痛いニュース(ノ∀`):【高校野球】“振り逃げ3ランホームラン”で横浜高校がまさかの予選敗退
三振 - Wikipedia
ここで重要なのは「三振」=「アウト」ではないということで。
振り逃げというのは、だいたい三振したときのボールが暴投なり捕逸なりで、
大きくそれてしまったときに生まれますけど、
実際には「捕手がワンバウンドで投球を捕球した」ときは「正規捕球」ではないので、
打者は振り逃げを試みることができます。
(無死または一死で一塁に走者がいる場合は即アウトですが)
もっとも、捕手が打者走者にタッチしたり、一塁でフォースアウトにしたりすればアウトが成立するので、通常は問題にならないんですよ。通常はね……。
さて、「おおきく振りかぶって」の7、8巻を読むと、
巻末に野球についてのルールの説明がありました。
Q:「フォースプレイってなに?」
A:「ランナー1塁のときに内野ゴロが出たとしよう。このとき、打者は走者になって1塁に走ってくる。同じ塁にランナーはふたりいられないというルールがあるので、もといた1塁ランナーはそこを出て行かなければならない。こういうランナーをアウトにするためには、ボールを持った野手が、進塁義務のあるランナーよりも先に塁に触れればOKというルールがあるのだよ」
Q:「なぜタッチアップのときは、フライを捕るまで塁で待ってないといけないの?」
A:「そうでないと、満塁のときに高いフライ打ち上げたら、捕る前にみんなホームインしちゃうじゃん」
Q:「じゃあ、なんでインフィールドフライなんてルールがあるの?」
A:「先に書いたとおり、走者はフライを捕った時点で塁に触ってないと進塁できないんだけど、そうなると、フォースプレイが成立する無死走者1、2塁のときに内野フライが打たれたら、わざと落としてダブルプレーにするとかいう裏技が成立するじゃん」
などなど、わかっている人には説明する必要がないことなんですけど、
おお振りを読んでいる人の中には、
「選手同士のコミュニケーションを楽しんでいるのであり、野球のことは全然知らない」
という人(オブラートに包んだ表現)もいるのだということをあらためて気づかされたのでした。
そういえば、とあるお方も、
「一塁に行くと何かいいことあるの?」
という名言を残されておりますし(笑)。
おまけ:
サヨナラインフィールドフライとかいうのも