ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

確かに時系列にそって放映しないほうがよかった

2006-07-04 23:32:17 | アニメ
「涼宮ハルヒの憂鬱」の最終話を見ました。
例によって朝からですが、やつはどうせリアルタイムで見たんだろうなあ……。

最終話までみると、シリーズ全体のバランスを考えるなら、
この話が最終話になるべきだということには納得しました。
「サムデイインザレイン」とかで終わってたら、
尻すぼみな印象を受けていたでしょうからね。
で、これを最終話にするにしても、
全体を薄く引き延ばすのではなくて、
時系列を無視して、間に小エピソードをはさむことにより、
未来の出来事すらも伏線に変えてしまった構成力の高さには脱帽。
最終話で、キョンがマウスを振りまわす姿を見て、
「こないだの長門かよ!」とは思いましたが、
本当はこっちの出来事が先で、
長門のほうがキョンのまねをしてたんだということにはすぐには気づきませんでした。
長門がキョンに従う姿は何度も見せられてきましたが、
まさかマウス操作までそうだったなんて……。
長門、おそろしい子!

最終話向けに残された「白雪姫」のメッセージは直球でした(笑)。
ハルヒに対して「元の世界もこんなに素晴らしいんだぞ」と伝えるための方法として、
キョンは白雪姫や眠り姫における王子様になったわけですが、
あのやり方は確かに万の言葉を重ねるよりもわかりやすいです。
そもそも「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品は、
「この世界はなんてつまんないんだろう。
そして、自分はなんてつまんない存在なんだろう」
という思春期特有の憂鬱(「雫」の長瀬ちゃんもそういうやつだったなあ)を、
「俺はお前を素敵なやつだと思ってるし、
お前のいる世界を素敵だと思っている」
という主観で打ち負かすお話なんですが、
この作品の素晴らしいところは、それを言葉で語らずに、
抽象化して伝えたことにあります。
ハルヒとキョンとが心の奥底で結びついていることは明らかですが、
それを「好きだ」と言葉にしてしまうと途端に陳腐になってしまいます。
あのふたりのつながりは、そんな一言では表現できないし、
現実に生きている我々の関係も、
たとえば「友達」とかいった一言で片付けられはしない。
「涼宮ハルヒの憂鬱」は、そういうことを私たちに伝えてくれたと思います。

で、終わってみるとやっぱりみくるちゃんは影薄かったんですが、
アテウマ萌えの私としてはそれはそれでよしと思ってます(笑)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶望を感じた瞬間

2006-07-04 13:04:34 | 雑記
事件は昨日、仕事を終えて(ほとんど仕事なんかなかったけど)帰ろうとしたときに起こりましたよ。

自転車に乗ろうとしたら、車でやってきたとある得意先の人から声をかけられました。
話を聞くと、こないだ納品した商品の中に漏れがあったとのこと。
げー、うちのミスだったら平謝りですよ。
というわけで、慌てて中に戻って伝票を確認する私。
しかし、伝票の中には「納品漏れ」と思われる品物はありませんでした。

発注漏れかよ!(笑)

ことがうちの責任ではないことが判明し一安心。
まあ、納品先は近所ということなので、とっとと作っちゃいましょう。





作る品物用のデータフォルダが見当たらないんですが?
そういえば、今日は今までのデータを別のHDDに移したっけ。
というわけで、そちらのディスクをあらためて確認。





よその得意先のフォルダもねえ!(えー)
どうやら、コピーをミスった模様。
そこの仕事は「前やったのと同じ仕様で」というアバウトな発注が多いので、
データがなくなるのはシャレになりません。
うわー、どーすんべー。

しかし、ここはあせる心中を抑えつつ、
さらに昔のデータを掘り出して、現在進行中の仕事を片付けます。
「いやあ、早いですねえ」とほめられましたが、
単にあわててただけですからっ!(笑)

そして、こんなことを書いていられるのは、
「データのコピー先を『さらに違う得意先用のフォルダ内』にしたせい」と判明したから。
データが出てくるまでは、ホント生きた心地がしませんでしたよ、やれやれ……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

釘宮+ツンデレ=勝利

2006-07-04 00:57:28 | アニメ
昨日、飲み会の前にとらのあなで同人誌を物色している際に、
「お気に入りの作家さんが、自分のわからないネタを題材にとられたとき困る」
という話をしました。
今回の場合、それはアイマスだったんですが、
「この子(伊織)は、声が釘宮でツンデレ」と説明したら、
なんかすごく納得してもらえました。やれやれ。

さて、今クールは見る予定のアニメ本数が減ったので、
声目当てであと1本くらいなにか見ようとは思ってました。
そこで、日曜日ちらりと新聞のテレビ欄を見ると、
すみっこのほうに「(新)ゼロ」という表記が。
「確かこれ、釘宮+ツンデレという勝利の方程式を採用している作品だったよね」
ということで、
放送開始日にちゃんと私の目に止まった運命(という名の偶然)を信じて、
「ゼロの使い魔」鑑賞開始。

見たところ、設定自体はベタだと思いましたが、
(主人公が異世界に飛ばされてボーイミーツガール)
出会った結果として主従関係の「従」にまわされるところ、
そして「主」になったルイズのキャラの立ちっぷりが、
じゅうぶん楽しめそうな予感を与えてくれました。
まあ、主人公がツンツンな女の子に仕える話というと、
最近では「ハヤテのごとく!」を思い浮かべるわけですけど、
どっちが先なんですかね。

ヒロインのルイズですが、その落ちこぼれっぷりが萌えであります。
自分の弱いところを虚勢でカバーしようとするあたり、
なんかGyu!ってしたくなります(笑)。
釘宮ボイスもそんなキャラにフィットしてますし。
エンディング曲は反則級ね。
こういうかわいい釘宮も聞きたいと思いましたが、
今ならカミュで補完できることに気づきました(笑)。

というわけで、期待を持ちつつ視聴継続。
ルイズの他には、長門的雰囲気を漂わせているタバサに注目してます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする