を決定付けるのを安直に行わないことと、
一度決めたことでも、それをひっくり返したほうが全体のつじつまが合うなら、
意地を張らずに覆してしまえる度量を持つことです。
まあ、それができれば宗教対立とか発生しないような気はしますが。
コメント (2)
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編集をやってみた

2006-07-25 00:30:46 | アニメ
さあ、ただいま週に一度のお楽しみ「となグラ!」鑑賞中です。
日曜日のつけやきば大会に山本関西さんがいらっしゃっていたのですが、
最初に言われたのが、
「なんやでんぼ君から聞いてんけど、
日和佐君、『となグラ!』にごっつうはまってるんやって?」でした。
でんぼ教さんめ、やってくれたなorz!
何でもコミックスのほうを買われたらしいですが、
山本関西さんの感想は「ラブひなと同じようなダメさを感じた」とのこと。
私は、ラブひなはぜんぜん合わなかったんですけどね。
まあ、感想はのちほどもう1回見てから。

さて、ぼちぼちHDDの容量が厳しくなってきたので、
「涼宮ハルヒの憂鬱」をDVD化しました。
おそらく人に貸し出すと思われるので、今回はCMをカットしてみました。
最初のうちは適当にやっていたので、
CMの頭が入ってたりしましたが、
のちに「一時停止して、コマ送りで調節」とかいう芸を覚えまして、
(つーか、最初にマニュアルを読めよ)
じょじょにつながりがよくなりました。
しかし、そのおかげで所要時間が1枚1時間ほど。
最後のディスクのファイナライズが終了したのが0時2分前。
あやうく「となグラ!」の録画にひっかかるところでしたよ、やれやれ。
それにしても、こまめに編集かけてDVD保存している人はすごいと思いました。
私なんか、自分で見るようなのはCMカットとかしませんし。
むしろ、あとから見るとわかってるやつは買ってますね(笑)。
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